メキシコシティをなんども訪れて、いろんな見所スポットに行ったわたし的、「メキシコシティで本当に行くべき、おすすめな見所」をまとめました!!
「定番スポット」から、ガイドブックに載ってない「個人的に超おすすめなスポット」まで、いろいろ網羅しています。
これからメキシコシティに行く人はぜひ参考にしてみてください!
もくじ
メキシコシティで行くべき「必見の見所」は、3つ。
とりあえず、「メキシコシティに行ったらここは押さえておきたい!」という「最優先スポット」を、3つだけピックアップしました。
- メキシコシティ歴史地区エリア
- メキシコ国立人類学博物館
- テオティワカン遺跡
メキシコシティであまり時間のない人は、この3つを優先的に巡りましょう😊
① メキシコシティ歴史地区エリア(ダウンタウン)
メキシコシティには「Centro Hisctorico(セントロ・ヒストリコ=歴史地区)」というエリアがあります。(「ダウンタウン」とも呼ばれています。)
この歴史地区は、かつてメキシコシティが湖だった頃にも「島」として存在していて、アステカ帝国の首都「テノチティトラン」だった地域です。
中世にスペイン人が占領したあと、このエリアに建っていたアステカの神殿や街はすべて壊され、その上からどんどんヨーロッパ風の建物を立てた結果、このエリアは「中世ヨーロッパの街並み」に変貌しました。
そんな「占領の歴史」を持つのが、ここ「歴史地区」なのです。
このエリアには、メキシコシティで必見の見所がたくさん集まっています!!
- 街の中心地である「ソカロ広場」
- ソカロ広場に面した「メトロポリタン大聖堂」
- 埋められたアステカ時代の神殿を掘り起こした「テンプロ・マヨール遺跡」
- 圧巻の壁画を「国立宮殿」
- 歩行者天国の目抜き通り「マデロ通り」
などなど。
このエリアは、それ自体が博物館のようなもの。これまでのメキシコの歴史を色濃く写していて、さらに中世の建物も多いので、雰囲気たっぷりです。
現在も、中世の街並みの地下には「埋め立てられたアステカの遺跡」が残っているという、不思議な街です!
ぜひ「数時間〜半日」くらいかけて、じっくり観光してみてください♪
メトロ最寄駅 | ・2番線「Zócalo」を降りるとすぐソカロ広場 |
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メモ | ベジャスアルテスのあたりから、マデロ通りを通ってソカロ広場に行くコース(もしくは逆)がおすすめです。 |
ダウンタウンの見所やグルメスポット、ホテル情報は、こちらの記事で詳しく書いてます!↓
② メキシコ国立人類学博物館
ここは、メキシコにきたすべての人が絶対に行くべき、「人類の宝まみれの博物館」です!!
メキシコは「遺跡の宝庫」ですが、各地で見つかった重要な発掘品の多くがこの博物館に集められ、巨大な建物内に展示してあります!
- オルメカ文明
- テオティワカン文明
- アステカ文明
- サポテコ文明
- マヤ文明
などなど、さまざまな時代の、さまざまな地域の文明で作られた建物が再現され、巨大石像や、発掘物が並べられています。
見応えたっぷりで、古代文明の人々のクリエイティビティに触れられます♪
- アステカ・カレンダー(暦が書かれた巨大石版)
- チャック・モール(ピラミッドの上で、「生贄の儀式」で取り出した心臓を乗せていた像)
- ピラミッド内部の再現と、「ヒスイの仮面」をつけた王の墓
などなど。
博物館は2階建。1階部分は考古学、2階部分は民俗学エリアになっているので、メキシコの「過去」と「現在」を両方学ぶことができます!
1階しか見ない人が多いのですが、個人的には2階もユニークな民族アートがたくさんあって、めちゃくちゃ面白いです!
興味のある人は半日〜1日、サクッと見るのにも2時間はかかる、巨大博物館です!
入場料 | 70ペソ(約420円) |
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営業時間 | 9:00〜19:00 (月曜休み) |
場所 | Av. Paseo de la Reforma s/n, Polanco, Bosque de Chapultepec I Secc, Miguel Hidalgo, 11560 Ciudad de México |
メトロ最寄駅 | ・1番線「Chapultepec」から徒歩20分 ・7番線「Auditorio」から徒歩15分 |
メモ | メトロだと歩くので、タクシーかUberで行くのが便利! |
詳しくは、こちらの記事でも紹介してます!↓
③ テオティワカン遺跡
テオティワカン遺跡は、「メキシコシティ郊外(バスで1時間)」のところにあるので、ちょっとした「エクスカーション」として訪れるのがおすすめ。
「メキシコで人気No.1の古代都市(遺跡)」で、ユネスコの世界遺産にも登録されています✨
目玉は、遺跡エリアにある3つの巨大ピラミッドです。
- 太陽のピラミッド(頂上まで登れる!)
- 月のピラミッド(途中まで登れる)
- 羽毛のはえたヘビの神殿(装飾が見事!)
ピラミッドを頂上まで登ってみる景色は、圧巻です!アメリカ大陸有数のパワースポットでもあるらしく、「頂上でのヨガ」や「気球に乗って空から遺跡見学」も、人気のアクティビティです。
日中はかなり暑いので、「朝」行くのがおすすめ。
サクッと観光すれば、メキシコシティにお昼までに帰ってこられます。
入場料 | 70ペソ(約420円) |
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営業時間 | 毎日9:00〜17:00 (金曜:4:45〜17:00) |
場所 | San Martín de las Pirámides, State of Mexico, Mexico |
テオティワカンまでは、「北バスターミナル」からバスを使って1時間です。
詳しい行き方や、テオティワカンの見所はこちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にどうぞ!!↓
メキシコシティでぜひ行ってほしい、おすすめ観光地5つ
次は、わたしが個人的に「見応えめっちゃあり!!!」と感じた、おすすめスポットをまとめました。
上で紹介した3スポットと合わせて、ぜひ訪れてみてください♪
- バラガン建築(ルイス・バラガン邸、ヒラルディ邸)
- フリーダカーロ美術館(カサ・アスール)
- メルカド(市場)
- ラテンアメリカ・タワー
- ソチミルコ運河(世界遺産)
一つ一つ、くわしく紹介します!!
① バラガン建築(ルイス・バラガン邸、ヒラルディ邸)
バラガン建築とは、メキシコの伝説的建築家「ルイス・バラガン氏」が作った建築のことです。
太陽の光、色などにこだわった建築で、とにかく感動的な美しさ!!
バラガン氏は「自分の建築は、メキシコの太陽がないと完成しない」というこだわりを持っていたので、彼の建築は「メキシコにしか存在しない」んです。
空間一つ一つが美しく、「家」に対する価値観が変わります!
「予約必須」なので、観光のハードルはちょっと高めですが、せっかくメキシコシティに行くなら、絶対に行っておきたいスポットです。
(とくに、建築、デザインに興味のある人は必見!)
今、メキシコシティ内で気軽に見学できるのは、この2つ↓
- ルイス・バラガン邸
…バラガンが自分自身のために設計し、住んでいた家。世界遺産。
- ヒラルディ邸
…「バラガンの最高傑作」といわれるカラフルな建築。
バラガン建築については、こちらで詳しく紹介してます♪↓
② フリーダカーロ美術館(カサ・アスール)
「フリーダ・カーロ」とは、メキシコでもっとも有名な女流画家のこと。壁画画家ディエゴ・リベラの妻でもあります。
世界的に有名なアーティストで、メキシコでは国民全員が知っているアイコン的存在です。
ここ「フリーダカーロ美術館(カサ・アスール)」は、彼女の生家をミュージアムにした見所!Casa Azul(=スペイン語で青い家)の名の通り、真っ青な家です。
中では、彼女の生き様や暮らしぶりから、彼女の最後の作品『Viva la Vida(人生万歳)』、そしてメキシコ文化を愛した彼女の民芸品コレクションを、たくさん見ることができます😊
死後60年たってもフリーダ・カーロの人気がまったく色褪せないのは、今でも彼女がメキシコにとってとても大切な存在だから。
2016年に公開されたディズニー・ピクサー映画『リメンバーミー(洋題:Coco)』でも、キャラとして登場していました!
つながった眉毛が、彼女のチャームポイント!!
ココは「超人気スポット」なので、予約した方が確実です!
詳しくは、こちら↓
③ メルカド(市場)
メキシコシティには、大小様々な「メルカド(Mercado=市場)」がたくさんあります!
チランゴたち(メキシコシティの庶民)の生活を知りたいなら、活気のあるメルカド(市場)に行くのが一番!!
果物や野菜、お肉などの生鮮品から、手仕事やお土産まで、本当にいろんなものが売っていて、いつもとても賑やかです!
商人たちの掛け声や、美味しい立ち食いフード、大量に積み上げられた野菜など、メキシコシティのパワーを肌で感じられます♪
庶民の台所!巨大な市場
生鮮品や日用品を売っている市場でおすすめなのは、以下の2つ。
- セントラル・デ・アバストス:メキシコで一番巨大な新鮮品の市場。2,000以上の小売業者が、果物、肉、魚などあらゆる新鮮食品を売ってます!雰囲気を味わいに行くのもおすすめ。(フードスタンドもいっぱい)
- メルセー市場:メキシコシティの中心地にあって気軽に訪れることのできる、メキシコシティで2番目に大きい巨大市場です。治安面や中心地からの行きやすさで考えると、こっちの方がおすすめです。
ありとあらゆる食材が販売されてます!
個性派市場
あとは、ちょっと変わった、個性的な市場も!
- ソノラ市場:通称、「魔女市場」と呼ばれる、呪術グッズや薬草など怪しいものがいっぱいの珍名所!メルセー市場の隣なので、セットで訪れるのがおすすめ。死者の日のシーズンには、仮装グッズも充実します!
- シウダデラ市場:メキシコ全国の民芸品やお土産物を安くゲットできる、民芸品専門市場。ブースは200以上あり、メキシコ雑貨好きなら必見です!
個性派市場について、詳しくはこちら↓
④ ラテンアメリカ・タワー
ラテンアメリカタワーは、歴史地区の目抜き通り「マデロ通り」の脇からすぐにアクセスできる、メキシコシティで一番高い展望台のあるタワーです!
ここから見る夜景は最高なので、ぜひ夕方〜夜の時間帯に行ってみてください♪
メトロポリタンシティであるメキシコシティを見渡すことができ、天気がよく空気の澄んでいる日には、遠くの方にメキシコ人にとっての富士山「ポポカテペトル山」が見えることも!
ラテンアメリカタワーについて、詳しくはこちら↓
⑤ ソチミルコ運河(世界遺産)
ソチミルコは、メキシコシティ中心部から南に30分ほど行ったところにある、古代から残る運河です!ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。
ここでは、とってもカラフルな遊覧船「トラヒネラ」に乗って、運河巡りを楽しむことができます♪
メキシコシティの人々にとって、ソチミルコでの運河遊び=「最高の週末」の過ごし方。
週末になると、家族連れや友達グループが集まり、船に乗った花売りや船上マリアッチ隊が陽気な音楽を奏で、とっても賑やかになります!!
(平日も船に乗れますが、閑散としているので週末の方が雰囲気は◎)
中世16世紀のころも、スペイン人貴族たちがここで船遊びをしていたんだとか。
「数百年前から続く、人々の娯楽」が今でも残っている、とても歴史のあるスポットなんです。
メキシコシティの大都市の喧騒を忘れて、自然を感じることができます。
わたしも大好きなスポットで、友達とよく行ってました!週末にソチミルコに行く予定の人は、ぜひ遊びに行ってみてください♪
詳しくは、こちらで紹介してます!↓
余裕があれば行きたい、おすすめの見所8つ
次に、メキシコシティで「余裕があれば行ってみたいスポット」をまとめてみました!
- メキシコ国立大学の壁画(世界遺産)
- グアダルーペ寺院
- チャプルテペック城
- ポピュラーアート美術館
- ソウマヤ美術館
- コヨアカン地区
- ディエゴ・リベラ壁画美術館
- ローマ地区&独立記念塔
それぞれ紹介していきます!!
① メキシコ国立大学の壁画(世界遺産)
メキシコ国立大学(UNAM)には、メキシコ壁画運動の時代(1920年代初頭)に巨匠たちによって描かれた壁画がたくさん残っています!
ここも、ユネスコの世界遺産に登録されています。
UNAMのキャンパスには観光客も自由に入ることができ、無料で壁画巡りができます。
アート好きの人はぜひ!!
② グアダルーペ寺院
「グアダルーペ寺院(Basilica De Guadalupe)」とは、メキシコ人からの支持率圧倒的No.1、褐色の聖母「グアダルーペ」が祀られている寺院です。
信心深いカトリックのメキシコ人にとって、グアダルーペは「心の支え」であり、もっとも重要な存在です。
グアダルーペ寺院は、そのグアダルーペが初めて人々の前に現れた「世界三大奇跡」が起こった場所として、バチカンにも公認されています。寺院内部には、なんと、彼女がその時羽織っていた「マント」も飾られています!
最近できた「新寺院」は、とてもモダンなデザインで「建築」としてもとても面白いです。
③ チャプルテペック城
チャプルテペック城は、メキシコシティの西部にある「チャプルテペックの森」の中にあるお城です。「北米で唯一のお城」なんだそうです。
チャプルテペックとは、アステカの先住民言語ナワトル語で「バッタの丘」という意味。
もともとはスペイン総督の「週末用の別荘」として建てられたお城ですが、その後「国立歴史博物館」になりました。
大統領公邸としても使われ、当時の豪華な調度品や装飾の数々を見学することができます!
④ ポピュラーアート美術館
ポピュラーアート美術館(Museo de Arte Popular)は、わたしが密かに猛プッシュしている、めちゃくちゃおすすめのミュージアムです!
メキシコ各地で作られる民芸品(Arte Popular)を集めた美術館で、見応えバッチリ!!
現代のメキシコの人々の、クリエイティブな作品や有名作家の傑作をじっくり楽しめます。中心地にあるので、アクセスも便利。
⑤ ソウマヤ美術館
ソウマヤ美術館(Soumaya Museum)は、ユニークなアルミ板の外見が特徴的な、完全無料のミュージアム。
メキシコの大富豪実業家、カルロス・スリム氏によって創立され、7万点以上のコレクションが保管されています。スリム氏の亡き妻「ソウマヤ」から、名付けられました。
ブロンズ像『考える人』で有名なフランスの有名彫刻家「オーギュスト・ロダン」の世界有数のコレクションを誇り、アート好きにはとってもおすすめなスポットです!
⑥ コヨアカン地区
「コヨアカン地区」は、メキシコシティ南部にある市内有数の「おしゃれ・エリア」。かつての中世の街並みが今も残り、アーティストたちがたくさん住んでいます。
さっき紹介した「フリーダカーロ美術館」も、コヨアカン地区の中にあります。
コヨアカンの中心地は、週末になると多くの人が集まり、様々なイベントが開かれたり、ただただ散歩を楽しむ家族連れがやってきて、週末を楽しんでいます。
週末の夜は、とくに盛り上がっていておすすめ!
⑦ ディエゴ・リベラ壁画館
中心地の「イダルゴ駅」からすぐ近くにある「ディエゴ・リベラ壁画館」は、有名壁画画家ディエゴ・リベラ(フリーダカーロの夫!)の作品が集められたミュージアム。
小規模なミュージアムですが、リベラの名作『アラメダ公園の日曜の午後の夢』が展示してあります。超巨大な絵で、なんとサイズは「横15.6×縦4m」!
メキシコの歴史上重要な「メキシコの偉人たち」が描かれ、真ん中にはリベラ自身とフリーダ・カーロの姿も。
⑧ ローマ地区&独立記念塔
ローマ地区は、メトロ「インスルヘンテ」周辺に広がるエリアで、美味しいレストランやおしゃれカフェ、バーが集まっています!
メキシコシティ在住の日本人からは「メキシコの代官山」と呼ばれていて、若者にも人気のエリアです。治安もいいので、このあたりに宿をとるのもおすすめ。
有名な「独立記念塔」も、このエリアにあります。
メキシコ料理に飽きたりアジアの味が恋しくなったら、ここにきてみるといいかも。笑
曜日限定の見所や、イベント、ショー5つ
次に、「特定の曜日限定」の見所やイベント、ショーについて紹介します!
- ルチャ・リブレ(メキシコ流プロレス)(火・金曜のみ)
- サンアンヘルの土曜市(土曜のみ)
- ラグニージャの泥棒市(日曜のみ)
- 闘牛(日曜のみ)
- ビジャス・アルテスの伝統舞踊ショー(水・日曜のみ)
① ルチャ・リブレ(メキシコ流プロレス)(火・金曜のみ)
これは、メキシコシティに行くなら、ぜひ行ってほしい!!!
メキシコ人にとっての一番の娯楽であり、庶民にとっては最高のエンターテイメントです!
メキシコシティには、国内最大級の会場「アレナ・メヒコ」があり、格段にショーアップされた会場で、ルチャドール(プロレスラー)たちの戦いを観戦します。
とにかくめちゃくちゃ盛り上がるので、観客として来ているローカルの声援を聞いているだけでも楽しい!覆面をつけたスペル・エストレジャ(スーパースター選手)の登場シーンの会場の湧き上がり具合は、鳥肌モノです!
ルチャ・リブレ観戦について詳しくは、こちらの記事で!↓
② サン・アンヘルの土曜市(土曜のみ)
コヨアカン地区のお隣の「サン・アンヘル地区」は、メキシコシティの高級住宅街。コロニアルな街並みと石畳の道が続く、ステキなエリアです。
そんなサン・アンヘル地区、毎週土曜日に「Bazar Sabado(土曜市)」を開催していて、これがめちゃくちゃ楽しいのです!!
絵画や現代アートから、小物や雑貨、可愛い刺繍や服、織物、陶器など、とにかくメキシコの可愛いものが勢揃い!ショッピング好きには天国です。
メキシコシティ市内だけでなく、市街からもクリエイターが集まり、手仕事品や民芸品を直接販売しています。(しかも、作品のクオリティがどれもすばらしい!)
サン・アンヘルの土曜市について、詳しくはこちら↓
③ ラグニージャの泥棒市(日曜のみ)
「ラグニージャの泥棒市場」は、かつて泥棒がお金持ちの家から盗んだもの・スリで手に入れたものを売っていたことから名付けられた、青空市場。
毎週日曜限定で1,000ヶ所以上の露店がずらーっと立ち並び、レアな骨董品、ガラクタからユニークな民芸品まで様々なモノが手に入ります!
ここでしか食べられない美味しいグルメ屋台も多く、ここの「バカリャオ(タラ)のサンドイッチ」は絶品です!
(わたしはメキシコ民芸品コレクターなので、日曜日にメキシコシティにいる時は必ず午前中にのぞいてます!)
詳しくは、こちらで紹介してます!↓
④ 闘牛(日曜のみ)
もともとスペイン由来の「闘牛」ですが、植民地時代に持ち込まれて以来、メキシコでも「民衆の娯楽」として定着しました。
ただ、最近は「動物虐待」として批判されることも多く、スペインでは「現代風(牛は殺さない)スタイルの闘牛」しか見られないので、もともとの姿の闘牛が見られるのは、世界でメキシコだけです。
ちょっと残酷ではありますが、興味のある人はぜひ!
闘牛観戦のチケットは、現地「Plaza de Toros México」で直接購入します。
⑤ べジャス・アルテスの伝統舞踊ショー(水・日曜のみ)
「ベジャス・アルテス宮殿」は、歴史地区のすぐ隣にある宮殿。外見はアール・ヌーヴォー様式で、内部は壮観なアール・デコ様式で、とても美しいメキシコシティのアイコンです。
この中で、毎週水曜と日曜の夜限定で「Ballet Folklorico de Mexico(メキシコ伝統舞踊ショー)」が開催されます!
カラフルで美しい民族衣装に身を包んだプロダンサーたちが、各地の歌や音楽に合わせて踊ります。
予算は、一番安い席は365ペソ(約2,000円)〜、最前列で1,400ペソ(約8,400円)。Ticketmasterの公式サイトから予約できます。
>Ballet Folklórico de México Tickets(Ticketmaster)
効率よく見所を巡る、コース例
「曜日別のおすすめ観光モデルコース」は、こちらで詳しく紹介しています。↓
↑メキシコシティで観光する「曜日」がわかっている人は、要チャック!
ほかにも、効率よく巡るルートをいろいろ作ってみました!
必見スポットだけを巡る1日コース
- 朝:テオティワカン遺跡
- 昼:歴史地区(ランチもここで)
- 夕方:メキシコ国立人類学博物館
歴史地区を中心に見所を巡る(全部歩いて観光OK)
- 朝:歴史地区の「テンプロ・マヨール遺跡」見学
- 昼〜夕方:歴史地区でランチ・観光
- 夜:ラテンアメリカタワーで夜景を楽しむ
ショッピングを楽しむ1日コース
- 朝:「メルセー市場」で庶民の活気に触れる
- 昼〜夕方:「シウダデラ市場」で買い物
→歩いて「ポピュラーアート美術館」へ(ミュージアムショップが充実してます) - 夜:「火・金」なら、アレナメヒコ前のルチャ・リブレグッズ屋台へ
名物グルメを楽しむ1日コース
建築を楽しむ1日コース
- 朝:グアダルーペ寺院見学
- ランチ:本屋カフェ「Cafebrería El Péndulo」
- 昼:バラガン建築の「ヒラルディ邸」見学(予約必要)
- 夕方〜夜:水・日なら、ベジャスアルテスの舞踊見学(&内部も見学)
+ユニークな建築のホテルに泊まれば、完璧です😊
自分の好みや興味に合わせて、いろんなプランを作ることができます!!
メキシコシティ観光時におすすめな移動手段について
観光に使える移動手段についても、サクッと紹介します。
最安なのは地下鉄(メトロ)
節約旅行者やバックパッカーであればメキシコシティのメトロを使うのが便利。
どこまで行っても一律5ペソ(約30円)で、格安です。
ただし、スリや痴漢がかなり多いので要注意です。
あと、「ラッシュ」の時間帯もあり、東京並みにヤバイのでその時間帯の利用は絶対避けたいところ。。
メキシコシティのメトロを使うなら、ラッシュの時間帯や注意点などには目を通しておくと安心です!↓
あとは、路面の「メトロバス」もあります。
乗り方などちょっとわかりにくいですが「サン・アンヘルの土曜市」に行く時などには便利です。
効率的なのは、タクシーやUber
より安全に&効率よく巡りたい人は、タクシーかUber(ウーバー)を使うのがおすすめ。
↑「Uber」はめちゃくちゃ便利&安全で、しかも安いので、メキシコシティで一番おすすめな交通手段です。
ただ、Uberは現地で使えるSIMフリーのスマホ(+メキシコのSIM)がないと使えないので、「現地で使えるスマホは持ってない」という人は、タクシーを利用するといいです。
タクシーの中でも、「Citio(シティオ)」という呼び出しタクシーは「普通のタクシーの2倍の値段」でかなり高めですが、確実に安全なので夜間はおすすめ。
流しのタクシーを場合でも、「ピンク&白」もしくは「赤&金」のタクシーにしておけば、基本的に安全です。(流しで、この色以外のタクシーは避けておきましょう)
交通手段を安全な順番に並べると…
- Uber(安全で安い)
- Citioタクシー(呼び出しタクシー。高い)
- 流しのタクシー(ピンク&白、金&赤のタクシー。安い)
- 地下鉄(スリ・痴漢多発。旅慣れた人向け)
という感じ。
自分の好みの方法で、観光してください♪
まとめ
以上、「メキシコシティ観光でおすすめの見所まとめ」でした!!
どこも、実際に行きましたが見応えバッチリでとってもおすすめです!
「必見の見所」3つ
「おすすめ観光地」5つ
「余裕があれば行きたい見所」8つ
- ① メキシコ国立大学の壁画(世界遺産)
- ② グアダルーペ寺院
- ③ チャプルテペック城
- ④ ポピュラーアート美術館
- ⑤ ソウマヤ美術館
- ⑥ コヨアカン地区
- ⑦ ディエゴ・リベラ壁画館
- ⑧ ローマ地区&独立記念塔
曜日限定の見所や、イベント、ショー5つ
とくに、「ヒラルディ邸(バラガン建築)」や「フリーダカーロ美術館」は本当に感動したので、ちょっと高い&予約必須でハードルは高めだけど、ぜひ行ってほしい…!
(世界中で、メキシコでしか見られないし!!)
メキシコシティは、しっかり観光すると1週間でも足りないくらい見所がたくさんあるので、ぜひ自分の好みに合わせてプランを立ててみてください♪
次の記事では、
- わたしがメキシコシティを歩いていて「たまたま見つけた面白いスポット」
- 宿/ホステルで聞いて初めて知ったような「マイナーな穴場スポット」
をまとめてます!↓
ぜひチェックしてみてください😊