5月のゴールデンウィークなどの大型連休を利用してメキシコのカンクンに行ってみたい、と考えている人向けに、5月のカンクンの天候や気候の傾向、混雑具合などをまとめました。
さらに、この時期にこそぜひ行ってほしい、ベストシーズンのおすすめの見所3つも紹介します!
もくじ
カンクンの5月の天気と気候、服装
5月は、カンクンで「雨季」が始まるシーズンです。
しかし、雨季といってもまだスタートしたばかりなので大雨がザーザーと降り続けるということはめったにありません。特にゴールデンウィークの時期は、例年まだ雨季が本格的に始まっていないことが多いです。
まだまだ、真っ青な空と美しいカリビアンブルーの海を楽しむことができます。
冬の時期と比べるとかなり気温と水温もかなり上がるので、ダイビングやシュノーケリングなどの「海中を楽しむ系」のアクティビティにも最高の時期です!
海の透明度も抜群!!
混雑もなく、マリンアクティビティも予約が取りやすい時期です。
5月の平均気温、最高/最低気温
この月の、平均・最高/最低気温、降水量、雨が降った日の数、海の水温は、以下の通り。
- 平均気温:27度
- 最高気温:33度
- 最低気温:24度
- 降水量:28mm
- 雨が降った日の数:5日(/30日)
- 海の水温:28度
※2018年のデータです。
平均気温は27度ととっても過ごしやすく、最高気温も33度なので日差しに気を付ければ快適に過ごすことができます。
しかも驚きなのが、2018年の5月は乾季レベルで雨が少なかったこと。というか、なんと乾季1,2,3月よりもさらに降水量が少ないです。2018年は特別雨が少なかったのですが、例年5月は気候が安定しています。
降水量「28mm」ということは、東京で降水量の一番少ない月(12月:51mm)の約半分。雨が降ったとしても、夕方以降にざっと一瞬降っておしまいです。
海の温度は28度なので、「いつまで海に入っていても冷えない」くらいの温水。海で泳ぐには最高の温度です^^強い日差しもあるので寒くなることはないでしょう。日焼け止めは忘れずに。
また5月は日照時間も11時間とかなり長いので、冬と比べるとだいぶ長くカンクンのビーチを楽しむことができます。
おすすめの服装
男性はTシャツと短パン、女性はワンピース一枚で、履物はサンダルで十分です。
また、日差しや室内のエアコン対策として薄手の長袖が1,2枚あるととても便利です。
高級ホテルに泊まっている場合は、レストランに入る際に「ドレスコード」が設けられている場合もあります。
規定はホテルによって若干違いますが、カジュアルな服装に加えて、少しオフィシャルな服装(男性は襟付きのシャツとジャケット、長ズボンに革靴。女性はワンピースに羽織と、ビーチサンダル以外のヒール付きサンダルなど)も用意していくといいです。
ドレスコードのあるところでは、基本的にビーチサンダルNGなので、ビーチサンダル以外の靴も用意していきましょう。
あと、なぜか女性の服装基準で「ヒール付き」を要求してくることが多いですが、別にヒールのない靴でも大丈夫ですよ。わたしも普通のパンプスでオールインクルーシブホテルのドレスコードのあるレストランに行きましたが、大丈夫でした。
参考にできる天気予報サイト
カンクンの天気は、予想が難しく、天気予報が当たらないことで有名です。
ただし、わたしが今までにいろんな天気予報サイトをチェックしてきた中で、「比較的当たる天気予報サイトだな」と思ったサイトがあるので紹介しておきます。(↓)
Cancun Weather – AccuWeather Forecast for Quintana Roo Mexico(英語サイト)
航空会社のパイロットが参考にしている天気予報だそうで、かなり正確です。
「明日や2日後の天気が知りたい」という場合はこのサイトで天気予報を見てみるといいと思います。また、雨マークになっていても、一日中雨が降るわけではなく午後にザーッと降って終わりってこともあります。(このサイトでは、「See Hourly」というボタンを押せば1時間ごとの天気も見られるので、わりと助かります。)
5月は海で泳げる?
もちろん泳げます。
水温もとても安定しているため、海水浴に適した時期です!
ビーチの藻の状態
最近問題になっている「藻」の問題は、5月はあまり心配ありません。
なぜか2015年から、カンクンのビーチに大量の藻が漂着する事件が年に何度か発生し、藻が大量に漂着してしまった日には、ビーチは一面藻で覆い尽くされ、数日間は海で泳ぐことはできなくなってしまいます。
だいたい夏の終わり~秋にかけて発生しがちなので5月に被害を受けることはあまりありませんが、藻の漂着は不規則で予想が難しい現状です。
もし藻がやってきてしまっても、藻の影響を一切受けない「イスラムヘーレス(カンクンからフェリーで18分の島)」に行けば、100%絶景ビーチが見られるので安心してください。
ハリケーンは大丈夫?
5月は、雨季の始まりではあるもののハリケーンの来るシーズンではないので心配しないで大丈夫です。
ハリケーンは、毎年藻と同じくらいのシーズン(秋)にやってくることが多いです。
5月の混雑具合について
5月は、観光客の人混みはなく、のんびりとした雰囲気です。海外にはゴールデンウィークもなくバケーションシーズンでもないのでかなり落ち着いています。
「ビーチに人が溢れかえる」「ツアーやフェリーが満席で参加できない」なんてこともなく、アクティビティも即日予約で楽しめます。
気候と込み具合を総合的に見ると、天気がわりと良いのに全然混んでいない穴場シーズンといえそうです。
この月のホテル予約のヒント
5月は、ハイシーズンと比べるとものすごく予約が簡単になります。
さらに、少ない観光客の取り合い(供給過多の状態)なので、部屋の値段を一気に下げるホテルもあり、ハイシーズンでは考えられないほどお得に宿泊できる場合も。
満室になるホテルも少ないので、ホテルの選択肢もいっぱい。
ただし、大人気のホテルや狙っているホテルがある場合は1か月前(3月など)からあらかじめ予約をしておくのがおすすめです。
特にハネムーナーなどに一番人気のカンクンNo.1の「ルブランホテル」は、5月でも満室になることも多く、早めの予約(5月にルブランに泊まりたいなら、2か月前の3月までには予約)がおすすめです。
5月におすすめな見所とアクティビティ3選
5月は、雨季の中ではかなり気候がいい月なので、周辺の見所を巡るのがおすすめです。
雨が降るとしても、積乱雲が発生するお昼過ぎ~夕方以降なので、午前中はいつも気持ちいいほどの快晴です!
また、雨季にカンクンを楽しむヒントとしては、確実に晴れる午前中に見所巡りをしたりアクティビティを集中させるのがおすすめ。
特に5月にこそ行きたいイチオシの見所は、以下のとおりです。
①トゥルム遺跡
天気もよい5月には、遺跡観光も楽しめます。
トゥルム遺跡の中にある隠れ家ビーチも、この時期はとてもきれいです^^
ただし、昼間は日差しが強く気温も高いので熱中症リスクを抑えるために日差し対策はしていきましょう。
②ピンクラグーン(ピンクレイク)
ピンクラグーンとは、その名の通り美しい真っピンク色の湖です。最近「メキシコで一番写真映えする場所」としても有名になりはじめている注目スポットで、塩収穫のために自然を利用して作られた塩湖です。
ただし、年によっては塩の収穫が早めに開始され4月下旬には塩湖が丸ごとなくなってしまう場合も。
2017年は4月に水が抜かれ、2018年は8月終わりに抜かれました。
今度の5月はどうなるかまだわかりませんが、塩の収穫さえ始まっていなければ、5月は天気もいい日が多いので、ピンクラグーンを訪れるのにぴったりの月です^^
③セノーテ
5月には、透明度抜群のとても美しい淡水洞窟「セノーテ」でシュノーケリングを楽しむことができます。
セノーテは通年楽しめるカンクン周辺の目玉スポットなのですが、セノーテの水温は海水温度とは違い、常に20度を下回っています。
5月は、冬の時期と比べると水温はかなりやわらぎまが、長く滞在する場合はやはり冷えるので、現地でウェットスーツの貸し出しを利用するといいと思います。水着だけだと、ちょっと寒いかもしれません。
5月は、観光客も少なく、かつ乾季でいつでも太陽もしっかり差し込むので、セノーテを訪れるにはおすすめな月です。
ちなみに、透明度が高くて泳げるわたしのおすすめのセノーテは、「ドスオホス」です。
カンクンのベストシーズン
カンクンの(本当の)ベストシーズンは、こちらの記事でも紹介しているように冬の時期です。
カンクンの気候(降水量と湿度)と、混雑具合をまとめて図にしてみました。
5月は、雨季の中では降水量もかなり少なく、かつ観光客が少ないので意外とおすすめなんです。
ほかの月の天気情報
- 「カンクンに行く月がまだ決まっていない」
- 「他の月がどんな感じなのかも詳しく知りたい」
…という人は、ほかの月の天気情報・混み具合についての記事も参考にしてみてください!
カンクンの天気については、こちらも参考にどうぞ。(↓)
これからカンクン旅行の計画を立てる人は、こちら必見!↓