「グランセノーテ(Gran Cenote)」と「ドスオホス(Dos Ojos)」は、カンクンを代表する有名な2大セノーテです!
そんな2つのセノーテ、実際に両方とも行ってみたので、「どちらがおすすめなのか」を正直に紹介します。
結論から言うと…
- 個人(自力)で行くなら、「ドスオホス」
- 現地ツアーで行くなら、「グランセノーテ」
…が、おすすめです!!
もくじ
「グランセノーテ」と「ドスオホス」の違い
① セノーテの広さ
グランセノーテとドスオホスの大きな違いは、まず「規模」です。
「グランセノーテ(Gran Cenote)」の方が語感的に広そうですが、より広いのは「ドスオホス(Dos Ojos)」の方。
ドスオホスとは、スペイン語で「2つの目」という意味なのですが、その名の通りセノーテの泉が2つあります。どちらも広々していて、人が多くてもあまり混み合いません。
グランセノーテは、人が多くなると混み合います。(午前中は比較的すいています)
② セノーテの深さ
グランセノーテよりもドスオホスの方が水が深いので、泳ぎの苦手な人や子連れなら、グランセノーテの方が安心です。
ただし、ドスオホスは深い分、「水底の砂が舞い上がりにくい=濁りにくい」というメリットもあります。
③ 楽しみ方
シュノーケリングであれば、グランセノーテとドスオホス、どちらでも楽しめるのですが、
- 洞窟探検
- ダイビング
この3つのアクティビティは、ドスオホス限定です。(洞窟探検には、入場料+αの追加料金がかかります)
洞窟探検やダイビングもしたい人は、ドスオホスの方が良さそうです。(ダイビングは、事前にダイビングショップに問い合わせる必要があります。)
④ 入場料
入場料は、かなり大きく違います。
グランセノーテ | 25USドル(約3,000円)/人 |
ドスオホス | ・1つだけ:250ペソ(1,500円) ・2つとも:350ペソ(2,100円) ・ガイド&レンタル付きツアー:600ペソ(3,600円) |
ドスオホスは、いくつのセノーテに入るかによって値段が変わります。
シュノーケルセットやウェットスーツをレンタルして、洞窟探検もしたいなら、「600ペソ」のコースです。
600ペソコースだと、入り口からセノーテまでの「1kmの距離」(炎天下なので、歩くとかなりシンドイ)を無料でカート送迎してくれて、楽です!(ロッカーの利用も無料に。)
コスパを考えると「600ペソコース一択」って感じですね。
透明度・美しさは、同じくらい
セノーテ自体の美しさ(青いカーテンの美しさ、透明度)は、だいたい同じくらいです。
ただしグランセノーテは「濁りやすい」ので、なるべく人が多くない「早朝」行くのがポイント。
ドスオホスでも、朝早めの時間帯の方が光がたっぷり差し込んでいてキレイでした。
欧米人に人気のドスオホス、日本人に有名なグランセノーテ
グランセノーテとドスオホスは、カンクンの数あるセノーテのなかでも「人気TOP2」なのですが、
- 欧米人からの人気が高いセノーテ→ドスオホス
- 日本人に有名なセノーテ→グランセノーテ
という感じです。
欧米人は、「丸一日かけてセノーテを楽しむ」という楽しみ方をする人が多いらしく、より広いドスオホスが人気。
グランセノーテは、「サクッと気軽に美しいセノーテを楽しむことができる」スポットなので、ほかの見どころと合わせて楽しむ観光スタイルが人気です。
グランセノーテとドスオホスの良いところ、微妙なところ
それぞれの良いところ・微妙なところを、正直にまとめてみました。
グランセノーテ
良いところ
- 早朝は、とてもキレイ!
- 有名なわりには、入場料金が安め
- グランセノーテに行ける現地ツアーの選択肢が豊富
微妙なところ
- セノーテ自体があまり大きくないので、観光客が多くなると濁りやすい
- 「早朝」に行かないと、綺麗な状態は見られない
- 現地でウェットスーツの貸し出しがない
ドスオホス
良いところ
- 広いので、濁りにくい→長くきれいな状態を楽しめる
- 追加料金で、洞窟探検も楽しめる
- 現地でウェットスーツの貸し出しがある(有料)
ドスオホスの微妙なところ
- 入場料が高い
- ツアーが全然ない(自力で行くしかない)
- エントランス(駐車場)から、かなり歩く
わたしが行った時は、「3〜4時間」は遊んでました!
結論:グランセノーテとドスオホス、選ぶならどっち?
わたしの個人的な好みだと、半日くらいガッツリ楽しめる「ドスオホス」がおすすめです。
…が、「入場料が高い」のと「エントランスから距離がある」というデメリットもあるので、サクッと楽しむ&値段重視なら、グランセノーテがお手軽で良いと思います。
個人で行くなら、ドスオホスがおすすめ
バックパッカーなどで個人(自力)で行くのであれば、ドスオホスの方がおすすめです!
より長時間楽しむことができるのと、
追加料金はかかるけど洞窟探検もできて楽しいです。半日は遊べますよ〜!
「グランセノーテとドスオホス両方行く!」という人もいますが、正直1ヶ所だけでいいと思います。(見られるものは大して変わらないので。)
ちなみに、ドスオホスのさらに奥には、わたし的にめっちゃおすすめな「サク・アクトゥン」という穴場セノーテもあります。
時間に余裕のある人は、合わせて楽しむのもおすすめ。
サク・アクトゥンは「ガイド付き探検のみ入れるセノーテ」なので、ドスオホスに負けず劣らずの入場料の高さですが、ユカタン有数の美しい洞窟型セノーテです。
ツアーで行くなら、グランセノーテが便利
個人ではなく「現地ツアー」で行くのであればグランセノーテの方が便利です。
わたし的おすすめなツアーは、送迎と日本人ガイド付き+ウェットスーツも無料で貸し出してくれる、こちら。↓
>早朝グランセノーテのシュノーケリングツアー
また、「グランセノーテ単体ツアー」だけでなく、
- 「トゥルム遺跡とプラヤデルカルメン散策」も合わせたセットツアー
- チチェンイッツァ遺跡と合わせて行くツアー
などなど、今は本当に様々なグランセノーテ・ツアーがあるので、自分の好みに合わせて選ぶといいと思います♪
セノーテツアーの選び方やおすすめについては、こちらでも紹介しているので、参考にどうぞ。↓
まとめ
以上、グランセノーテとドスオホスの比較でした!!
どちらも、カンクンを代表する美しいセノーテです。
メディアやTVでよく見る写真は、グランセノーテのものが多いのですが、ドスオホスも負けず劣らず美しい!!
ただし、「透明度の高い、美しいセノーテが見られる」という点では同じなので、「両方行く」必要はなく、自分の好みで選ぶのが良いかと思います😊
それぞれの「行き方」については、以下の記事で詳しく書いているので、参考にどうぞ!!