メキシコの絶景、ピンクレイク(ピンクラグーン)。
その名の通り、真っピンクの美しいラグーンです。カンクンからアクセスも良い(ツアーが出ている)ので、最近、ここを訪れる人が急増しています!!
しかし、残念ながら「がっかり体験」もよくあるようで…。(汗)
そんな「がっかり体験」を減らすためにも、ピンクレイクについて知っておきたいことをまとめました。
もくじ
メキシコのピンクレイクで「がっかり体験」する人が急増している
「絶景」として知られるピンクレイクですが、結構「がっかりした」という感想を持つ人も少なくないようです。
わたしのDMにも、よく
といった内容のメッセージが送られてきます。
ピンクレイクは本当にピンクなのか?
この疑問については、もう堂々と答えられます。
ピンクレイクは、本当にめちゃくちゃ綺麗なピンクです!!!
…ただし、行く時期をミスらなければ。
証拠に、わたしが行った時(きれいだった時)の写真を貼っておきます。
(↑)まったく加工せずに、この鮮やかさ!!
きれいです!
風のない日には、鏡ばりも拝めました。
奥の方には、塩の山が見えます!(ピンクレイクは塩を収穫するための塩湖です)
これは、2017年の1月にいった時の写真です。
友達のがっかり体験(ピンクレイクが消滅)
わたしが、ピンクレイクを絶賛していたので、そのあとに旅先であった友達がピンクレイクに自力で行ったのですが…
彼の時は、なんとピンクレイクが消滅していました。(彼が行ったのは2018年4月)
「片道5時間かけて行ったのに、何もなかった…。水すらなかった。」
と連絡を受けた時は、わたしも驚愕しました。その後も他の友達から「ピンクレイクがなくなった」とお知らせを受けていたので、もう見られなくなってしまったのかな?と思っていたのですが…
その後、2018年の11月ごろから、また見れるようになったそうです。
現地の人に聞いたところ、ピンクレイクは塩湖の水の中に微生物が大量発生したときにだけ見られるものだそう。
なので、塩の収穫のために水を抜くタイミングで訪れると、まったく水がない状態に。(カピカピの大地が広がっていたんだそう。)
そして、そのあと水は足されますが、数ヶ月間は、鮮やかなピンク色にはならないんです。
(↑)こんな状態だった時もあります。
- 水抜きたて→ピンクレイク自体が喪失
- 水抜いてから1,2か月→あまりピンクではない
- 水抜きは、4月後半〜8月のどこかのタイミングで行われる
わたしが雨季に行ったときの体験
ここからは、わたしのがっかり体験も紹介します。
夏の雨季の時期、「ちょうど水が抜かれている時期」に行ったときの話です。
このときはツアーに参加していたのですが、ピンクラグーンへ向かうボートのなかでガイドさんから「ちょうど、3日前にピンクレイクの水が抜かれたんですよ。」と衝撃告白を受けます。
(えっじゃあなんで連れてきた…?)と思いつつも固まっていたら、他のツアー参加者からこんな質問が。
するとガイドさんは、、
ピンクラグーンがあるのは広大な塩湖エリアです。
このツアーでは、地主に頼んでその広大な塩湖のなかで一番鮮やかなエリアに連れて行ってもらう権利を、特別に出してもらっています。なので、そこに行くことになります
とのこと。
というわけで、たどり着いた先で、私たちを迎えてくれた景色はこちらっ!
一応、「ピンクラグーン」が広がっていました!!
わーい!…というか、、正直、全然きれいじゃない!!!
たしかにピンクがかって見えますが、そんなに綺麗でもないし、、、
う〜ん、どう贔屓目に見ても、「鮮やかなピンク」ではないよな…?
遠目で見ると、若干綺麗です。
ただ、このレベルだと、「わざわざ見にくるべきものか?(こんなに遠くまで)」と言われると、微妙かも。。
やっぱり、雨季のピンクレイクはこんなもんか…と思っていたのですが、
もう少し歩いて「わりと綺麗に見えるエリア」に移動したところ、もっとピンクに見えるポイントがありました。
若干黒ずんでいるように見えますが、ちゃんとピンクです!!
右側の塩湖は、かなり鮮やかなピンクが残っていました。
そして、一番綺麗に見えたのは、ココ(↓)
(ちなみに、同じ時期に「自力で」ピンクレイクに行った友達は、水が抜かれているので、ピンクレイクはまったく見られなかったそうです。)
わたしは、1月(乾季)に行った時の鮮やかなピンク色のピンクラグーンを知っていたので、少しがっかりしましたが、「水がなかった」と報告してきたわたしの友達ほどの絶望的がっかりではありませんでした。
ピンクレイクに行ってがっかりしないために、絶対知っておくべき「ベストシーズン」について。
ピンクレイクでがっかりしたくないのであれば…まず、なによりも大事なのが、ベストシーズン!!
シーズンを間違えると、綺麗なピンクレイクを見られる可能性は一気に低くなります。
ピンクレイクに行くべきは、乾季(11月〜4月)のタイミングです!
綺麗に見れる!ベストシーズン
ピンクレイクに行きたい人で、「絶対に鮮やかなピンク色の綺麗なピンクラグーンを見たい!」という人は、なるべく11月〜4月の間(乾季)に行きましょう!
特に、12月〜3月は、ほぼ確実に、あざやかなピンクラグーンが見られる時期です!
乾季に行く人は、ほぼほぼ間違いなく綺麗なピンクレイクを拝めるはず!
できれば避けたいシーズン
そして、逆に鮮やかなピンクレイクを見られる可能性が低いのは、5月〜10月(雨季)の時期。
毎年、雨季に塩の収穫(=水抜き)が行われるので、そのタイミング次第ですが、とくに6〜9月はリスクが高め。
雨季は、乾季ほど綺麗なピンクレイクは見られないことが多いです。
ただ、これは「雨季」「乾季」の違いというよりも、雨季に行われる「水抜きの前と後」の違いであって、水抜き前のタイミングであれば、雨季でもとっても綺麗なピンクレイクを見ることができます!!
雨季の「7月」でも、こんなに綺麗に見える年も!(↓)
水抜きのタイミングは年によって違う。インスタで状態のチェックを!
もし自分の行くタイミングが「雨季」なのであれば、インスタでピンクレイクの状態をチェックしておくのがおすすめです。
ただし、日本人のアカウントだと、そんなに綺麗じゃなかった場合は写真自体載せない場合が多いので、英語のハッシュタグで検索してみてください。
#lascoloradasとか、#pinklagoonとか。
ツアー会社に問い合わせてもいいと思いますが、会社的には「ツアーに参加してほしい」ので、あまり正確な情報はくれないかもしれません。
また、ブログなどの「違う年の情報」も、あまりあてになりません。
これまでの水抜きのタイミングをまとめると、以下の通り。
2016年 | 6月 |
2017年 | 4月下旬 |
2018年 | 8月下旬 |
結構バラついてます。
2019年は、記事執筆時点(2019年8月中旬)では「綺麗にみられるエリア」と、「全然綺麗ではないエリア」に分かれているようです。
綺麗なエリアと、綺麗じゃないエリアの違い(雨季に行く人は必見)
ピンクレイクのある塩湖地帯は、広大なエリアです。
なので、どこのエリアに行くのかによって、みられるピンクレイクも全然違います。
乾季(11月〜4月)はどこでも綺麗
乾季は、どこのエリアに行っても綺麗にみられます。
自力で行く人は、「ラスコロラダス」という街に行くと思いますが、そこの街から歩いていけるピンクレイクも十分綺麗です。
(↑)ラスコロラダスのすぐ近くのピンクレイク。
雨季(5月〜10月)は、ツアーでいけるエリアがおすすめ
雨季に行く人は、ツアーを利用しましょう!!
自力で行くと、いけるエリアが限られます。もしそこが水が抜かれていたら、綺麗なピンクレイクは一切みられない、ということになりかねません。
しかも自力(バスなど)で行くと、片道5時間近くかかるので、せっかく行ったのに見られなかったら結構辛いです。
なので、雨季はツアーが最適解。
わたしのときも、ツアーを利用したからこそ、雨季(の最悪な時期)でもちゃんと綺麗なピンクレイクのエリアに行けました。
ツアーで行くエリアは、ツアー会社が特別に地主と交渉しているからこそ、連れて行ってもらえる場所です。
なので、一般の人は行けません。頑張って行こうとしても、見張りをしている現地の人に捕まります。(このあたりは私有地なので。)
雨季に、確実にきれいなピンクレイクを見たいなら、ツアー一択!!
今おすすめのツアー(コスパが一番いい)は、これ↓
チチェン・イッツァ遺跡+ピンクレイク+セノーテイキル+ジャングルツアー<ランチビュッフェ/日本語ガイド/カンクン発>ピンクレイクの行き方や、おすすめのツアーについては、こちらで詳しく紹介しているので参考にどうぞ。(↓)
わたしが参加した、一番おすすめなツアー(↓)
自力で行く方法(↓)