メキシコのリゾート地カンクン周辺でも、「死者の日」を楽しむことができます!
死者の日は、メキシコで毎年11月1、2日に祝われる国の祝日で、死者を楽しく弔い墓を飾りつけるという世界的にユニークなお祭りです。最近はディズニーピクサー『リメンバーミー』でも紹介され、日本でも有名に。
日本人がメキシコに行くとなると、ほとんどの人の行き先がカリブ海ビーチリゾート「カンクン(Cancun)」。ハネムーン旅行先としても定番です。
カンクンは元々、死者の日が大々的に祝われる地域ではないのですが、最近は「死者の日」がメキシコを代表するフェスティバルになっているので、外国人観光客が集まるカンクンでも死者の日系のイベントが行われています。
もくじ
カンクンで死者の日を祝うなら…
カンクンで死者の日を祝うなら、行く場所をあらかじめ決めて準備や予約をしておくのがおすすめです!
一番おすすめは「シカレ(Xcaret)パーク」
カンクン周辺で、一番死者の日をしっかり楽しめるのは「シカレ(Xcaret)」という自然系テーマパークです。
入場料を払えば遊び放題の、ユカタン半島の地形をそのまま生かした大規模な自然パークで、ガイドブックでは「川下りやシュノーケリングをして楽しむ場所」として紹介されているのですが、
実は「メキシコの文化」をテーマにしたエリアもあります。
そこでは、死者の日限定でマリーゴールド等の花々で鮮やかに飾り付けられたお墓(本物の墓ではないですが)や花のアーチ、大きな死者の日の祭壇を見ることができます!!
カンクン周辺でここまで大規模なデコレーションが見られるのは、今のところシカレくらいです。
あと何よりも欠かせないのは、シカレのナイトショー!死者の日シーズンには、特別に死者の日ショーが行われて、これがメキシコNo.1なんじゃないかってくらい豪華なんです✨
さらに、死者の日の特別な儀式パフォーマンスや、生バンドによる死者の日メドレーも流れていて、死者の日感をたっぷり味わえます。
この時期にカンクン行くなら、絶対シカレは外せません!!当日は「Xcaret Events」という専用のアプリをダウンロードしておくと便利です。
この「死者の日モード」になる期間ですが、毎年数日間のみ。毎年10/30-11/2が開催日ですが、2023年はもう1日多く10/30〜11/3開催です。(詳しくは公式サイトでチェック→シカレの死者の日イベント )
入場券はベルトラ(現地ツアー手配サイト)で買えます!→シカレパーク予約ページ
どこを通して買ってもパークの値段は固定なので、日本語で問い合わせできるベルトラで買っておくことをおすすめします。
シカレパークについては、別の記事でも詳しく書いているのでぜひ。
できれば…「ホテルシカレ」にも泊まろう!
さらにおすすめなのが、シカレパークに無料入場できる併設ホテル「Hotel Xcaret(ホテルシカレ)」に泊まること!
カンクン名物の「オールインクルーシブ」スタイルのホテルで、滞在中は飲み&食べ放題に加えて、なんとシカレ系列の複数テーマパークで遊び放題!!
そんなシカレホテルも、「メキシコの文化」をメインテーマに掲げているリゾートホテルです!敷地も超広大。1日かけても回りきれないくらい広い!笑
そして、とにかく映えスポットがいっぱい!!!
しかもこのリゾート、なんと「シカレパーク」に負けないくらい死者の日のデコレーションが凄いんです!!ビュッフェ会場には巨大祭壇が飾られ、敷地内のありとあらゆるところが死者の日のマリーゴールドカラーに彩られます✨
これはわたしも実際には見たことはないのですが、YouTubeで動画ありました♪
あとは、シカレパークまでトラヒネラ(伝統的な小舟)で遊覧しながら行けるのも宿泊者の特権。このボートライドめっちゃ楽しいからぜひ忘れず乗ってほしい!!
死者の日の時期にカンクンに行くなら、わたしなら間違いなくシカレホテルを一番おすすめします。というか「絶対ここ泊まれ!!!」って言うくらい推します☺️
絶対後悔しません!
>ホテルシカレ(Booking.comで値段を見る)
一泊700USD/部屋〜
値段は高級ですが、確実にそれだけの価値ありです⭐️そもそもシカレ系列のテーマパークはどこも入場料100USD/人超えなので…それを考えるとめちゃお得なのです。
日本から行きたい人は、個人手配するか、ツアー派の人はホテルシカレに泊まれるツアーは今は存在しないので、オーダーメイドで旅程を立ててもらえる旅行会社に任せるのがおすすめです。
死者の日が盛り上がる、他の街に飛ぶのもあり!
ただし「伝統的な死者の日の催し」は期待できないです。
わたし的におすすめは、1泊でもいいから死者の日を楽しめる街(メキシコシティやオアハカ等)に飛んじゃうこと。
こういう柔軟な旅程も、個人手配か、オーダーメイドツアーを頼めば可能です👍
メキシコシティは気軽に行ける!
- 旅程に余裕がない(1泊〜楽しみたい)
- より本格的な死者の日をサクッと楽しみたい
メキシコシティでは、死者の日が近づくといろんなイベントが開催されます。パレードはもちろん、いろんな場所で死者の日グッズのフェリア(即時販売会)もあるし、どこに行っても死者の日の飾り付けが楽しめます♪
カンクンからは毎日10本近い直行便が飛んでいるので、1泊から行けちゃいます!(頑張れば日帰りもできるかも?!)「カンクン↔︎メキシコシティ」間の所要時間は片道2時間半。サクッと行けます👍
しかも見所もめちゃくちゃたくさんあり、タイミングが合えば巨大パレードも見られます♪年々街の飾り付けは派手になっているので、見応えバッチリ。
近郊には、死者の日のお祭りやお墓の飾り付けで有名な街もあるので、そこまで足を伸ばすのもとてもおすすめです。個人では行きにくく土地勘とレンタカーがないと厳しいので、現地ツアーに参加がおすすめです。
ミスキックも本当に素晴らしいので、日程合うなら絶対行った方がいい!!
2023年11月2日限定のミスキックツアー→死者の日ミスキック現地ツアー予約ページ
オアハカが一番おすすめ
- オアハカで2,3泊できる(=旅程に余裕がある)
- 半年前までにホテル、フライトを押さえられる
- 治安いい場所しか行きたくない
オアハカでは、毎年パレードやイベントがたくさん行われていて、さらに死者の日当日にはお墓巡りも可能です。街自体も飾り付けられてとても美しく、伝統的な死者の日の雰囲気も楽しめるので、おすすめです⭐️
「カンクン↔︎オアハカ」間は今では安いLCCの直行便も飛んでいて、片道たったの2時間でアクセスできます!
ただし、フライトの本数が少なく週に数本しかないので、事前に予約しておくことと、おそらくフライトのスケジュール的にオアハカで2〜3泊するプランになります。
そこで問題になるのが「宿」。
宿の確保は早めに!
死者の日の時期には世界中からオアハカに観光客が集まるので、宿の確保がめちゃ大変です。わたしは2023年6月にその年のオアハカの宿を予約しましたが、その時点(5ヶ月前)でもう90%の宿は埋まっていました…!
「オアハカで死者の日を過ごしたかったけど、宿がなくて泣く泣く諦めた」という人も意外と多いんです。
なのでできれば半年前までにプランを立てられる人向け!
その他
オアハカと並んで死者の日で有名なエリアに「パツクアロ湖周辺(ミチョアカン州)」がありますが、ここまでのカンクンからの直行便はないので、ちょっと不便そう。
相当時間に余裕のある人じゃないと難しそうですが、死者の日が生まれた土地の雰囲気を楽しめます。
興味のある人はこちらをチェックしてください!→『死者の日のハニツィオ島&パツクアロ湖の村々へ!【メキシコで一番伝統的な墓が見られるよ】』
まとめ
以上、カンクンで死者の日を楽しむ方法についてでした!!
カンクンの繁華街でも、最近はかなりガッツリ死者の日のデコレーションをするお店やホテルも増えてきました。
でもやっぱり、「シカレ」には叶わない…!規模が違います。死者の日の時期にカンクン周辺にいる人は、ぜひシカレまで足を伸ばしてみてください♪
ただ、やっぱりシカレも「死者の日の雰囲気を再現したテーマパーク」なので…雰囲気は十分ですが、「本場の死者の日」を体験したい人は、メキシコシティやオアハカなどに国内線で飛んじゃうのも一案です。
以上、死者の日の時期にカンクンやリビエラマヤに行く人のお役に立てば幸いです♪