前回の記事で、トルティーヤ作りにおすすめな美味しいトウモロコシ粉を紹介しました。
現在のおすすめは、Natureloのマサです。
10種類以上のブランドを試して、これがチャンピオンでした!
今回は、本場メキシコ流「100%トウモロコシ粉(マサ)」の本格トルティーヤの作り方を紹介します!
小麦粉や強力粉、片栗粉は一切混ぜずに、トウモロコシの香りがしっかりする美味しいトルティーヤができます^^
材料
「1人前=マサ粉80〜100g」の分量で、必要な分を作ってください!
以下は、2〜3人分(トルティーヤ14〜18枚分)のレシピです。
- トウモロコシ粉(マサ):200g
- 水:260ml
(マサの重さ「×1.3ml」で計算してください) - 塩:少々
(マサ+水を合わせた重さの「×0.006g」で計算してください) - オリーブオイル: 少々
- ボウル
- ホットプレート(フライパンで代用可)
- クッキングシート(ビニール袋でも代用可)
- トルティーヤ・プレス(なければ、重い本で代用可)
- フライ返し
- (あれば)計り
100%トウモロコシ粉のトルティーヤの作り方
材料と調理器具を全て準備できたら、さっそく100%トウモロコシ粉のトルティーヤを作っていきましょう!
生地作り
- ボウルの中に、マサ(とうもろこし粉)を入れます
- 40度程度のぬるま湯を半分くらい注ぎ、オリーブオイルを少し(半回し程度)、塩を小さじ1杯分入れます
- 手でしっかり混ぜながらこねます
- 残りのぬるま湯を少しずつ足して、生地が「耳たぶの柔らかさ」になるのを目指します
- 均一にこねたら、生地は完成
ここまでのポイントは水を半分ずつに分けて入れる点。
生地が硬すぎると綺麗な丸いトルティーヤになり辛く、柔らかすぎると潰した時にくっついて剥がし辛くなります。「ちょうどいい硬さ」を目指します!
オイルを入れないレシピもありますが、オイルを入れることでこの後の工程がグッと楽になります!
・わたしは塩を少し多めに入れますが、好みで調整するといいです。塩を入れることで、トウモロコシの旨味が引き立ちます。
・冷たい水で混ぜると完成したトルティーヤがボロボロ崩れやすくなります。ぬるま湯を使うことで、よりしっかりとした生地ができます。
・耳たぶの柔らかさとは「手にはくっつかないけど、粘土のように柔らかい」状態です。
・小麦と違ってグルテンは入っていないので、しっかりこねてOKです!
トルティーヤの形作り
次は、丸いトルティーヤを作っていきます。
- 生地で1つ30gのボールを作ります(綺麗な球を目指そう!)
- クッキングシートか薄いビニール袋をトルティーヤ・プレスに被せ、真ん中よりほんの少〜し上に生地ボールを乗せます。
- トルティーヤプレスで生地ボールをグッと潰します
- ビニールからゆっくり剥がしたら、トルティーヤの形が完成
トルティーヤプレスのおすすめについては、詳しくはこちらの記事へ。
わたしは専用の「トルティーヤプレス」を使っていますが、重い本でも代用できます。
生地をペラっと剥がす時に、生地にオイルが入っていると綺麗にはがせます!
オイル抜きでも作ったことがありますが、はがしにくくすぐボロボロになってしまうので、初心者はオイル入れておきましょう!
- まっすぐなまな板にビニールを敷く
- 生地ボールを置いて、上にビニールをふわっとかぶせる
- 上から重い本で押す
本だと、トルティーヤプレスと比べて厚みに差が出やすいので、上からまっすぐ、何度か違う角度から押すようにしましょう!
トルティーヤを焼く
- フライパンなら強火、ホットプレートなら一番熱い温度で温めます
- 表1分、裏側1分ずつ焼きます(油は引かない&焼き目はつかない程度)
テフロン素材だと空焼きが危険なので、一番おすすめなのは鉄フライパンです。
わたしはいつも家のホットプレートで焼いていますが、こだわる人は「安全装置なしの鉄板」で焼くそうです…!
「安全装置なし」の理由は、焼く面が熱ければ熱いほど、トルティーヤは美味しく焼けるから。
うまくいくと、メキシコの鉄板で焼く時のように裏返した時ぷくーっと膨らんでボールのようになります!(滅多にならないですが…)
膨らまなくても、充分美味しいトルティーヤが焼けるので安心してください👍笑
トルティーヤの保存方法
トルティーヤは、乾燥させないように保存するのが大事です!!
乾燥してしまうと、タコスを作るときにボロボロ崩れてしまいます。保存しながらも生地を蒸らして柔らかくするのがポイントです。
専用の「トルティーヤ入れ」も売っていますが、長時間でなければ濡れ布巾などで代用OK。
濡らしてから硬く絞ったキッチンペーパーや布巾を、2枚用意。
(濡れすぎてると逆にベタ付きます。「硬く」絞って!)
焼けたトルティーヤは、どんどんこの中に重ねて置いていきます。
毎回濡れ布巾をかぶせて、トルティーヤ自体の蒸気で蒸らします。
トルティーヤが焼き上がったら、布巾に包んだ状態のままテーブルに持っていきましょう。
具材を挟んでタコスの完成!
焼いたお肉や玉ねぎ、サルサを乗せれば、タコスの完成です!
おすすめの具の作り方については、こちらの記事で書いているのでぜひ参考にしてみてください^^
まとめ
以上、美味しいトルティーヤ(トウモロコシ粉100%)のレシピでした!
自分で手作りしたトルティーヤで包むタコスは本当に美味しいので、ぜひ休日やパーティで「トルティーヤから作るタコス」に挑戦してみてください^^
トルティーヤは、ネットにいろんなレシピが載っているのですが、作る人によって結構違います。
どれが正解というよりも「自分にとってベストの配合」で作るのがいいと思います。(塩は多めがいい、オイル抜きがいい、など!)
小麦粉トルティーヤもいいけど、トウモロコシ粉で作るタコスはまた違った美味しさ!
メキシコで古代文明の時代から庶民の間で食べられてきたトウモロコシ100%トルティーヤを、ぜひ日本でも楽しんでください^^♪
ちなみに、私がいろんなメーカーのトルティーヤプレスを使ってきた中で、一番出来がよかったのがVictoriaのトルティーヤプレスでした。
こちらの記事→「トルティーヤプレス徹底比較」でも比べてますが、日本で手に入る中では一番おすすめです。
このトルティーヤに、具材とサルサを作ればタコスパーティできます♪↓
「さけるチーズ」を使って、簡単に本格ケッサディーヤ(メキシコ流チーズサンド)も作れます!↓