このあいだ、セノーテイキル(英語で「Cenote Ikkil」)に行ってきました!!
セノーテイキルは最近話題の絶景セノーテ。
この記事では、
- セノーテイキルの魅力
- カンクンからセノーテイキルへの行き方
を紹介します!!
もくじ
セノーテ・イキル(Cenote Ik Kil)とは
セノーテ・イキルとは、カンクンから行くことのできる「セノーテ」の一つです。
「セノーテ」(Cenote)とは、ユカタン半島に4,000箇所以上も存在すると言われている、自然が作り出した淡水の泉のこと。
洞窟のようになっていることが多く、ユカタン半島の石灰石で濾過された数千年前の雨水が溜まっています。マヤ文明の時代には「聖なる泉」と呼ばれ、儀式にも使われていました。
セノーテは、カンクンに来たからには絶対に見ておきたい見所の一つ。
実は、わたしこっそり運営しているInstagramアカウントで最大いいね数を誇る写真が、ここセノーテイキルの写真でした…!(↓)
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今までに、カンクンの見所をまとめる記事でも紹介してきましたが「ユカタン半島でしか観られないユニークな見所」なので、ぜひカンクンを訪れる人は行ってみて欲しいです😊
ユニークな「井戸型セノーテ」
カンクンから気軽にいけるセノーテは何箇所かあるのですが、「セノーテイキル」はその中でも特にユニークな「井戸型」のセノーテです。
巨大なジャングルの中にぽっかりと開いた、直径60m、そして深さ40mの穴の底に濾過された水が溜まり、天然プールになっています。
ユカタン半島で最も美しいセノーテ
ここセノーテイキルは、そのダイナミックな地形から「ユカタン半島で最も美しいセノーテ」の一つとして、数多くの旅行雑誌で紹介されています。
わたしも、初めてここを訪れた時はその美しさにとっても感動しました!!
ジャングルにそびえ立つ巨木の長い根っこが、穴の淵から垂れ下がり、そこから雨水がポタポタと落ちる様子は、実に神秘的。
カンクンより南部にある有名な他のセノーテ(グランセノーテやドスオホスなど)とは、また違ったユカタン半島の魅力を感じることができました!!
セノーテイキルの楽しみ方(シュノーケル、飛び込みOK)
セノーテイキルの観光客は、こんな感じで楽しんでました!
天然プールで泳ごう
セノーテイキルでは、入り口のジャングルから壁伝いにある階段を下って、下に降りられるようになっています。
井戸型のセノーテは、上からも下からも楽しむことができるのですが、ここでは観光客も泳げるようになっているので、ぜひここでは水着に着替えて天然プールで泳いでみてください♪
プカプカと浮かびながら見上げる「ジャングルの穴」は、ここでしか観られないユニークな景色です。
ただ、先に隣の「チチェンイッツァ遺跡」に寄ってからこちらに来れば、汗を洗い流すことができてサッパリします^^
ここの水深は40m以上とかなり深く、ライフジャケットの着用が義務付けられています。水中カメラや時計を落としてしまったらサヨナラするしかなので、持ち物には注意!
シュノーケルもできるけど、透明度は正直イマイチ。
セノーテの水は石灰質の地層が数千年かけて雨水をろ過し、不純物が限りなく取り除かれたことによって「透明な淡水泉」になっていることで知られています。
特に美しいセノーテでは透明度は100mを超えるといわれているのですが…ここ「セノーテイキル」の透明度は、正直イマイチです。笑
セノーテイキルでは、ユニークな地形と飛び込みを楽しもう
ここは透明度が微妙な代わりに、ここでしか観られない「ダイナミックな地形」を楽しむことができます。
飛び込み台もあり、数mの高さから飛び込むことも可能!
「どうしても、透明なセノーテをみたい!」という人は、カンクン南部の「ドスオホス」や「グランセノーテ」を訪れてみてください。
ただ、「地形の面白さ」という観点では、セノーテ・イキルの方が圧倒的に凄いですよ〜。
セノーテ・イキルの場所と行き方、おすすめツアー
さて、そんなセノーテイキル。実際に行く場合、どうやって行けばいいのでしょうか?
セノーテイキルの場所を地図で見ると、ここにあります。(↓)
地図を見るとわかるのですが、実はカンクンから結構遠い。車で片道3時間ほどです。
しかし、ユネスコ世界遺産である「チチェンイッツァ遺跡」からとっても近いんです! なので、「チチェンイッツァ遺跡に行って、ついでにここに寄る」というのがおすすめ。
セノーテイキルのツアー
一番おすすめなのは、「チチェンイッツァ遺跡とセノーテイキルがセットになったツアー」に参加する方法。
全部お任せなので、とっても楽チン&スペイン語力も必要ないので安心です。
最近はいろんなツアーが出ていますが、せっかく遠くまで行くので、同じ方向にある「ピンクラグーン」にも行けるこのツアーがとてもおすすめです。(↓)
チチェン・イッツァ遺跡+ピンクレイク+セノーテイキル+ジャングルツアー
<ランチビュッフェ/日本語ガイド/カンクン発>
カンクン旅行者みんなにおすすめしたい、充実ツアーです。
セノーテイキルに自力で行く場合
自力で行く場合は、カンクンのダウンタウンにあるADOバスターミナルから行くことになります。
行程を簡単にまとまると、以下の通り。
- カンクン→バジャドリッド(長距離バスで2時間)
- バジャドリッド→チチェンイッツァ(バス or タクシーで40〜50分)
一度乗り換えが必要です。(カンクンからチチェンイッツァ遺跡の直行バスもありますが、1日1,2本と便数のでおすすめしません)
詳しくは、チチェンイッツァへの行き方の記事を参考にしてください。
チチェンイッツァ遺跡からの行き方
- チチェンイッツァまで自力で行く
- チチェンイッツァまでツアーで行く(自由時間でセノーテイキルに自力で行きたい)
という人は、自力で「チチェンイッツァ〜セノーテイキル」間を自力で移動します。移動はたった1kmなのでタクシー利用がおすすめ。
チチェンイッツァ遺跡のエントランス付近や、セノーテイキルの駐車場には、ローカルタクシーがたくさんいるので、困りません。片道5分くらいです。
ちなみにローカルタクシードライバーたちはスペイン語しか話せません。ある程度のスペイン語力が必要です。(ぼったくりもたまに出るので注意。)
セノーテイキルの営業時間と入場料金、ロッカーの利用方法
ここからは、セノーテイキルの基本情報を紹介します。
セノーテイキルの営業日と営業時間
月 | 8:00〜17:00 |
---|---|
火 | 8:00〜17:00 |
水 | 8:00〜17:00 |
木 | 8:00〜17:00 |
金 | 8:00〜17:00 |
土 | 8:00〜17:00 |
日 | 8:00〜17:00 |
基本的に、毎日同じ時間営業しています。特に混み合うのは、お昼〜夕方。
以前は10時オープンでしたが最近変更されたようで、朝から行くことができます。午前中は人も少なく、狙い目です!(ただし、セノーテの中に太陽光が入るのは10時以降。)
セノーテイキルの入場料
2019年の現時点で、一人あたり80ペソ(約480円)です。
ただし最近カンクン周辺のセノーテの値段は急上昇しているので、またすぐに値上げするかもしれません。(わたしが2018年の夏に行った際は、一人40ペソでした^^;)
窓口で直接購入します。
セノーテイキルのロッカーの利用方法
セノーテイキルではロッカーの貸し出しもあり、無料で提供されています。(上の写真の、左側に並んでいるのがロッカー。)
ツアーではロッカーも含まれています。広めの個室があるトイレで着替えて、大事なものはロッカーに入れておくのが◎。
セノーテの泳ぐところにも置くスペースはありますが、濡れた地面&盗まれてもおかしくない状態になるので、財布やスマホなどの貴重品は、ロッカーかツアーガイドさんに託すのが安全です。
セノーテイキルでは食事もできる(ビュッフェ会場)
ここセノーテ・イキルでは、一人160ペソ(約1,000円)でビュッフェランチを食べることもできます。
この値段の割には、料理の種類も豊富で、味も普通に美味しいので、自力で行く人はお昼ご飯に寄るのがおすすめ。ツアーで行く人は基本的にここでの食事も含まれていると思います。
ただしここではドリンク代、サービス料(チップ)は別。
ドリンクはソフトドリンクが35ペソ(約200円)〜。チップは10%なので、目安としては一人20ペソくらい食事後にテーブルに置いていくのがいいと思います。
セノーテイキルでしか買えない、おすすめのお土産
セノーテイキルでは、エントランスを入ってすぐのところに小さなお土産露店が出ています。
そこで販売されている「ハチミツのテキーラ」がめちゃくちゃ美味しかった!!!!
(↑)「YUMBAB」と書いてあるもの。ボトルも可愛いです!
ツアーの日本人ガイドさんにおすすめされて、試飲してみたらとっても美味しかったんです。
しかもこれ、ガイドさんいわくここでしか販売されていないんだそう。(なぜこんな辺鄙なところ限定なのか…。)
小さいビンを1つ買ったのですが、もっと買っておけばよかった…。
セノーテイキルに行く人は、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
(↑)セノーテイキルのエントランス
以上、最近人気の高まっている「セノーテ・イキル」についての情報まとめでした!
カンクンから離れているため、自力でアクセスするのは少し大変ですが、チチェンイッツァ遺跡のツアーやバスを活用して、ぜひ訪れてみてください!
きっと、このセノーテの美しさと壮大さに感動すると思います^^
他のセノーテについては、以下の記事におすすめの場所をまとめているのでぜひチェックしてみてください。(↓)