メキシコのグルメ

本場メキシコで食べたい、絶品屋台グルメ21選。(安くて旨い!)

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メキシコ(特にメキシコシティ)の路上でよく見かける、フードスタンド(屋台)。

そんな屋台で食べられるメキシカン・フードを、21種類リストアップしてみました。どれも、メキシコ人に愛されている「昔ながらの味」。

メキシコを訪れたら、ぜひ挑戦したい「本場のメキシコ料理」です!目指せ、全種類制覇!!

メキシコ料理は無形文化遺産!

2010年、「メキシコの伝統料理」はユネスコの無形文化遺産にも登録されました。

唐辛子の旨みやトウモロコシをたくさん使った古代メキシコの時代から受け継がれている「先住民料理」と、植民地時代にスペインから持ち込まれたヨーロッパの料理が混ざり合い、とてもユニークで奥深い料理になっています。

広大で豊かな土壌で作られる、新鮮な食材(野菜、お肉、海鮮)を贅沢に使って「素材のうまみ」が活きたメキシコ料理は、本当に絶品です!

本場メキシコ料理は「屋台グルメ」が美味しい!

パツクアロのタコス屋台

「本場メキシコ料理」と聞くと、高級レストランに行かないと食べられないような印象を受けますが、メキシコは庶民料理が最高に美味しい国です。

そして、庶民料理をお手軽に安価に食べられるのが、市場や屋台。

メキシコシティのタコス屋台1
屋台では、「付け合わせ」や「自由トッピング」の種類も幅広く、調味料も置いてあるので、自分好みに味や辛さの調整ができるんです。

「辛い」と言われるメキシコ料理ですが、実は屋台では辛いものは「付け合わせ」にわかれているので、自分で辛くしない限り辛くなりません。(メキシコ人にも辛いもの苦手な人はいます)

ちなみにメキシコ人に一番人気の調味料は「」。みんな塩分過多です。笑

メキシコに行ったら、ぜひお手軽に挑戦できる屋台グルメにチャレンジしてみてください♪

1. おなじみ、タコス!

ケッサディーヤPhoto by: Paul Goyette CC BY-SA 2.0
お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 1日中
1つの値段 メキシコシティ:6ペソ〜
オアハカ:3ペソ〜
カンクン:12ペソ〜
人気の味 ・シンプルにお肉(豚、牛)
・煮物系

いわずもがな!Tacos(タコス)はそこらじゅうで食べられるメキシコ人のソウルフードです!

いろんな具を、トウモロコシ粉でできた生地「トルティーヤ」に包みます。

日本では、アメリカナイズされた「Tex-Mex(テックスメックス)」と呼ばれる「小麦のトルティーヤにタコスシーズニングをかけたひき肉のタコス」が知られていますが、メキシコでよく食べられているタコスは、Tex-Mexとはちょっと違います。

まず、メキシコではトウモロコシ粉100%のトルティーヤが多いです。そして、(衛生的に不安なので)「ひき肉」は滅多に使いません。

大きなお肉の塊をラードで揚げ焼きし、それを部位ごとにチョップします。そんな風に焼き上げたお肉は、信じられないほどジューシーで旨みたっぷり。

そこに、みじん切りの「生の玉ねぎ+パクチー」をかけて、トマトや唐辛子で作ったサルサ(ソース)をかければ、メキシコ流タコスの完成!リモン(メキシカンライム)を絞れば、風味も爽やか♪

メキシコで食べるタコスは、本当に絶品です!!!

タコスには、数えきれないほどたくさんの種類があり、お肉以外にも「煮物」やご飯を詰めるタイプも。(↓)

おかずタコス

タコスについては、また別の記事で盛大に語っているので興味のある人はこちら(↓)

メキシコシティにある「世界一美味しいタコス屋」に行こう!

2. チーズサンド「ケッサディーヤ」

ケッサディーヤPhoto by: Paul Goyette CC BY-SA 2.0

 

お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 1日中
1つの値段 メキシコシティ:10ペソ〜
オアハカ:8ペソ〜
カンクン:20ペソ〜
人気の味 ・チーズ&お肉
・チーズ&きのこ
・チーズ&かぼちゃの花(おすすめ!)

Quesadilla(ケッサディーヤ)は、タコスとよく似ているのですが、チーズなどの具をトルティーヤに挟んで鉄板で焼いたファストフード。

タコスに並ぶ大人気メキシコ料理です。

メキシコシティではチーズを使わないもの(チキン、きのこなど)もありますが、美味しいオアハカ・チーズを使ったケッサディーヤは、本当に絶品!もちもちとした食感で、ビヨ〜〜んと伸びます。

わたしも大好きな屋台飯です!

ケッサディーヤはタコスに並ぶ、チーズ好きのためのファストフード!

3. メキシコ流サンドイッチ「トルタ」

メキシコの絶品トルタ(サンドイッチ)

 

お手軽さ
屋台の出没頻度
市場の中に多い
時間帯 1日中
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:15ペソ〜
カンクン:30ペソ〜
人気の味 もりもり詰め込み系

「Torta(トルタ)」は、スペインでは「ケーキ」という意味ですが、メキシコでは「サンドイッチ」のこと!

半分に切った「パン・バホ」という種類の軽めの小麦パンに、レタス、アボガド、トマト、タマネギなどの野菜と、ベーコンやハンバーグなどの肉やチーズをモリモリに挟んで食べます。

トウモロコシを使っていないので、「トウモロコシのトルティーヤが苦手」という人は、トルタを食べましょう!

4. 伝統料理のチラキレス

具沢山のチラキレス

お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 朝〜午前中
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:15ペソ〜
カンクン:30ペソ〜
人気の味 パンに挟むトルタが人気

チラキレスも、伝統的なメキシコ料理の一つです。

三角形に揚げたトルティーヤ(トルティーヤチップス、トスターダスと呼びます)にサルサソースを染みこませ、サワークリーム、チーズ、玉ねぎを上にのせて完成。さらに、チキンや牛肉を細かく切ったもの、卵が入ることもあります。

この「チラキレス」を中に挟んだトルタもあり、朝食に大人気です!!

5. 海鮮が美味しいスナック、トスターダ

海鮮のトスターダ 

お手軽さ
屋台の出没頻度
市場の中にある
時間帯 1日中
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:15ペソ〜
カンクン:30ペソ〜
人気の味 ・えび
・たこ
・かに

丸いトルティーヤを揚げたパリパリの生地に、好きな具材を乗せたスナックです。

よくある具材は、刻んだレタス、ビーン、サワークリームの組み合わせや、海鮮(エビやカニクリーム)とアボガドクリームなど。

わたしが一番好きなのは、メキシコでたくさんとれる「えび」のトスターダ!「これでもか」ってほど大量のプリプリエビに、細かく切ったトマトと玉ねぎとパクチーのサルサをかけて、アボカドスライスを乗せて食べれば、幸せいっぱい!

新鮮な海鮮が豊富にとれるメキシコだからこそ、ぜひ試したい一品です♪

6. えびが人気!マリスコス

えびのマリスコス(グラス)
お手軽さ
屋台の出没頻度
市場の中や専門店が多い
時間帯 1日中
1つの値段 メキシコシティ:30ペソ〜
オアハカ:30ペソ〜
カンクン:50ペソ〜
人気の味 ・えび
・たこ
・かに

Mariscos(マリスコス)とは、スペイン語で「海鮮」という意味。

火を通した海鮮をガラスコップの中にモリモリに詰めたら、玉ねぎ、パクチーと一緒にトマトの酸味が効いたソースのなかにぶち込んで、「カクテル」のように出します!

メキシコ人も大好きなグルメで、市場の魚介売り場などでお店が出ていることが多いです。マリスコスの中身は、「ゆでエビ」がほとんどですが、カニやタコ、ミックスの場合もあります。

英語では「シュリンプ・カクテル」と呼ばれ、グラスにたっぷりの海老&サルサで出てくることもあれば、トスターダの上に乗って出てくることもあります。

7. 中毒に注意!ゴルディータ

メキシコ屋台のゴルディータ
お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 1日中
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:10ペソ〜
カンクン:20ペソ〜
人気の味 肉じゃがのような具

Gordita(ゴルディータ)とは、スペイン語で「おデブちゃん」という意味。

その名の通り、かなりカロリーが高いので「こればかり食べると確実に太る」という恐ろしいグルメです(しかし最高に美味しい…困る…)

厚めに作ったトルティーヤを揚げて、それをハンバーガーのバンズのように2つにスライス→間に細切れにしたチキンやレタス、チーズ、サワークリームなどを挟みます。

トルティーヤの中にフリーホールという黒豆ペーストを練り込む場合もあり、お店によって味が違うのも面白い!

8. 朝食の定番、タマレス

トウモロコシの葉で包んだタマレス
お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 夜中、午前中(特に早朝)
1つの値段 メキシコシティ:7ペソ〜
オアハカ:5ペソ〜
カンクン:15ペソ〜
人気の味 ・チキン
・オアハカバージョン

こちらも、メキシコ全域でみられる「定番」グルメ。

トウモロコシ粉の生地をラードで丸め、中に味付けしたチキンなどの具を入れ、トウモロコシの皮で包んで蒸した料理です。

具はどこもほぐしたチキンが多く、「Rojo(赤)」と「Verde(緑)」の2種類があり、緑の方が辛いです。(たまにめちゃくちゃ辛いので、まずは「赤」に挑戦した方がいいです)

地域によっていろんなタイプがありますが、メキシコ流の定番朝ごはんとして大人気。(夜中のスナックとして食べる人もいます!)

ぜひ、メキシコでは早起きして街を歩いてみてください。「湯気が立つ寸胴鍋」のある屋台を見つけたら、高確率でタマレスの屋台!仕事に行く前のローカルが朝ごはんにささっと食べて元気をチャージして会社に向かう、という、彼らの「日常の風景」が見られます!

「タマレス」を食べて、伝統的なメキシコ流モーニングを楽しもう!

ちなみに、多くの地域ではトウモロコシの葉っぱで包むのですが、メキシコのグルメの里「オアハカ州」ではバナナの葉っぱで包みます。バナナの葉っぱはトウモロコシの葉っぱよりも密閉性が高いので、中がしっとり!

おかゆのようになっている場合もあり、とっても美味しく、他の地域でも「タマレス・オアハケーニョ(オアハカ風タマレス)」は大人気です!オアハカ名物の「モーレ」ソース入りのタマレスも絶品!

美味しいタマレスの店はすぐに売り切れて撤収してしまうので、美味しいタマレスを見つけるなら早起きは必須です!

9. 懐かしい味わい、エンパナーダ

焼きたてのエンパナーダ
お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 一日中
1つの値段 メキシコシティ:10ペソ〜
オアハカ:8ペソ〜
カンクン:20ペソ〜
人気の味 ・肉じゃがみたいな具
・チキン

エンパナーダは、中南米全体でよく見る「スナック的な料理」です!

メキシコのエンパナーダは、肉や野菜などを煮込んだ具を、小麦の生地で包んで焼いたり、揚げたりしたもの。

よくあるのは、肉じゃがみたいな「肉+じゃがいも+玉ねぎ」の煮込みが入ったエンパナーダ。日本人にとっても馴染みやすい味で、人気の料理です!

10. おやつにぴったり、タキートorフラウタ

メキシコのタキート(屋台飯)
お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 一日中
1つの値段 メキシコシティ:8ペソ〜
オアハカ:5ペソ〜
カンクン:15ペソ〜
人気の味 ・チキン
・ポテト

タキート(フラウタ)は、おやつにぴったりの屋台グルメ!お昼すぎになると、「おやつ」を求めるローカルの行列ができます。

トルティーヤをクルクル巻いて揚げた「パリパリのトルティーヤの筒」の中に、ポテト、牛肉、チキンなどを詰め、さらに上から、アボカドでできた「ワカモレソース」や、刻んだレタス、サワークリーム、チーズを乗せたものです。

Taquito(タキート)」と「Flauta(フラウタ)」はほぼ同じですが、場所によっては生地が小麦のものは「タキート」、トウモロコシのものは「フラウタ」と呼び区別されることがあります。

11. バリエーション豊かな、エンチラーダ

美味しいエンチラーダ
お手軽さ
屋台の出没頻度
レストランの方が多いかも。
時間帯 一日中
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:10ペソ〜
カンクン:30ペソ〜
人気の味 ・チキン
・ポテト

Enchilada(エンチラーダ)は、上で紹介した「タキート」、「フラウタ」の「揚げていない大きめバージョン」です。

くるくる巻いたトルティーヤの中に、お肉やポテトなどを詰めて、上にキャベツの千切りをたっぷり&クリームやソースもたっぷり。

上からかけるソースによって、味わいのバリエーションは無限大。

オアハカ州の名物のモーレソース(チョコレートでできたおかずソース)をかける場合もあり、わたしはこの「モーレ・バージョン」が大好き!!癖になる味わいです。

12. お腹いっぱいになる、ワラチェ、ソペ

ソペス(ワラチェ)を作っているところ
Photo by: Don Roy CC BY-SA 3.0

お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 一日中
1つの値段 メキシコシティ:10ペソ〜
オアハカ:8ペソ〜
カンクン:15ペソ〜
人気の味 ・薄切りの牛肉
・ノパル(食用サボテン)
・マリネしたチキンや野菜

Huarache(ワラチェ)とは、メキシコでは「サンダル」という意味。サンダルの様な、楕円形の分厚いトルティーヤに、ビーン、肉、レタス、チーズなどをトッピングしたものです。

楕円形ではなく、円形のものは「Sope(ソペ)」と呼ばれますが、味はほとんど同じ。形の違いだけです。

ワラチェ(ソペ)は、普通のトルティーヤよりも分厚いぶん、おなかにたまります。生地に豆が練りこんであるものも多く、お昼ご飯によく食べられています。

13. レアな屋台グルメ、トラコヨ

トラコヨ(メキシコのグルメ)
お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 一日中
1つの値段 メキシコシティ:8ペソ〜
オアハカ:5ペソ〜
カンクン:15ペソ〜
人気の味 ・薄切りの牛肉
・ノパル(食用サボテン)
・マリネしたチキンや野菜

Tlacoyo(トラコヨ)は、基本的にはワラチェ、ソペスと同じですが、生地が青トウモロコシでできています。

青トウモロコシの生地は、少しビックリするような見た目ですが、普通のトウモロコシよりも風味が豊かで人気があります。

トラコヨの伝統的なトッピングは、チチャロン(豚の皮を乾燥させたもの)、フレッシュチーズ、豆で、その上にノパル(食用サボテン)やチーズ、サルサをかけます。

あまり見かけない「レア・グルメ」ですが、とっても美味しいので見つけたらぜひトライしてみてください♪

14. 定番のメキシコ名物、エローテ

屋台のエローテ(トウモロコシ)
Photo by: katiebordner CC BY 2.0

お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 午後
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:10ペソ〜
カンクン:20ペソ〜
人気の味 チリパウダー&マヨネーズたっぷり

Elote(エローテ)の屋台は、夕方や夜に出てくることが多いメキシコ人の「おやつ」。

串刺しのまるごとゆでトウモロコシ(甘くなくて、もちもち食感)に、マヨネーズを塗りたくり、そしてチーズ、チリパウダーを振りかけた、なかなか強烈な一品。

メキシコ人の大好きなスナックです!

15. おやつにぴったり、エスキーテ

屋台のエローテのカップ:エスキーテ(トウモロコシ)
Photo by: katiebordner CC BY 2.0

お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 午後
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:10ペソ〜
カンクン:20ペソ〜
人気の味 チリパウダー&マヨネーズたっぷり

Esquite(エスキーテ)とは、よくエローテと一緒に売られている、カップ入りコーンです。

芯から外したバラバラコーンをコンソメスープとハーブで煮込んだもので、カップに盛りつけてから、エローテと同じようにマヨネーズ、チリパウダー、チーズが降りかけられます。

16. 鉄板焼きで絶品!ハンバーガー

メキシコ流の屋台のハンバーガー
お手軽さ
屋台の出没頻度
時間帯 夕方〜夜
1つの値段 メキシコシティ:20ペソ〜
オアハカ:15ペソ〜
カンクン:30ペソ〜
人気の味 ハンバーグ、玉ねぎ、ハラペーニョ入り

昼~夜にかけてハンバーガーの屋台も出ます。ハンバーガーは、スペイン語で「アンブルゲッサ」。「ハンバーガー」と言っても伝わらないので注意です。

トルタに似ていますが、牛肉がハンバーグが入ったもの、「ハンバーガー用のバンズ」が使われたものは、トルタではなく「ハンバーガー」になるようです。

メキシコの屋台のハンバーガーは、なぜかめちゃめちゃ美味しいです。ジャンキーだけど、お肉の旨みたっぷり!ピクルスがわりにハラペーニョ(唐辛子)のスライスも入っていて、酸味と辛味のバランスも最高。

オーダーすると、鉄板で好きな具をマリネして、目の前で作ってくれます。また、ハンバーガー屋台では、アメリカンドッグも一緒に売られていることが多いです。

わたし的、人生No.1のハンバーガーも、メキシコシティで食べた屋台の格安グリルバーガーでした!ここはぜひ行って欲しい!!↓
絶品ハンバーガー(メキシコシティのコリマ)
メキシコシティで絶対食べたい激旨ハンバーガー【アレナメヒコの近く!】メキシコの屋台料理といえばタコス!…ですが、実は屋台のハンバーガーも相当美味しいんです!! 日本にも、マックやモスやフレッシュネス...

 

17. ホットドッグ

メキシコのコンビニOXXOで買えるホットドッグ
お手軽さ
屋台の出没頻度
コンビニでいつも買える
時間帯 1日中
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:15ペソ〜
カンクン:15ペソ〜
人気の味

ホットドッグは、メキシコにたくさんある「OXXO(オクソ)」などのコンビニで買うことのできる、コンビニフードです。

あまり美味しくはないですが、「メキシコ料理はどれも苦手。もう選択肢がない!」という時にはコンビニに駆け込みましょう。笑

安定の、ただのホットドックですが、結構メキシコ人にも人気です。

メキシコの屋台グルメと一緒に食べたい!スープ一覧

ここからは、引き続き「屋台グルメと一緒に売られているスープ類」を紹介していきます!

18. メキシコ流モツ煮込み、メヌード

メキシコ流のモツ煮込み「メヌード」
お手軽さ
屋台の出没頻度
日曜日が多い
時間帯 朝〜お昼
1つの値段 メキシコシティ:50ペソ〜
オアハカ:40ペソ〜
カンクン:80ペソ〜
人気の味

Menudo(メヌード)は、日曜日によく食べられる、真っ赤なモツのスープです。

お祭りやイベント、ティアンギス(先住民市場)の屋台でもよく出ています。

じっくり出汁をとって、辛くない唐辛子と一緒に煮込みます。いろんなモツの旨みがしっかり出ていて、唐辛子の旨みと合わさって絶品!!!生玉ねぎとパクチーをふりかけて食べれば、あまりの美味しさに感動します!これが日本ではほとんど食べられる場所がないのが惜しいほど…。

ただし、ヤギ・羊系のメヌードは少し癖が強いので、何の肉のメヌードなのかを確かめてから挑戦してみてください。

19. 味わい深い、コンソメ

メキシコのコンソメスープ
お手軽さ
屋台の出没頻度
タコスと一緒に売られる
時間帯 1日中
1つの値段 メキシコシティ:15ペソ〜
オアハカ:10ペソ〜
カンクン:20ペソ〜
人気の味

Consomme(コンソメ)」と呼ばれるあっさり味のこのスープは、日本のコンソメスープとは違います。

じっくりマリネしたお肉や野菜からとっている出汁で作っていて、とても素朴な味わい。「旨みたっぷり」で、本当に美味しいです!日本では、このスープに出会ったことがないです。

生の玉ねぎとパクチーをかけて、タコスと一緒に食べることが多いです。(「コンソメ屋」ではなく、肉系のタコス屋台でタコスを頼むと、たまにサービスで付いてきたり、追加料金で頼めたりします。)

20. ポソレ

メキシコの名物、ポソレスープ
お手軽さ
屋台の出没頻度
専門店が多い
時間帯 夕方〜夜が多い
1つの値段 メキシコシティ:60ペソ〜
オアハカ:40ペソ〜
カンクン:80ペソ〜
人気の味

Pozole(ポソレ)は、夜になると屋台がでてきます。豚の頭と、もちもち食感の大粒トウモロコシを一緒に煮込んだスープで、具だくさん!

あっさりとした「豚骨スープ」のような風味で、日本人の口にも合います。

生玉ねぎ、アボカド、チチャロン(豚の皮を乾燥したもの)、カブなどを盛りつければ、さらに美味しいです♪

屋台だけでなく、専門店もたくさんあ理、古代メキシコ時代からある大人気のメキシコ伝統料理です。

ポソレは絶対に食べるべし!アステカ時代から続くメキシコの伝統料理

21. ビリア

メキシコシティの絶品のビリヤ
お手軽さ
屋台の出没頻度
結構珍しい
時間帯 夕方〜夜が多い
1つの値段 メキシコシティ:70ペソ〜
オアハカ:60ペソ〜
カンクン:150ペソ〜
人気の味

Bírria(ビリア)は、ヤギ肉のスープです。羊の肉を使う「Barbacoa(バルバッコア)」にもよく似ています。

すこしピリ辛のスープで、お肉がたくさん入っているので一杯でおなかいっぱいになります。おいしいお店のビリアは、臭みがなくて絶品です!

 

まとめ:メキシコ料理は屋台ですら奥深い!

メキシコシティのタコス屋台3

以上、メキシコで絶対に食べておきたい、ごはん・ファストフード系の屋台グルメ一覧でした!どれもとても美味しく、メキシコ人も大好きなメキシカン・フードです!

メキシコの美味しさはそこ知れず、屋台グルメだけでも全然飽きないほどバラエティ豊か。屋台グルメですら相当奥深いのが、メキシコ料理のすごいところです。

今回紹介できなかったグルメもたくさんあるので、メキシコに行ったら、ぜひいろいろ挑戦してみてください。

つづき:メキシコで絶対に食べたい、屋台飯図鑑②(スナック&飲み物)

↑ 次の記事では、ここで紹介した食べ物と合わせて飲んだり、小腹がすいた時に食べたい軽めのものを紹介しています。