4月にメキシコのカンクンへ旅行したいと考えている人向けに、4月のカンクンの天候や気候の傾向、混雑具合などをまとめました。
さらに、この時期にこそぜひ行ってほしい、ベストシーズンのおすすめの見所3つも紹介します!
もくじ
カンクンの4月の天気と気候、服装
4月のカンクンは、天候にも恵まれて海も美しいベストシーズンにぎりぎり食い込みます!!
まだまだ乾季が続くので、雨もあまりザーザーと降ることもなく、真っ青な空と美しいカリビアンブルーの海を楽しむことができます。
また、海の透明度も高く、1月や2月よりもかなり気温も上がるので、ダイビングやシュノーケリングなどの「海中を楽しむ系」のアクティビティにも最高の時期。
混雑もなくマリンアクティビティも予約が取りやすいので、なかなかおすすめです!
4月の平均気温、最高/最低気温
この月の、平均・最高/最低気温、降水量、雨が降った日の数、海の水温は、以下の通り。
- 平均気温:26度
- 最高気温:32度
- 最低気温:23度
- 降水量:27mm
- 雨が降った日の数:3日(/30日)
- 海の水温:27度
※2018年のデータです。
平均気温は26度ととっても過ごしやすく、最高気温も32度なので日差しに気を付ければ快適に過ごすことができます。
乾季なので、雨も少ないですね。何気に1,2,3月よりもさらに降水量が少ないです。2018年は特別雨が少なかったのですが、例年4月は気候が安定しています。
降水量「27mm」ということは、東京で降水量の一番少ない月(12月:51mm)約半分。雨はほとんど降りません。もし降ったとしてもパラパラで土砂降りということはありません。
海の温度は27度なので、「いつまで海に入っていても冷えない」くらいの温水。海で泳ぐには最高の温度です^^強い日差しもあるので寒くなることはないでしょう。日焼け止めは忘れずに。
また4月は日照時間も10時間と長いので、冬と比べるとだいぶ長くカンクンのビーチを楽しむことができます。
おすすめの服装
男性はTシャツと短パン、女性はワンピース一枚で、履物はサンダルで十分です。
また、日差しや室内のエアコン対策として薄手の長袖が1,2枚あるととても便利です。
高級ホテルに泊まっている場合は、レストランに入る際に「ドレスコード」が設けられている場合もあります。
規定はホテルによって若干違いますが、カジュアルな服装に加えて、少しオフィシャルな服装(男性は襟付きのシャツとジャケット、長ズボンに革靴。女性はワンピースに羽織と、ビーチサンダル以外のヒール付きサンダルなど)も用意していくといいです。
ドレスコードのあるところでは、基本的にビーチサンダルNGなので、ビーチサンダル以外の靴も用意していきましょう。
あと、なぜか女性の服装基準で「ヒール付き」を要求してくることが多いですが、別にヒールのない靴でも大丈夫ですよ。わたしも普通のパンプスでオールインクルーシブホテルのドレスコードのあるレストランに行きましたが、大丈夫でした。
参考にできる天気予報サイト
カンクンの天気は、予想が難しく、天気予報が当たらないことで有名です。
ただし、わたしが今までにいろんな天気予報サイトをチェックしてきた中で、「比較的当たる天気予報サイトだな」と思ったサイトがあるので紹介しておきます。(↓)
Cancun Weather – AccuWeather Forecast for Quintana Roo Mexico(英語サイト)
航空会社のパイロットが参考にしている天気予報だそうで、かなり正確です。
「明日や2日後の天気が知りたい」という場合はこのサイトで天気予報を見てみるといいと思います。また、雨マークになっていても、一日中雨が降るわけではなく午後にザーッと降って終わりってこともあります。(このサイトでは、「See Hourly」というボタンを押せば1時間ごとの天気も見られるので、わりと助かります。)
4月は海で泳げる?
もちろん泳げます。
藻の漂流も少なく、しかも水温も安定しているため、海水浴には一番おすすめな時期です!
波も比較的落ち着いており、小さい子供のいる家族連れには安心です。
ビーチの藻の状態
最近問題になっている「藻」の問題。
藻が大量に漂着してしまった日には、ビーチは一面藻で覆い尽くされ、数日間は海で泳ぐことはできなくなってしまいます。
なぜか2015年から、カンクンのビーチに大量の藻が漂着する事件が年に何度か発生しています。が、そんな藻問題はこの時期にはめったになく、だいたい夏の終わり~秋にかけて発生しがちなようです。
ただし、4月にも年によって少しだけ藻が漂流することもあります。が、景観が損なわれるほどではないので安心してください。
ハリケーンは大丈夫?
4月は、ハリケーンの来るシーズンではないので心配しないで大丈夫です。
ハリケーンは、毎年藻と同じくらいのシーズンと、秋にやってくることが多いです。
4月の混雑具合について
4月は、12月~3月まで続くハイシーズンが終了して、観光客の人混みは引き、一気にのんびりとした雰囲気になります。
「ビーチに人が溢れかえる」なんてこともなく、とってものんびり過ごすことができます。
ツアーやフェリーが「満席で参加できない」なんてこともなく、アクティビティも即日予約で楽しめます。
気候と込み具合を総合的に見ると、天気が良いのに全然混んでいない穴場シーズンといえます。
注意!セマナサンタ(イースター)バケーションについて
ただし、注意が必要なのがメキシコの「Semana Santa(セマナサンタ)」と呼ばれるイースターバケーション。
この時期には、国内外から観光客が押し寄せ、一時的にカンクンのホテルは満室&超ハイシーズンになってしまいます。
セマナサンタは毎年時期が違うのですが、
- 2019年:4月14日~4月20日
- 2020年:2019年は4月5~11日
のそれぞれ7日間です。この時期にカンクンに行く人は、一週間だけ超ハイシーズンになっているので気を付けましょう。
この月のホテル予約のヒント
4月に入ってからは、ハイシーズンと比べるとものすごく予約が簡単になります。(セマナサンタ以外。)
満室になるホテルも少なくなるので、ホテルの選択肢もいっぱい。しかも、3月が過ぎると一気に値下げするホテルもあり、ハイシーズンでは考えられないほどお得にホテルの予約ができるようになることも。
ただし、大人気のホテルや狙っているホテルがある場合は1か月前(3月など)からあらかじめ予約をしておくのがおすすめ。
特にハネムーナーなどに一番人気のカンクンNo.1の「ルブランホテル」は、4月でも満室になることも多く、早めの予約(4月にルブランに泊まりたいなら、2か月前の2月までには予約)がおすすめです。
また、セマナサンタにカンクンに行く場合は、クリスマスの時のように3か月前にはホテルを押さえておくのがおすすめです。
4月におすすめな見所とアクティビティ3選
4月は、気候がいいので周辺の見所を巡るのがおすすめです。
特に4月にこそ行きたいイチオシの見所は、以下のとおり。
①ピンクラグーン(ピンクレイク)
ピンクラグーンは、4月もまだシーズン。
ただし、年によっては塩の収穫が早めに開始され4月下旬には塩湖が丸ごとなくなってしまうことも。(ピンクラグーンは塩収穫のために自然を利用して作られた塩湖です。)
今度の4月はどうなるかまだわかりませんが、塩の収穫さえ始まっていなければ、4月は天気もいい日が多いので、ピンクラグーンを訪れるのにぴったりの月です^^
②セノーテ
夏と比べると水温は低めですが、とても美しいセノーテでシュノーケリングが可能です。
セノーテの水温は海水温度とは違い、常に20度を下回っています。
4月は、冬の時期と比べると水温はやわらぎますが、長く滞在する場合は、現地でウェットスーツの貸し出しを利用するといいと思います。水着だけだと、ちょっと冷えるかもしれません。
4月は、観光客も少なく、かつ乾季でいつでも太陽もしっかり差し込むので、セノーテを訪れるにはおすすめな月です。
ちなみに、透明度が高くて泳げるわたしのおすすめのセノーテは、「ドスオホス」です。
③トゥルム遺跡
天気もよい4月には、遺跡観光も楽しめます。
トゥルム遺跡の中にある隠れ家ビーチも、この時期はとてもきれいです^^
ただし、昼間は日差しが強く気温も高いので熱中症リスクを抑えるために日差し対策はしていきましょう。
カンクンのベストシーズン
カンクンの(本当の)ベストシーズンは、こちらの記事でも紹介しているように冬の時期です。
カンクンの気候(降水量と湿度)と、混雑具合をまとめて図にしてみました。
11月~4月が気候的ベストシーズンとしておすすめです!
ほかの月の天気情報
- 「カンクンに行く月がまだ決まっていない」
- 「他の月がどんな感じなのかも詳しく知りたい」
…という人は、ほかの月の天気情報・混み具合についての記事も参考にしてみてください!
カンクンの天気については、こちらも参考にどうぞ。(↓)
これからカンクン旅行の計画を立てる人は、こちら必見!↓