メキシコシティの、観に行けるバラガン建築一覧

バラガン建築はたくさんあるのですが、現在も一般人が暮らしている邸宅もあるので、観光地として観に行ける建築は限られています。

このページでは、ツアーや自力で観に行けるスポットを紹介します！

メキシコシティにある、観に行けるバラガン建築

有名どころは、このあたりです。

人気で訪れやすいのは「バラガン邸」と「ヒラルディ邸」

この2つは、セットツアーもあり一番人気です。

バラガン邸はその名の通りバラガン自身が設計して住んでいた家です。

ヒラルディ邸は、彼の最後の作品であり、彼の技術の集大成の傑作です。

どちらも同じエリア（Tacubaya）にあり、歩いて2つとも巡れます。（両方事前予約は必須）

バラガン建築を巡るなら、必ず押さえておきたいスポットです。

＞バラガン邸 詳細

＞ヒラルディ邸 詳細

礼拝堂

「バラガン邸」と「ヒラルディ邸」に次いで人気なのが、「トラルパン礼拝堂（capilla en Tlalpan）」。

別名、「カプチーナス礼拝堂（Capilla De Las Capuchinas）」とも呼ばれています。

メキシコシティの南の方のエリア「トラルパン」にあります。

こちらもルイス・バラガンの代表作の一つで、「20世紀最高の宗教建築の一つ」とも言われています。

彼自身が私財を投じて七年の末に作り上げた、光と色彩の魔法のような礼拝堂です！

こちらも個人で行くのは難しく、ツアーに参加するのがベスト。日本語ツアーもあります。

＞ルイス・バラガン建築ツアー【トラルパン礼拝堂コース】
（日本語ガイド付き）

サテライトタワー

サテライトタワー（Torres de Satélite）は、メキシコシティ北部郊外のナウカルパン（Naucalpan）の高速道路の中央分離帯にそびえ立つ、カラフルな柱です！

に位置する。高速道路の中央分離帯のランドマーク塔。さまざまな高さとさまざまな色（）の

ここは、誰でもこの辺りに行けば見ることができます。

赤、青、白、黄とカラフルな色の、さまざまな高さの塔がたち、見る角度によってその表情を変えます。

とはいえメトロ（地下鉄）では行けないくらいには遠いので、タクシーかUberで行くのがベスト。

わたしも、メキシコシティからどこかの街に行くバスの車窓からたまたま見かけて、とりあえず「訪れたことのあるバラガン建築」にカウントしておきました。笑

分譲地系

バラガンは、1945年ごろからメキシコシティの都市計画にも積極的に取り組み、多くの「住宅分譲地」を設計・販売しています。

有名なのは、以下の３箇所。

• 「ペオレガル庭園分譲地」（1945〜1953年）
• 「ラス・アルボレダスの分譲地」（1955〜1961年）
• 「ロス・クルベス分譲地」（1961〜1972年）

分譲地はメキシコシティ郊外にあり、かなり離れているので、訪れるのはなかなかハードルが高いです。公共交通機関も使いにくく、タクシーかツアーで訪れるのが一般的です。

ただその分譲地の中でも一部のエリアは、観光地として開放されていて、訪れることができます。

ロス・クルベス分譲地にある

• 「ロス・アマンテスの噴水（Fuente de Los Amantes）」
  
• 「サン・クリストバルの厩舎（Cuadra San Cristóbal）」
  

この２ヶ所は、なかでも最も有名なスポットです！

日本語ガイド付きのサン・クリストバルの厩舎コースでは、

1. サン・クリストバルの厩舎
2. サテライト・タワー
3. ベベデロ噴水
4. ロス・アマンテスの噴水

の4つのバラガン建築を一気に巡ることができます。

バラガン邸やヒラルディ邸、礼拝堂と比べるとややマイナーなスポットですが、建築好きの人はぜひ！