前回の記事で、トルティーヤ作りにおすすめな美味しいトウモロコシ粉を紹介しました。
今回は、そのトウモロコシ粉で本場メキシコ流の「100%トウモロコシ粉(=マサ)」でできたトルティーヤの作り方を紹介します!
小麦粉や強力粉、片栗粉は一切混ぜないので、トウモロコシの香りがしっかりする美味しいトルティーヤができます^^
材料
2〜3人分のレシピです。
- トウモロコシ粉(マサ):250g
- 水:トウモロコシ粉とだいたい同じ分量(250ml)
- オリーブオイル: 少々
- 塩: 少々
- ボウル
- フライパンかホットプレート
- 薄いビニール袋
- トルティーヤ・プレス(なければ、重い本1冊で代用可能)
- フライ返し
- (あれば)計り
100%トウモロコシ粉のトルティーヤの作り方
材料と調理器具を全て準備できたら、さっそく100%トウモロコシ粉のトルティーヤを作っていきましょう!
生地作り
- ボウルの中に、トルティーヤの粉を入れます
- 40度程度のぬるま湯を半分くらい注ぎ、オリーブオイルを少し(半回し程度)、塩を小さじ1杯分入れます
- 手でしっかり混ぜながらこねます
- 残りのぬるま湯を少しずつ足して、生地が「耳たぶの柔らかさ」になるのを目指します
- 均一にこねたら、生地は完成
ここまでのポイントは水を半分ずつに分けて入れる点。生地が硬すぎると綺麗な丸いトルティーヤになり辛く、柔らかすぎると潰した時にくっついて剥がし辛くなります。ちょうどいい硬さを目指します!
・わたしは塩をこれより少し多めに入れていますが、好みで調整するといいです。塩を入れることで、トウモロコシの旨味が引き立ちます。
・冷たい水で混ぜると完成したトルティーヤがボロボロと崩れやすくなります。ぬるま湯を使うことで、しっかりとした生地ができます。
・耳たぶの柔らかさは、「手にはくっつかないけど、粘土のように柔らかい」状態です。
トルティーヤの形作り
次は、丸いトルティーヤを作っていきます。
- 生地で1つ30gのボールを作ります(綺麗な球を目指そう!)
- 薄いビニール袋をトルティーヤ・プレスに被せ、真ん中より若干上に生地ボールを乗せます
- トルティーヤプレスで生地ボールをグッと潰します
- ビニールからゆっくり剥がしたら、トルティーヤの形が完成
わたしはトルティーヤプレスを使っていますが、重い本でも代用できます。
- まっすぐなまな板にビニールを敷く
- 生地ボールを置いて、上にビニールをふわっとかぶせる
- 上から重い本で押す
本だと、トルティーヤプレスと比べて厚みに差が出やすいので、上からまっすぐ押すようにしましょう!
トルティーヤを焼く
- フライパンなら強火、ホットプレートなら一番熱い温度で温めておきます
- 表1分、裏側1分ずつ焼きます(焼き目はつかない程度)
テフロン素材だと空焼きが危険なので、一番おすすめなのは鉄製のフライパンです。焼く面が熱ければ熱いほど、トルティーヤは美味しく焼けます!
うまくいくと、メキシコの鉄板で焼く時のように裏返した時ぷくーっと膨らんでボールのようになります!(滅多にならないですが…)
具材を挟んでタコスの完成!
焼いたお肉や玉ねぎ、サルサを乗せれば、タコスの完成です!

おすすめの具の作り方については、こちらの記事で書いているのでぜひ参考にしてみてください^^
まとめ
以上、美味しいトルティーヤ(トウモロコシ粉100%)のレシピでした!
こうやって手作りしたトルティーヤで食べるタコスは本当に美味しいので、ぜひ休日やパーティで、「トルティーヤから作るタコス」に挑戦してみてください^^
トルティーヤは、ネットにいろんなレシピが載っているのですが、作る人によって結構違います。どれが正解というよりも「自分にとってベストの配合」で作るのがいいと思います。(塩多目がいい、オーリブオイル抜きがいい、など!)
小麦粉トルティーヤもいいけど、トウモロコシ粉で作るタコスはまた違った美味しさ!
メキシコで古代文明の時代から庶民の間で食べられてきたトウモロコシ100%トルティーヤを、ぜひ日本でも楽しんでください^^♪