メキシコ人が大好きな食用サボテン、「ノパル」を食べてみよう!

今回は、「ノパル」もしくは「ノパレス」と呼ばれる、メキシコの食用サボテンについて紹介します。

メキシコといえば、サボテン。サボテンはメキシコを象徴する植物です。

実際、メキシコの田舎の方には、さまざまな種類のサボテンや多肉植物がそこら中に生えています。

首都メキシコシティーなどの都会では、なかなか見る機会はありませんが、スーパーの野菜売り場や屋台をのぞいてみると、そこには山盛りになった食用サボテンが置いてあります。

食用サボテン「ノパル」とは

ノパル(もしくはノパレス)とは、メキシコ全土で食べられている大人気のサボテンです。

「ウチワサボテン科」で、その名の通り、うちわのような平べったい形のサボテンです。

全体が棘でびっしりと覆われています。

これを見ると、棘を削りとるだけでも大変そうですね…。

スーパーで売られているノパルは生ですが、棘はすべて取ってあります。

メキシコでは、ぜんぶで114種類ものウチワサボテンが食べられています。

そのほとんどは、サラダやスープ、サイドディッシュとして食卓に並べられ、

あまり野菜を食べないメキシコ人にとっても、日常的によく食べる野菜のひとつです。

「ノパル」の味

「青くさそう」と思う人も多いですが、意外とクセがなく、あっさりとしていて食べやすい味です。

少しねばねばした食感なので、オクラやメカブのようなねばねば野菜が好きな人は、とても好きだと思います。


Photo by:Popo le Chien CC BY-SA 3.0

そのままサラダとしても食べられますし、ほんの少し酸味があるので、お肉と一緒に食べるとさっぱりします。

レストランでも、ステーキや焼き肉に添えられて出てくることが多いです。

ノパルの食べ方

ノパルは、たいていの場合サイコロ状に切って料理されます。

丸ごとステーキのようにして焼いてもいいのですが、味がつきにくいのでカットしてから料理する方が楽です。

おすすめのノパルの食べ方を紹介します。

タコスの付け合わせに

ノパルに初挑戦する場合は、まずタコスと一緒に食べてみるのがおすすめです。

これぞ、「メキシコ人流のノパルの食べ方」で、ノパルを付け合わせで置いているタコス屋もとても多いので、簡単に見つかるはず。

お肉と相性がいいので、ぜひ肉が乗ったタコスと一緒に食べてみてください。

ノパル料理

ノパルをメイン材料にした、「ノパル料理」も人気です。

有名なメニューだと、卵と一緒にいためた「huevos con nopales(ウエボス・コン・ノパレス)」があります。

この料理は、メキシコ料理のレストランでもよく見かけます!

ノパルの実「トゥナ」もおいしい

実は、ノパルだけでなく、ノパルの実も食べられます。

「Tuna(トゥナ)」と呼ばれていて、メキシコ全土で人気のフルーツです。

この、ポコっと出ている赤い部分が「ツナ」です。

ほんの少し青臭いですが、とてもあっさりしていて、スイカを薄めたような味です。

ただ、種が多いので、それを吐きだすのが面倒なのですが、メキシコ人はそのまま飲みこむそうです。

種は固いので、のみ込むのはちょっと辛いです。

トゥナのアイスクリーム

トゥナは、アイスクリームやジェラートのフレーバーとしても人気で、生のフルーツを食べるよりもアイスクリームで食べる方が、個人的には好きです。

わたしがはじめてメキシコに行った時、アイスクリームの種類のところに「Tuna」と書いてあるのを見て、ツナ缶の方のツナかと思ってビックリしました。

メキシコに行ったら、ぜひ「Tuna味」のアイスクリームを食べてみてください!

まとめ

「ノパル」も「トゥナ」も、メキシコ人が大好きな野菜、フルーツです。

自分でスーパーで買うと熟していない場合があるので、最初はお店で出されたものを食べてみるのがおすすめです。

また、とても栄養価が高く、メキシコを代表する健康食品でもあります。

チアシードに続いて、いつか日本にも食用サボテンブームがやってくるかもしれないですね。