カンクン旅行

なぜピンク?知っていたらより楽しめる、ピンクラグーンのマメ知識

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メキシコのカンクンから行ける新名所&絶景「ピンクラグーン(ピンクレイク)」。

あまりにも鮮やかなピンク色の湖は、訪れる人に感動を与えてきました。

しかし…ここにあるのは、綺麗な絶景だけではありません。

実はこの辺、絶滅危惧種をはじめ「生きている化石」まみれの天然博物館でもあるのです!

絶景だけじゃなくて、背景も知りたい」という、ピンクラグーンをさらに一歩踏み込んで楽しみたい人に向けて、この記事を書きました!

これからピンクラグーンに行く人の役に立てば嬉しいです♪

 

メキシコのピンクラグーン(ピンクレイク)とは?

カンクンからピンクレイク(ピンクラグーン)へ、絶景4

ピンクラグーンとは、2016年からInstagramに投稿されたことがきっかけで大人気になった、カンクン周辺エリアの塩湖です。

インスタのラスコロラダス
Photo by: Instagram

Instagramでは「The most Instagram-worthy spot(最もインスタグラム映えする場所)」としても有名になり、最近は、この不思議な景色を一目見ようと、世界中から人が集まっています。

その特徴は、なんといってもその色!

カンクンからピンクレイク(ピンクラグーン)へ、絶景1 2
写真で見ても分かる通り、とってもきれいなピンク色なんです。

ピンクラグーンは、なぜピンク色になった?

カンクンのピンクラグーン(ピンクレイク)

では、なぜピンクラグーンはこんなに鮮やかなピンク色なのでしょうか??

こんなに鮮やかなのはおかしいから、きっと人工的に着色してるんじゃない??

と思うかもしれませんが…実は、このピンク色は天然の色味なんです。

ピンク色の正体は、微生物

ピンクラグーンの「ピンク色」の正体は、この湖に生息している

  1. 「スピルリナ」という微細藻類
  2. 「アルテミア」という、ミニ海水エビ

という微生物たちです。

ピンクラグーンにいる微生物たち
(↑)すごいクオリティーの絵ですみません…

ピンクラグーンには、この2つの生物が大量生息しています。

目には見えないのですが、おそらく顕微鏡で覗いてみるとものすごい生息密度にビックリするでしょう。(たぶん、これを見たら、ピンクラグーンの水に触りたくなくなると思います…)

しかし、この生物たち自身は顕微鏡で見ても赤くありません。

しかし、この2つの生物には、

  1. カンタキサンチン
  2. βカロチン

という赤い色素がいっぱい含まれています。

ピンクラグーン(ラスコロラダス)
その赤い色素によって、ピンクラグーンはあのような美しいピンク色に見えるのです。

 

ピンク色の湖は、塩分がめちゃくちゃ濃い!

メキシコのピンクラグーンの他にも、世界中に何か所かピンク色の湖が存在するのですが、それらのピンク色の湖には100%、この赤色素を持つ2つの生物がいます。

これらの藻類や微生物は、「強度のアルカリ性の水辺」に生息します。

なので、世界中どこに行っても、ピンクの湖はどこもかな~りしょっぱめの塩湖なのです。

カンクンからピンクレイク(ピンクラグーン)逆光 2
(↑)水辺に白い塩が浮き出ているのがわかります。塩分が固まった状態です。

ちなみに、この「アルテミア」という小さなエビ、実は一億年前から姿を変えずに生き続けているスゴイ生物。生きている化石」と呼ばれているんだそうです!

 

ピンクラグーン(ピンクレイク)の近くで見られる珍しい生き物を紹介!

ピンクラグーンの近くのカリブ海560x420

ピンクラグーンの周辺は、アルテミアなどの微生物以外にも珍しい生物の宝庫!!

具体的には…

  • 4万羽を超えるフラミンゴの群れ(アメリカ大陸で最大級)
  • 395種類の鳥(世界の鳥の4%)
  • 100種類の爬虫類
  • 50種類の哺乳類

などなどメキシコでも類を見ないほど豊かな生物環境が広がっている、世界的な「生物の宝庫」なんです!

ピンクレイク(ピンクラグーン)の近くの干潟3
(↑)ピンクレイクの近くの干潟。レアな生き物いっぱいです!

なので、ピンクの湖だけじゃなくここの豊かな生態系に目を向けるのも、とてもおすすめです!!

ピンクラグーン周辺で見られるレア生物①フラミンゴ

ピンクラグーン周辺には、フラミンゴが沢山生息しています

さっき紹介した微生物、「アルテミア」や「スピルリナ」をエサにしているのが、そのフラミンゴたちなのです。

そして実は、フラミンゴの体が赤いのは、この2つの生物が原因です

フラミンゴのトリビア

では、なぜ動物園のフラミンゴたちは綺麗なピンク色をしているのでしょうか?

動物園にいるフラミンゴ
動物園などで見るフラミンゴの住む檻の中の池には、もちろんアルテミアやスピルリナは生息していません。

しかし、やっぱりみんなが見たいのは「ピンク色のフラミンゴ」。

そこで、飼育員たちは、「ピンク色のフラミンゴを作りだす」ために、実はえさの中に色素を混ぜて与えているそうです!

フラミンゴのえさ

こうして、「自然の中に住むフラミンゴの見た目」を再現しているんです。

赤い色素の含まれた微生物を「食べない」フラミンゴは、なんと体が白っぽくなっていくのだそう。

白いフラミンゴ
(↑)白っぽいフラミンゴたち。

フラミンゴはピンク色の方がモテる!

ピンクラグーンの周辺は、赤色色素を含んだ餌が豊富なので、ピンクラグーン周辺に生息するフラミンゴたちは、どのフラミンゴもとってもキレイなピンク色です。

綺麗なピンクのフラミンゴ

ちなみに、フラミンゴたちの中でも「色が濃い方が素敵」説があるらしく、研究では「ピンク色が薄い、白っぽいフラミンゴはモテず、うまくペアを組めない」ことがわかっているのだそうです…。

ピンクラグーン周辺には、モテモテに違いない、濃いピンク色の美しいフラミンゴが沢山いるので、ぜひチェックしてみてください!

フラミンゴは、世界最古の鳥類

ジャングルツアーのフラミンゴ

実は、フラミンゴの祖先は、恐竜のいた時代から地球上に存在している、世界で最も古い鳥でもあります。

確かに、恐竜たちに混ざっていても違和感のない風貌ですよね!

現在は、生息できる場所がかなり減ってきて、数も激減し、「準絶滅危惧種」にも指定されています。

しかし、フラミンゴたちは現在もたくましく、世界各地の湖や海岸、そしてここラスコロラダス周辺のような、特殊な環境の中で生き延びています。

ピンクラグーン周辺で見られるレア生物② カブトガニ

この周辺は、絶滅危惧種に指定されている「超レアキャラ」のはずのカブトガニも大量発生しています。

彼らも、太古の昔からその姿を変えずに生き延びてきた「生きている化石」。

カブトガニ
普段は湖の底で暮らしているので、生きている姿を見ることは難しいのですが、ピンクラグーンの近くの湖などで湖畔に大量に打ちあがっているのを見ることができます…。

野生のカブトガニ(ピンクレイクにて)2
わたしが行った時も、死んだカブトガニが大量に(100匹以上)打ち上がっているのを見ました。

野生のカブトガニ(ピンクレイクにて)1
(↑)よく見るといっぱい(゚∀゚)

ここでは全然レアキャラではないっぽいです。

地元の人に「カブトガニは食べるの?」と聞いたら、「食べるわけない!!!」とドン引きされました。笑

ピンクラグーン周辺で見られるレア生物① ワニ

ジャングルツアーでワニ発見2
なんと、このあたりでは野生のワニも見ることができます!!(※ボートツアー限定)

ジャングルツアーでワニ発見1
ボートツアーの船長さんがワニを見つけるのが本当に上手で、うまいこと魚をエサにおびき寄せてました。

わたし達は、一度も自分たちでワニを発見することはできなかったです。笑

ジャングルツアーでワニ発見3
おびき寄せすぎ!ここまで近いと怖い!笑

かなり巨大なワニでした!!!

ただ、別に襲いかかってくるとかはないので、安心です。

ジャングルツアーのワニ
ワニの赤ちゃんも見つけました。(写真中央の木に乗ってます)

このあたりはワニの生息数も多いらしく、ボートツアーでもかなりの確率で見られるみたいです。

ピンクラグーン周辺で見られるレア生物① ペリカン

ボートツアーに乗っているときに、ペリカンも見かけました。

ジャングルツアーペリカン
他のレアキャラと比べるとそんなに「珍しい」気がしませんが、実はレッドリストに登録されているんだとか。

ペリカンはめちゃフレンドリー(?)なので、ボートに近寄ってきました(何かもらえると思っているのかも)

フラミンゴはとてもシャイで近づくとすぐ遠くに行ってしまうので、代わりにペリカンと戯れました。笑

そういえば、ペリカンは東アジアには生息していないので、日本人は動物園以外で見る機会はほとんどないですよね。目の前で見られて、貴重な体験でした!

 

まとめ:ピンクラグーン周辺の生態系はすごい!

カンクンからピンクラグーン(ピンクレイク)への行き方。ピンクレイクででわ〜い!

ピンクラグーン周辺には、小エビのスピルリナやフラミンゴ、カブトガニ、ワニ、ペリカン…と、本当に面白い生態系があります!

日本では野生で見ることは無理な生き物ばかり。

しかもそれらのほとんどが、日本だけじゃなく世界の他の地域でも簡単に見ることが出来ないレアものばかりです。

それだけ、ここの環境がユニークということでしょう。

レアな生物を見る方法

それぞれの動物の発見難易度と見つけ方を紹介します。

動物 発見難易度
フラミンゴ
フラミンゴ

ピンクラグーンから少し離れた干潟にいっぱいいます。
自力で行く人は、ラスコロラダスからバイクツアーで干潟に移動してみてください。

ピンクレイクまでの道のり(道路)

ボートツアーの人は、コロニーの近くを通るのでほぼ100%見ることができます。

カブトガニ

ピンクラグーン周辺の干潟にたくさん落ちています。
自力で行く人:バイクツアーでフラミンゴのいるところへ
ボートツアーの人:上陸した場所の足元をチェック
結構ゴロゴロいます!笑

ワニ
ジャングルツアーでワニ発見2

「ボートツアー」に参加する必要あり。
現地ガイドさんがいないと、初心者は見つけられないと思います。
運が良ければ、ガイドさんが何匹か見つけてくれるかも!

ペリカン
ジャングルツアーペリカン

ボートツアーに参加すればだいたい見られます。
ボートを見かけると自分たちで寄ってくることも。

レアな生物を見たい人は、ボートツアーも含めた「ピンクラグーンのツアー」をチェックしてみてください。

カンクン発のツアー

こちらの記事をチェック。

ピンクラグーンのおすすめツアー
結論。一番おすすめなピンクレイク現地ツアーはこれ!(2024版)最近話題沸騰中のカンクンから行ける絶景「ピンクラグーン(ピンクレイク)」。 ここピンクラグーン(ピンクレイク)は、ツアーでないと行...

(↑)わたしが参加したツアーを紹介してます。ここで紹介しているツアーに、ジャングルツアー(ボートツアー)も含まれています。

自力で行く場合

ピンクラグーンまで自力で行く場合は、ラスコロラダスに行くのが一番ですが、ボートツアーもしたいなら「リオ・ラガルトス」という街の港で交渉するのが◎。

ジャングルツアーの船
6〜7人乗りのボート1台あたり100USドル〜、貸切ボートツアーしてくれます。(人数集めた方がお得)

 

ピンクラグーンに行ったら、「古代から続く風景」も楽しもう!

ピンクレイク(ピンクラグーン)の近くの干潟2

というわけで、せっかくピンクラグーンまで足を伸ばすなら、ここの稀有な生態系も楽しむのがおすすめ!!

ここに住むの生物たちのほとんどが、数千万年前から姿を変えずほとんど同じ姿で存在してきた、というのはとてもロマンがありますね。

そう考えると、このあたりの景色も、数千万年前から地球上に存在してきたものなのかもしれません。

古代から続くピンクラグーンの環境

そう考えながら見ると、まるでタイムスリップしたような不思議な気分になります。

ピンクラグーン夏の時期(8月)現在のピンクレイクは、塩を精製するための「人工湖」という位置付けですが、この辺りは元から塩分濃度の濃い干潟だったので、ここの元々の自然環境を人間が「利用した」かたちです。

なので、昔から「今のようなピンクレイク」があったかどうかは定かではないですが、この辺りの風景は、昔から変わっていないんだそうです!

それに、地元の人たちに聞いたら、ピンクレイクよりもここの「ユニークな生態系」を誇りに思っていることがわかりました。

だからこそ、ぜひ地元の人の大事にしてきたものも見てほしい!

(というか、あんなに遠くまで行って「ピンクの湖だけ」というのも勿体無い!!

ピンクラグーンに行く際には、絶景だけでなく、ぜひこの世界有数の素晴らしい生態系に注目してみてください!

これから行く人は、こちらもチェック!(↓)

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