母とカンクンに滞在してきましたー!
これで通算5回目のカンクンでは、今までに行ったことのないカンクンの見所にも行けて大満足の滞在になりました。
そして今回のカンクン旅行のハイライトとして、母と一緒にユカタン半島の絶景&見所を巡るツアーに参加してきました!!
いろいろ迷った末に「プラン的にベスト」だと思って選んだのは、このツアー。↓
これ、今カンクンで一番熱い観光スポットを一気に回るという、短期旅行者にはとってもありがたいツアーで、丸一日使ってユカタン半島の北部の見所を網羅できます。
このツアーのメインの行先は、以下の3か所。
- チチェンイッツァ遺跡
- セノーテ・イキル(ユカタン半島に点在する淡水の洞窟セノーテの1つ)
- ピンクラグーン
※「ピンクラグーン」はツアー会社では【ピンクレイク】と記載されることが多いようです。
どこの見所もそれぞれ見ごたえがあり、とっても充実&最高のツアーでした!
おすすめなので、ツアーの流れがどんなかんじだったのか、レビューがてら紹介します。これからカンクンに旅行に行く人の参考になれば幸いです^^
カンクンに旅行する人は、もう全員とりあえずこのツアーに参加すべきとすら思います。それくらいおすすめ!!笑
もくじ
ツアーには「ホテル送迎」も含まれている
まずはじめに、このツアーは「早朝〜夜」まで丸一日使うので、参加前日はたっぷり寝てください。笑
しかもホテルへの送迎が朝の5時半だったので、睡眠時間は3時間くらい→ツアー始まったときは眠すぎて死にそうでした…。
送迎は、予定時間通りだった!
このツアーは送迎付きなのでホテルのロビーで送迎を待ちます。朝早すぎて外はまだ暗かったです。
さすが日本の旅行会社。めっちゃ時間に正確…!!!
参加者は、合計6人と少人数制だった
わたしと母が車に乗りこんでから、違うホテルで他の4人組のお客さんをピックアップ。
今回は、参加者6人+日本人ガイドさん+ドライバーさんの合計8人で行くみたいです。
人数が多い時は、2台に分かれて出発するんだそうです!(ガイドさんも2人)
(↑)ドライバーさん(左)と日本人ガイドさん(右)
早速、1つめの目的地「チチェンイッツァ遺跡」へ向かいます。トイレ休憩をはさみながら寝てたら、3時間半くらいでチチェンイッツァ遺跡に到着しました!
世界遺産のチチェンイッツァ遺跡へ!
一番最初に、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている「チチェンイッツァ遺跡」へ。
チチェンイッツァ遺跡に着く直前に、ガイドさんがマヤ文明や人々の特徴について予備知識をいろいろ教えてくれました。ワクワク!
チチェンイッツァ遺跡に入場
立派な入り口。
チケットオフィス。メキシコ人以外は254ペソみたいです。
入場料はすべてツアーに含まれているので、ガイドさんがチケットを持って来てくれました。
車に乗っている途中で日も登って、チチェンイッツァ遺跡のエリアは朝の爽やかな空気で満ちています。
太陽を背にしたチチェンイッツァ遺跡のピラミッドは、とってもかっこよかったです!!なんだか神々しい!
(↑)地図もあります。結局迷ったけど。
(↑)UNESCO世界遺産 登録記念の石碑。ここチチェンイッツァ遺跡は、カンクン周辺では「日帰りで行ける唯一の世界文化遺産」です。
公認ガイドのオマールさん
ここの遺跡では、公認ガイドを付けないと見学できないルールになっているので、わたしたちのグループにもオマールさんという現地ガイドがついてくれました。
オマールさん。持っているのは、昔のマヤ人(貴族)の顔のイメージ図。
マヤの文化では、斜視(というより寄り眼?)が神聖で価値の高いものだとする考え方があり、斜視で表現される太陽神(キニチ)もいます。さらにマヤの貴族は幼いころからわざわざ訓練して斜視にするんだそうです。(参考:『儀礼と風習からみるマヤ文明の精神世界』byナショナルジオグラフィック)写真の男性も斜視になってます。
一つ一つの遺跡について、日本人のガイドさんがすべてかなり詳しく説明してくれるので、とても勉強になりました。オマールさんはガイドさんの説明に合わせて図のページをめくっていく係(笑)最初は「オマールさん一緒に来た意味w」って思ったけど、スペイン語で話しかけてみるとチチェンイッツァ遺跡についての最近の発見とかとても面白い話を情熱的に語ってくれました!!
とくに面白かったのが、「もしかしたらピラミッドの地下にセノーテ(もしくは水路)があるかもしれない」という話。ロマンがありますね〜〜!
手を叩くと反響する「不思議スポット」
チチェンイッツァ内の建物群は、すべて完璧に計算された上で作られています。なので、例えば「広間の中心」は、そこで話すとピラミッドの上に居る王に聞こえやすいような設計になっているんだそう。すごい。
それを感じられるスポットとして有名なのが、「手を叩くと音が反響して聞こえる場所」。いくつかあり、オマールさんが実演してくれました。
(↑)手を叩くオマールさん。
ぱん!!っと叩くと…「ぺあっ」という変テコな音が帰ってきます。めっちゃ不思議。ただ結構大きく手を鳴らさないとイイ音がならなくて、わたしはいくら頑張って叩いても「ぴぃっ」て小さい音がむなしく響くだけでした…。
オマールさんはチチェンイッツァ遺跡の認定ガイドの中でも手叩きの音量を競わせたら1、2を争う名手なんだそうです(笑)
ちなみにこの音、実はテオティワカンでも聞けます。月のピラミッド側の「死者の大通り」で手を鳴らすと同じ音がなります。アステカとマヤはいろいろ文化的つながりがありますが、こんなところでも音響の同じ技術が使われていたとは…。
遺跡内のいろんな見所を、解説付きで巡る
そのほかにも、面白い見所いっぱい巡りました!
ここは遠くから見ると階段のてっぺんに生贄の心臓を乗せていたチャクモールの像があります。
その近くにある石柱の林
ククルカン(羽毛の生えたヘビ)の石像と台。ここで儀式が執り行われていたのかも。
そういえば、ククルカンとケツァルコアトル(アステカの羽毛の生えたヘビ)の違いって何?って思ったら同じものなんだそうです。テオティワカン遺跡には「ケツァルコアトルの神殿」があります。羽毛の生えたヘビは、アステカにおいてもマヤにおいても超重要な神様でした。
石彫はかなり綺麗に残っています。貴族の絵。
生贄の頭を串刺しにしていた石台に掘られた人の頭蓋骨の絵。
よ~く見ると縦方向に串刺しになっています…。朝っぱらから結構ヘビーな歴史を学びます^^;
ペロタの球技場も見学
(↑)マヤの貴族たちは、かつてゴム玉を使った「ペロタ」と呼ばれる球技をしていて、その球戯場も見ることができます。丸いわっかにボールを入れた方が勝ちですが、めっちゃムズカシそう。人間と比べるとどれだけ高いかわかると思います。あと手は使っちゃいけなくて腰でプレーしてたので余計大変です。あと彼らは斜視だし。究極にハードモード(笑)
この球技は聖なる戦いで、勝った方が生贄になるんだそうです。わたしたちの感覚だと「だったら勝ちたくない」と思うと思いますが、当時の人達にとっては生贄になるのは誇らしいことだったんだとか。この球技場の壁には、勝って生贄にされた(首をはねられた)時の様子が壁画で残っています。
勝者の生首をつかんだ男と、血が噴き出る首のない体が描かれています。実物見ないとわかりにくいかも(-_-;)
チチェンイッツァ遺跡、面白くかつなかなかヘビーな遺跡でした!
ここが全盛期だったころは一体どんな世界で、マヤの人達は何を考えて生きていたんだろう…。今のわたしたちの感覚では受け入れにくい部分も多々あるけど、「命」や「死」といった今のわたしたちにとっても大切なテーマを改めて考えさせられる場所だと思います。
生贄が沈められたセノーテ
最後に、自由時間が数十分あったのでどうしても行っておきたかった遺跡エリアの奥の方にある巨大なセノーテへ。
ここではかつてたくさんの生贄が沈められました。(調査によって、底から人の骨や装飾品がたくさん見つかっています。)
セノーテが生贄の場所として使われていたことは知識としては知っていましたが、実際に使われていたセノーテを目にするのはこれが初めてでした。ちょっと怖いけど、感動!
遺跡内の「お土産屋」はお得だからチェックすべし
朝一で行ったので最初はまだ観光客の姿もまばらで、チチェンイッツァ遺跡の敷地内で仮面や置物を売っている物売りも、最初はまだやってきたばかりでお店の準備をしてる段階でした。
遺跡をまわっている途中で、かなり日も高くなると同時に日差しがきつく暑くなってきて、物売りの人もたくさんやってきました。
民族衣装っぽい服や、仮面、置物、Tシャツなどいろいろ売っています。
最初にガイドさんがちらっと「ここ(チチェンイッツァ遺跡)で売ってるお土産ものは、かなりお得ですよ~」って言ってたのですが、たしかに1~5ドルなど少しのお金ですごいいろいろ買えます。(USドルで客引きしてたけど、ペソだともっとお得かも)
今思えば、ここがカンクンで一番安くお土産を買えるスポットでした。
ここで1ドルで売ってるものがカンクンのショッピングモールだと8ドルとかします。もしお土産を買う予定の人がいれば、ここでしっかりチェックするといいと思いますよ~!(買い物したいなら、自由時間確保してくれるツアーにしましょう!)
この辺りは、カンクンよりずっと物価も安いし庶民の暮らしも安価なので、その分かなり安く買えるんだと思います。品質もカンクンのショッピングモールのものとほぼ同じです!
あと、エントランスのところで、マヤ文字で自分の名前を印刷してくれるサービスがあります。ここでしかやっていないサービスらしく、そのロマンにやられた母が即決で買ってました。(笑)
値段は300ペソくらいだったかな? 印刷に時間がかかるので、帰りにまたエントランスで受け取りました。
絶景セノーテイキルへ
次の目的地は、チチェンイッツァ遺跡のすぐ隣(車で5分)にあるセノーテイキルです!
セノーテイキルは、カンクン周辺ではなかなか見ることのできない巨大な「井戸型」のセノーテ。ジャングルの中に突然あります。
想像以上に美しい場所で感動でした!!
上から見たセノーテイキル。暗い空間しか見えません。
下に降りられるようになっていて、こんな洞窟を下っていきます。
すると…
じゃ~ん。
絶景!!!
天井の穴から見える青空とジャングルの緑が眩しく、洞窟の中に日が差すと、とても壮大で幻想的な雰囲気になります!
上から垂れ下がっているのは、樹々の根っこ。そこからポタポタと大量の水滴が流れ落ち、洞窟の中はずっと水の音が響いています。
セノーテといっても、ここセノーテイキルの水は透明度はほぼありません。それよりもこの壮大な景観を楽しむための場所です^^
チチェンイッツァ遺跡で汗まみれになった体を冷やすために飛びこんで泳いだり、
階段を上って、
どぼーん!!と飛びこんだり(笑)
楽しみ方はいろいろです。
ここではあまり時間がなく、30分くらいしか自由時間がなかったのでささっと泳いで着替えました。(みんなトイレみたいな個室で着替えます。シャワーもあります。)
※ツアーによっては「遊泳できないプラン」もあるので注意。「上から見るだけ」になるので、泳げるツアー選びましょう〜!
ツアーに含まれているランチビュッフェも豪華
待ちに待ったランチは、セノーテイキルのエリア内にあるビュッフェ会場でした。チチェンイッツァ遺跡らへんからかなりおなかが減っていたのでビュッフェは嬉しい!
藁ぶきのなかなか雰囲気のあるレストランです。
種類もいっぱい!!
ガイドさんに美味しい食べ方を教えてもらって、いものサラダと魚のフライでタコスを作ったらすごくおいしかったです。だいたいツアーの昼ごはんってショボいことが多いと思うのですが、ここは何を食べても美味しかった!!
いっぱい食べました!!スイカ甘くて美味しい。
午後からもがっつり見所を巡ります!まだ、ツアーの目玉のピンクラグーンが残っています^^
念願のピンクラグーンへ
ピンクラグーン(ピンクレイク)までは、このセノーテイキルからピンクラグーンまでもかなり距離がある(2時間以上)なので、永遠に車を走らせます。
かなり頻繁にトイレ休憩を取ってくれるので、ありがたかったです。
(↑)寄ってくれるトイレ。トイレットペーパーもあってちゃんとしてます。清潔。
このあたりには何もなくて、民家もないエリアだとこんなかんじの景色が永遠に続きます。メキシコ北部のサボテンが生い茂る乾燥した景色とはまた違い、ユカタン半島はやっぱり緑豊かなエリアだなあと思いました!
やっと着いた!と思ったら、リオラガルトスという港街の港。
ボート発着所。
写真だとわからないけど奥の方の海がカリビアンブルーに輝いていてテンション上がります!(カンクンに到着してから初めて日中に海を見た…!)
まずはジャングルツアー
これからピンクラグーンに行く前に、ジャングルツアーに参加するとのこと。そんなんあったのか!と衝撃を受けつつ(←ツアー内容をいまいち把握できていないw)、そのままピンクラグーンに行くとのことだったので荷物を持ってジャングルツアーの小さいボートに乗りこみます。
プライべートジャングルツアー!「ジャングル」といってもアドベンチャーな感じではなく、マングローブジャングルなので静かで平和なボートクルーズって感じです。
(↑)マングローブの森。ここに南国の珍しい動物たちがいっぱい暮らしています。
このジャングルツアー、全然期待してなかったけど想像以上に楽しかった!!(笑)
(↑)ボート運転手兼、魚を使っていろんな動物をおびき寄せる係(笑)のアンヘルさん。
うっそうと茂ったマングローブのジャングルの中を、うまいこと運転してくれました。
最初に発見したのはペリカンたち。日本だとなかなか見る機会はありませんよね。アンヘルさんのおびき寄せによってかなり近くで見られました!
ワニ探し
そして、「もしラッキーだったら野生のワニが見られるかも」とのことで、めっちゃワクワク!「見られたらいいな~」くらいに思っていたのですが、さっそくアンヘルさんが茂みの中に小さい子どもワニを発見。
(↑)真ん中の枝に乗ってます。保護色でわかりにくい。てかこれをボートで走りながら瞬時に見つけるとかアンヘルさんの動体視力すごすぎ!笑
(↑)子どもワニにテンションが上がっているわたしたちを、愛娘を見守る父親のようなまなざしで満足げに見るアンヘルさん。(この、のんびりと優しい風貌からは想像のできない鋭い動体視力の持ち主。)
「珍しいワニ赤ちゃんでも見られてよかったわあ~」とわたしたちは大満足だったのですが、その後も引き続き鋭い目線をマングローブに浴びせ続けるアンヘルさん。
そして…静かにマングローブの中を指さしたかと思うと、おびき寄せ用の魚を投げつけはじめます。何か見つけたのかな?!と思ってみていると…
なんと!!巨大な大人のワニが出てきました!!
(↑)アンヘルさんのおびき寄せによってこんなに近くまで来た!
いや、近あっ!!!
ちょっと近すぎる。(笑)ボート小さいので怖いですが、野生のワニをこんなに近くでみられる機会はもう人生で二度とないかも…。しっぽを横にスイスイさせながら、手足は全く動かさずに不思議な泳ぎ方をしていました。面白い~
フラミンゴの群れを見学
ワニを見てからはマングローブジャングルを抜けて、ちょっと開けた海の上を走っていきます。すると、アンヘルさんが遠くの方を指さしてフラミンゴがいる!と教えてくれました。
かなりレアな野生のフラミンゴ!!世界的に絶滅危惧種で超レアキャラです。
フラミンゴの体はエサの中に含まれている色素によってピンクになっているのですが、すごく美しいビビッドなピンク色のフラミンゴが何匹か見られました。この写真のフラミンゴの5倍くらいの鮮やかさでした!!
ボートでそのまま、ピンクラグーンに向かう!
そしてそのまま、ついに待望のピンクラグーンへ。
その前に、ガイドさんからちょっと残念なお知らせ。実は普通みんなが行くLas Coloradasという村のピンクラグーンは、「つい3日前に塩の収穫のために水が抜かれてしまった」とのこと。=行っても何も見られない?!
ガイドさんからその事実を突きつけられた時、「えっじゃあわたしたちはピンクラグーンを見られないってこと…??」とボート内が多少ざわついたのですが、やっぱりツアーってすごい。「現時点でこのエリアで最もピンク色になっている湖に、特別な許可をもらって行きます」とのこと!すごい!!!
…てなわけで特別に許可が出た方のピンクラグーンへ向かいます。
わたしは2017年に初めてピンクラグーンに行ってから、このウェブサイトに「ピンクラグーンの情報ページ」を作って季節ごとの情報を集めていたのですが、やっぱり時期によって見られるピンクラグーンの質に差があるんです。わたしの友達は「行ったら何もなかった」という悲惨な状況だったそうでめっちゃ可哀想だったのですが、その理由はたぶん「塩の収穫直後だったから」なんだとこの時気付きました。。雨季(4~10月)は本当にいつ塩の収穫があるかわからないので、夏の時期は絶対にピンクラグーンはツアーに参加するのが正解だと確信。だって自力で行ってもし何もなかったらどうしようもないから( ノД`)
ピンクレイク(ピンクラグーン)に到着!
というわけで雨季真っただ中にピンクラグーン行ったわたしたちですが、無事見ることができました!!
(↑)写真加工は一切なし。ちゃんとピンクです!
やっぱり乾季に行った時よりは鮮やかさが劣りますが、それでもとっても綺麗。カメラでは色味が少し落ちているので、実際に目で見た方が綺麗です。
遠くの方に真っ白な台形の山が見えますが、あれが収穫した塩だそうです。ここの場所自体、塩を収穫するためい作られた場所なので、しょうがないですね…。
もしピンクラグーンのツアーに参加するのであれば、わたしたちは塩の収穫直後という「最も最悪な時期」に行っているのでこの写真で見られるレベルのピンクラグーンが最低ラインだと思えばOKだと思います。最低ラインでもしっかり綺麗です。普段はさらに鮮やかですよ~。
(↑)ピンクラグーンに1月に行った時、わたしが撮影したもの
これで、このツアーのハイライトは終了。あとは帰るだけか…と思っていたら、ガイドさんが「まだありますよ!」と。ここから天然の泥パックをしに行くらしいです!!
天然の泥パック体験
泥パック用の「天然の泥」は、数千年かけてマヤ文明の時代から蓄積されていた泥なんだそう。ただの泥かと思いきや、壮大な歴史が詰まってました…!
ボートをまた10分ほど走らせて辿りついたのがココ!
真っ白な泥まみれの場所!!写っている部分見渡す限り全部ドロです!ボートを付けて見渡すと、ほかの外国人グループが真っ白になりながら歩いているのを発見しました。
めっちゃシュールww
しかもこのまま帰るらしい(笑)
わたしたちも、彼らと同じように泥を体に塗ってからこのボートに乗っている間に乾かして、それから洗い流すって流れでした。
わたしたちの泥パックのために、アンヘルさんが一生懸命「いい泥」を掘り起こしてくれました。
「いい泥」は下の方に眠っているらしい…。けっこう深く、50㎝くらい掘ってました。いい泥への妥協は決してしないアンヘルさん。このままアンヘルさんに顔を塗られます(笑)
「顔だけ」とか「手足だけ」でもOKでした。肌の弱めな母も顔に挑戦してましたが大丈夫でした!(わたしはこれ系でいつも肌が大荒れするのでやらなかったけど、母が大丈夫なら挑戦できたかも。粒子の細かそうなすごくいい泥パックでした。)
ここからあの外国人グループのようにボートに乗りこみ、港に帰ります。スピードボートで30分くらいでした。意外と遠くまで来たんだなあ。
港に到着して、シャワーで泥を洗い流し、楽しかったジャングルツアーも終了。
何気に目玉のピンクラグーンよりもジャングルツアーでレアな動物がいっぱい見られたり、泥パックで遊んだりした方が楽しかったかもw(ピンクラグーンは前にも一度行ったことあるし)あとは車でホテルに送ってもらうだけです!
帰りの車〜ホテル到着まで
帰りの車ではみんな疲れ切って爆睡。わたしも写真の整理をしつつ、いつの間にか寝てしまっていました。港のあるリオラガルトスからカンクンまでは250Km以上離れていて、所要3時間半~4時間です。(ちょうど「東京から福島」とか「東京から浜松」の距離と同じくらい。)
こんなに一日中(合計約10時間とか)運転してるドライバーさんもすごいなあ…(-_-;)
無事宿泊しているホテル(フィエスタアメリカーナ)のロビーまで送り届けてもらいました!!(疲れすぎて港以降の写真がない。笑)めちゃくちゃ疲れたけど、超充実&楽しすぎるツアーでした!
すべての見所について、ガイドさんが丁寧に日本語で説明してくれたのも勉強になってとても良かったです。
おかげで、ユカタンの素晴らしい自然と文化を存分に楽しむことができました!
今回わたしたちが参加したツアーの情報
わたしたちが参加したのはこのツアー!(↓)
- カンクン3大スポットツアー
ここから予約できます。
参考に、ちょっと詳細書いていきます。
このツアーのいい所
このツアーのこだわりについてガイドさんに聞いたところ、こんなことを教えてくれました。
- 遺跡とセノーテは、OPENと同時入場=スポット独占!
観光客が少ない時間帯に、ゆっくり回ることができました!しかも、ほぼスポット独占でした。わたしたちが去る時には観光客でごった返し始めてたから、ベストなタイミングだったと思います。 - ピンクラグーンには午後(ベストタイム)に着く
午後の方が、日の光や水の温度の関係でピンクラグーンがより美しく見えるので、それを考慮しているそうです!ちなみに午前中はピンク色が鮮やかに出にくいんだとか。ただ、夕方など遅すぎても雨が降る可能性が高まるので、「ちょうどいい時間帯」に行くのが大事。 - ピンクラグーンは「その日一番綺麗に見える場所」に連れていってくれる
ピンクラグーンは今回のように「その日、その時点で一番美しいピンク状態の場所に必ず連れていってくれる」ようです!
すべての見所にベストタイミングで行ってもらえるのは、やっぱりとてもありがたいです!
あとピンクラグーンの「その日のベストスポットに、特別に許可をとって連れていってくれる」というのはスゴイと思いました。それだけでこのツアーに参加する意味があると思います。
あと実際に参加して感じたグッドポイント◎は、
- 少人数制
やっぱり行動が楽!!途中で合ったツアーグループは超大人数だったので、大変そうでした…。少人数なので、ガイドさんが写真もたくさん撮ってくれました^^ - 説明がとっても分かりやすい!
遺跡では丁寧に説明をしてくれて、とっても勉強になります◎質問もたくさんできるアットホームな雰囲気でした。 - 気遣いがスゴイ
スナックや飲み物もくれて、傘だって用意してくれたので雨が降っても大丈夫! - 素敵な日本人ガイドさん&ドライバーさん
これ、なんやかんやで一番大事!!本当にみなさん親切で、素敵な方たちでした。彼女たちのおかげで、最高の一日になりました^^
あと、母的にはトイレ休憩をちゃんと頻繁に取ってくれるのがめちゃありがたかったそうです(笑)
全部「自力で」行こうとすると、どうなるか
このツアーはカンクン周辺のアクセスが難しい見所を網羅できます。
実は、今回行った見所やアクティビティ、全部自力で手配するとなるとめっちゃくちゃ大変&時間もかかるんです。
わたしも現地のバスでピンクラグーンに行ったことがありますが、大変すぎて死にそうでした。しかも、丸一日かけて見れるのはピンクラグーンだけっていう。
時間のあるバックパッカーならいいと思いますが、短期旅行者なら時間と労力がもったいないです。
チチェンイッツァ遺跡は、カンクン中心地のADOバスターミナルから直行バスが出ていますが、本数が限られているし、結局「往復のバス代」+「入場チケット」+「中でのガイド代(必須)」合わせたら単発ツアーの方が安く、自力で行くメリットは皆無。
今回のツアーは、
- チチェンイッツァ遺跡(&ガイド)
- セノーテイキル
- ランチビュッフェ
- ジャングルツアー
- ピンクラグーン(←一番行きにくい)
- 泥パック
と見所のチケット&交通費、アクティビティが全部含まれているので、本当に時間対効果が高い(コスパいい!)と思います。
このツアーがおすすめな人
正直、いろいろ迷うよりも短期でカンクンに来ている旅行者はとりあえずこれに参加しておくのがおすすめです^^
- 「カンクンの見所をできるだけたくさん見たい!」という人
- 短期旅行でカンクンにきている人
- カップルや子連れファミリー
には、楽に見所を巡れるこのツアーは、とくにおすすめです。
ツアーを選ぶときの「ポイント」と「決め手」
わたしがこのツアーを選ぶときに重視したポイントは、この3つです。
- 各見所の到着時間
自力で行った経験があったこともあり、各観光地の「ベストな時間帯」もわかってたので比較できた。 - 滞在時間は多めか
しっかり見所を楽しめるツアーか・スタンプラリー状態の適当なツアーじゃないか - 少人数制か
あまり参加者が多いツアーだと、ガイドの声も聞こえにくい&質問もしにくいし、集団行動に合わせて我慢することが多いのでいろいろ不便
それで、このツアーを選んだときも、上のポイントを踏まえた上で…
- すべての見所への到着時間が完璧だった
遺跡は朝到着!(昼は日差しキツすぎて無理)・セノーテは混むのでOPEN直後に入場できる・ピンクレイクは昼〜午後がベストなのでその時間に行ける) - 滞在時間がたっぷり
ガイド付きなので、説明もしっかりしてくれそうでした。 - 少人数制
というのが決め手になりました。
そのあたりの詳細(選ぶときのポイント)については、こちらの記事でめっちゃ詳しく書きました。↓
いろいろ考えて、悩んだうえでかなりこだわって決めました。
結果的に、ちゃんと自分たちにとってベストなツアーを選べて本当によかったです!!
ツアーを探すときは、「安さ」よりも「コスパ」重視にした方が、結果的にお得
正直、ツアーを選ぶときは「値段の安さだけ」で比較しちゃダメだな〜と思いました。
それよりも重視すべきポイントがいっぱいあるし、「安くて満足度50点のツアー」にするよりも「少し高くても100点満点のツアー」を選んだ方が、結局気持ち的には圧倒的にお得です。(それに、差額は数千円なので。ケチるのはもったいない。)
なので、これからツアーを予約する人にもぜひ・コスパ重視で選んでほしいです!
これからカンクンに旅行に行く人は、ぜひチェックしてみてください!