メキシコのグルメ

本格トルティーヤ作りにおすすめなマサ(トウモロコシ粉)はコレ!

今回は、メキシコ料理に欠かせない「トルティーヤ」も材料である、トウモロコシ粉(通称「マサ」)のおすすめを紹介したいと思います。

現在のおすすめは、MASECAブランドのマサNatureloのマサです!

メキシコのタコスが好きすぎて、日本でも月1以上の頻度でトルティーヤからタコス作ってます。

今回紹介するマサは以前書いた、ホームメイドタコスの作り方の記事でも使っていたものです!

「小麦のトルティーヤをコストコで買ってる」という人は、ここでぜひトウモロコシのトルティーヤの美味しさに目覚めてください!

タコス作りのトルティーヤ3

美味しいトウモロコシ・トルティーヤのタコスを食べると、本当にタコスの見方が変わります!^^

本場のタコスはトルティーヤが命!

カンクンのタコス屋

「さあ、タコスを作ろう」となった時、皆さんはどこにこだわるでしょうか。

肉?

サルサ?

わたしは…絶対トルティーヤ

「トルティーヤがタコスの味を決定する」と言っても過言ではないほど、トルティーヤはめちゃくちゃ大事です!!!

トルティーヤ
これについては、メキシコ人およびメキシコ在住の方はみんな賛成してくれると思います!

美味しいマサ(トウモロコシ粉)で美味しいタコスを作ろう

「美味しいマサ」の正確な基準はわからないのですが、わたしはタコスにして食べた時に「うまあ〜!!!!!」となればいいと思っています。(単純)

しいて言えば、「トウモロコシの香りがしっかりする」とか。

美味しいマサを使えば、(そしてちゃんとレシピ通りに作れば)誰が作っても美味しいトルティーヤができあがります。つまり、トルティーヤの美味しさはマサの質で決まるのです!

トルティーヤ生地

となると…

「タコスの美味しさはトルティーヤで決まる!」

「トルティーヤの美味しさはマサの質で決まる!」

つまり…
「タコスの美味しさは、マサの質で決まる!」

という訳で、美味しいタコスを食べたかったら、美味しいマサで作りましょう〜!

用意するのは「マサ」

マサ(とうもろこし粉)

タコス用のトルティーヤ作りで用意するのは、「マサ」と表記があるもの。

「コーンスターチ」や「コーンミール」は似て非なるものなので、買うときには注意です。

マサって何?

「マサ(Masa)」とは、とうもろこしを石灰水などのアルカリ水で下処理した粉のこと。

この特別な処理(専門用語で「Nixtamalization」)によって、トウモロコシの栄養分を吸収しやすくしたり、粘り気を出してトルティーヤを作りしやすくしたり、トウモロコシの大量摂取による病気まで防ぎます。

古代メキシコの時代(アステカ、マヤなど)から受け継がれてきた技術です!つまりマサは、古代から受け継がれてきたメキシコの食の知恵の結晶なのです!

そんな「マサ」、日本の普通のスーパーでは売っていないので専門店やネットで購入します。

おすすめのトウモロコシ粉(マサ)はこれ!

わたしが日本でタコスを作る時に使っているのは、五反田のキョウダイマーケット」という南米食料品専門店のマサです。

「キョウダイマーケット」について

このキョウダイマーケット、東京・五反田の駅近に実店舗があります。

見たことのないスペイン語やポルトガル語の食材がたくさん置いてあってとても面白いです。日本在住の中南米人御用達らしく、特にブラジルとペルーの商品がたくさん置いてあり、メキシコの物も取り扱ってました!

東京に住んでいる人は、五反田の店を覗いても面白いと思います!ただ、マサは重いので、運ぶことを考えるとネット注文の方が楽かも…

キョウダイマーケットのマサはネットでも買えます(こちら)。が、送料負担が大きい…。

ネットでいろんなマサを実際に買って試してみて、そこまで味に違いはないということがわかったので、最近はAmazonでMASECAブランドのマサNatureloのマサを買ってます!

すぐ届くし、安いし、ちゃんと美味しかったです!!

タコス作りでは「フレッシュな焼き立てトルティーヤを使う」ことにさえこだわっていれば、マサのブランドまでは気にしなくてOKです!

必要なトウモロコシ粉の量=1人分80〜100g

トルティーヤを人数分作るのに、どれくらいのマサが必要なんだろう?

…と疑問に思う人向けに、必要なトウモロコシ粉の量を紹介します。

必要なトウモロコシ粉の量

目安としては「マサの生地30g分=トルティーヤ1枚」くらいです。メキシコのトルティーヤは、結構小さい(手のひらサイズ)ので、この大きさが一般的。

そのトルティーヤで作ったタコスを一人「5個」食べるとして、「一人分の生地量」は150g。(+具やサルサの分も食べるので。)

タコス作りのトルティーヤ
(↑)1人前(1食分)のトルティーヤ。

しかしこれは「水でこねたマサ」の重量なので、一人分は乾燥したトウモロコシ粉80g分くらい。つまり、500gあれば6人分は余裕でまかなえてしまうのです。

人数ごとに必要なトウモロコシの量をまとめると、以下の通り。

1人 100g
2人 160〜200g
3人 240〜300g
5人 400〜500g
10人 800〜1,000g

大食いの人が数人いたとしても、1kgのトウモロコシ粉は10人で消費できるかどうかだと思います。

1kgのトウモロコシ粉があれば、二人暮らしなら5、6回の食事分はタコスを楽しめます。

というわけで、「ちょっとタコスを手作りしてみたい」「家族でタコスパーティーをしてみたい」というくらいであれば、1袋(1kg)買えば十分です!

作ったトルティーヤは冷凍保存で日持ちするので、一気に作って冷凍しておくのも手。

わたしもよく大量に作って冷凍ストックして、料理するのが面倒な日は肉焼いて玉ねぎ刻んで「適当タコス」を作って食べてます。

 

作る前に、トルティーヤプレスも用意すると便利

というわけで、美味しいマサをゲットできたら、次はトルティーヤ作り。

トルティーヤの生地を広げるには、綿棒でコロコロしたり重い本で潰してもいいのですが、かなり効率が悪い…。トルティーヤ作り専用のプレス機があればめちゃくちゃ楽なので、ぜひチェックしてみてください。

テコの原理を利用して、丸めた生地をガッチャンと手動で押し潰します。

この作業が結構面白くて、親戚の子供達と一緒に作った時もとても楽しそうに作ってくれました^^

ピザ生地や餃子生地作りにも使えるので、一家に一台あってもいいかも!

プレスを買う時のポイント

サイズ

「8インチ(20cm)」と「6インチ(15cm)」の2種類あるのですが、大きめサイズの方が使いやすいし、初心者でも綺麗なトルティーヤができます!

ブランド

日本ではNorproブランドのプレスが一番安く手に入ります。
トルティーヤの出来にこだわるなら、日本で手に入る中ではVictoria製のプレスが最高です。

まとめ

本記事の内容をまとめると、以下のとおり。

  1. 美味しいトウモロコシ粉を使えば、美味しいタコスができる
  2. わたしのおすすめはMASECAブランドのマサNatureloのマサ
  3. 1食分のトウモロコシ粉=80〜100g。
    (1kg袋で10人分のトルティーヤを作れる)
  4. トルティーヤプレスがあると早くて楽

ちょっと長くなってしまったので今回はここまでにして…

次の記事では「100%トウモロコシ粉のトルティーヤの作り方」を詳しく紹介します!

続き↓

トルティーヤ
100%トウモロコシ粉のトルティーヤの作り方。(詳しいレシピ)前回の記事で、トルティーヤ作りにおすすめな美味しいトウモロコシ粉を紹介しました。 現在のおすすめは、MASECAブランドのマサ...