カンクン旅行

グランセノーテとドスオホス、正直どっちがおすすめ?【行って比較してみた】

「グランセノーテ(Gran Cenote)」と「ドスオホス(Dos Ojos)」は、カンクンを代表する有名な2大セノーテです!

そんな2つのセノーテ、実際に両方とも行ってみたので、「どちらがおすすめなのか」を正直に紹介します。

結論から言うと…

  • 個人(自力)で行くなら、「ドスオホス
    カンクンのセノーテ(水中写真)7
  • 現地ツアーで行くなら、「グランセノーテ
    グランセノーテ

…が、おすすめです!!

理由も説明していきます。

「グランセノーテ」と「ドスオホス」の違い

両方行ってみてわかった、それぞれの「違い」をまとめてみました!

① セノーテの広さ

カンクンのセノーテ

グランセノーテとドスオホスの大きな違いは、まず「規模」です。

「グランセノーテ(Gran Cenote)」の方が語感的に広そうですが、より広いのは「ドスオホス(Dos Ojos)」の方

ドスオホスとは、スペイン語で「2つの目」という意味なのですが、その名の通りセノーテの泉が2つあります。どちらも広々していて、人が多くてもあまり混み合いません。

グランセノーテは、人が多くなると混み合います。(午前中は比較的すいています)

広々したセノーテを楽しみたいなら、ドスオホスです!

② セノーテの深さ

カンクンのセノーテ(水中写真)4

グランセノーテよりもドスオホスの方が水が深いので、泳ぎの苦手な人や子連れなら、グランセノーテの方が安心です。

ただし、ドスオホスは深い分、「水底の砂が舞い上がりにくい=濁りにくい」というメリットもあります。

③ 楽しみ方

カンクンのセノーテ(洞窟)

シュノーケリングであれば、グランセノーテとドスオホス、どちらでも楽しめるのですが、

  • 洞窟探検
  • ダイビング

この3つのアクティビティは、ドスオホス限定です。(洞窟探検には、入場料+αの追加料金がかかります)

洞窟探検やダイビングもしたい人は、ドスオホスの方が良さそうです。(ダイビングは、事前にダイビングショップに問い合わせる必要があります。)

④ 入場料

ドスオホスセノーテの休憩所

入場料は、かなり大きく違います。

グランセノーテ 25USドル(約3,000円)/人
ドスオホス  ・1つだけ:250ペソ(1,500円)
・2つとも:350ペソ(2,100円)
・ガイド&レンタル付きツアー:600ペソ(3,600円)

ドスオホスは、いくつのセノーテに入るかによって値段が変わります。

シュノーケルセットやウェットスーツをレンタルして、洞窟探検もしたいなら、「600ペソ」のコースです。

600ペソコースだと、入り口からセノーテまでの「1kmの距離」(炎天下なので、歩くとかなりシンドイ)を無料でカート送迎してくれて、楽です!(ロッカーの利用も無料に。)

コスパを考えると「600ペソコース一択」って感じですね。

グランセノーテもドスオホスもどんどん値上がりしていて、他のセノーテと比べてめちゃくちゃ高いのですが、これからさらに値上がりする可能性もあるそうです。

 

透明度・美しさは、同じくらい

カンクンのセノーテ

セノーテ自体の美しさ(青いカーテンの美しさ、透明度)は、だいたい同じくらいです。

ただしグランセノーテは「濁りやすい」ので、なるべく人が多くない「早朝」行くのがポイント。

ドスオホスでも、朝早めの時間帯の方が光がたっぷり差し込んでいてキレイでした。

どちらでも、とってもキレイなセノーテを楽しむことができます♪

欧米人に人気のドスオホス、日本人に有名なグランセノーテ

セノーテ(ドスオホス)のシュノーケリング

グランセノーテとドスオホスは、カンクンの数あるセノーテのなかでも「人気TOP2」なのですが、

  • 欧米人からの人気が高いセノーテ→ドスオホス 
  • 日本人に有名なセノーテ→グランセノーテ

という感じです。

欧米人は、「丸一日かけてセノーテを楽しむ」という楽しみ方をする人が多いらしく、より広いドスオホスが人気。

グランセノーテは、「サクッと気軽に美しいセノーテを楽しむことができる」スポットなので、ほかの見どころと合わせて楽しむ観光スタイルが人気です。

 

グランセノーテとドスオホスの良いところ、微妙なところ

それぞれの良いところ・微妙なところを、正直にまとめてみました。

グランセノーテ

早朝グランセノーテ

良いところ

  • 早朝は、とてもキレイ!
  • 有名なわりには、入場料金が安め
  • グランセノーテに行ける現地ツアーの選択肢が豊富

微妙なところ

  • セノーテ自体があまり大きくないので、観光客が多くなると濁りやすい
  • 「早朝」に行かないと、綺麗な状態は見られない
  • 現地でウェットスーツの貸し出しがない
グランセノーテは、とにかく濁る前(朝)に行くのがポイントです!!

ドスオホス

カンクンのセノーテ

良いところ

  • 広いので、濁りにくい→長くきれいな状態を楽しめる
  • 追加料金で、洞窟探検も楽しめる
  • 現地でウェットスーツの貸し出しがある(有料)

ドスオホスの微妙なところ

  • 入場料が高い
  • ツアーが全然ない(自力で行くしかない)
  • エントランス(駐車場)から、かなり歩く
ドスオホスは、ツアーで行くと現地で遊ぶ時間が十分に取れなくて、逆にもったいないかも。(せっかくなら、洞窟探検もした方が楽しい!)

わたしが行った時は、「3〜4時間」は遊んでました!

 

結論:グランセノーテとドスオホス、選ぶならどっち?

カンクンのセノーテの木漏れ日

わたしの個人的な好みだと、半日くらいガッツリ楽しめる「ドスオホス」がおすすめです。

…が、「入場料が高い」のと「エントランスから距離がある」というデメリットもあるので、サクッと楽しむ&値段重視なら、グランセノーテがお手軽で良いと思います。

個人で行くなら、ドスオホスがおすすめ

バックパッカーなどで個人(自力)で行くのであれば、ドスオホスの方がおすすめです!

カンクンのセノーテ(洞窟)1

より長時間楽しむことができるのと、

追加料金はかかるけど洞窟探検もできて楽しいです。半日は遊べますよ〜!

「グランセノーテとドスオホス両方行く!」という人もいますが、正直1ヶ所だけでいいと思います。(見られるものは大して変わらないので。)

ちなみに、ドスオホスのさらに奥には、わたし的にめっちゃおすすめな「サク・アクトゥン」という穴場セノーテもあります。

時間に余裕のある人は、合わせて楽しむのもおすすめ。

セノーテサクアクトゥン
サク・アクトゥンは「ガイド付き探検のみ入れるセノーテ」なので、ドスオホスに負けず劣らずの入場料の高さですが、ユカタン有数の美しい洞窟型セノーテです。

ツアーで行くなら、グランセノーテが便利

グランセノーテ

個人ではなく「現地ツアー」で行くのであればグランセノーテの方が便利です。

最近の現地ツアーは、「早朝(オープン後すぐ)のグランセノーテ」をしっかり狙って行ってくれるので、一番綺麗な状態を確実に楽しむことができます。

わたし的おすすめなツアーは、送迎と日本人ガイド付き+ウェットスーツも無料で貸し出してくれる、こちら。↓

早朝グランセノーテのシュノーケリングツアーicon(100ドル/人〜)

セノーテはどこも水温が低い(22〜25℃)ので、ウェットスーツ・レンタルが含まれたツアーを選ぶのが安心です。

また、「グランセノーテ単体ツアー」だけでなく、

  • 「トゥルム遺跡とプラヤデルカルメン散策」も合わせたセットツアー
  • チチェンイッツァ遺跡と合わせて行くツアー

などなど、今は本当に様々なグランセノーテ・ツアーがあるので、自分の好みに合わせて選ぶといいと思います♪

セノーテツアーの選び方やおすすめについては、こちらでも紹介しているので、参考にどうぞ。↓

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まとめ

以上、グランセノーテとドスオホスの比較でした!!

どちらも、カンクンを代表する美しいセノーテです。

メディアやTVでよく見る写真は、グランセノーテのものが多いのですが、ドスオホスも負けず劣らず美しい!!

ただし、「透明度の高い、美しいセノーテが見られる」という点では同じなので、「両方行く」必要はなく、自分の好みで選ぶのが良いかと思います😊

それぞれの「行き方」については、以下の記事で詳しく書いているので、参考にどうぞ!!

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