オアハカには「フォトジェニック・スポット」がたくさんありますが、中でもとても素敵な場所があるので紹介します。
まだあまり知られていないので観光客も少なく、のんびり散策できます😄
水路跡の残る道、Calle de Manuel Garcia Vigil
Calle de Manuel Garcia Vigilという道の北部には、昔使われていた水路跡が残っています。
この水路後の残る道、石畳も残っていて、情緒あふれるフォトジェニックなストリートなんです。
あまり大きな道ではなく人通りも少ないのですが、この辺りのエリアは治安が安定していて安全なので、安心して歩くことができます。
水路の反対側には、カラフルな民家が並びます。
民家なので中に入ることはできないのですが、植物を育てていたりウォールアート(壁画)が描かれていたりと、景観をさらに美しいものにしています。
贅沢を言うと、「路駐さえなければな〜〜」と思うのですが😅😅
たぶん住んでる人の車なので、仕方ないですね😅
こんな可愛いエントランスの家、住んでみたいなあ〜〜
ギャラリーやバー、イベント会場になっているところもあるようです。
水道橋のトンネルは、ほとんどが建物と繋がっているようですが、道になっているところもあります。
人が通れる高さです。トンネルに使われているレンガも、昔のまま保存されている感じです!
水道橋トンネルを抜けて行ったら、こんな綺麗な場所に。
ドアに営業時間が書いてあるけど、なんのお店だろう…?
南国植物と、この景色がすごく合っていてすてきでした✨
ビートルの路駐は、絵になる◎笑
このあたりは、急がず焦らず気の向くままに散歩するのが楽しいです😄
このストリートアートも、確かこのあたりで見つけました。
この写真を撮った日以来、二度と見つけられずにいます。ここに行く人誰か、この壁画がどこにあるのか教えてください。笑
場所
メイン通りのすぐ隣の道ですが、特に用がないと北に行く人はいないので、知ってないと(or 散歩で偶然通らないと)なかなか辿り着かないと思います。
Calle de Manuel Garcia Vigilは、ここにあります。↓
…といっても、この道全部がフォトジェニックなわけではなく、水路跡が残っているのは北の方だけです。
地図で見ると、ちょうど「Acueducto de Oaxaca(訳:オアハカ水道橋)」というポイントがあります。
なので、行きたい人はこの「Acueducto de Oaxaca」(↑)を目指してみてください。
この噴水らしきものが、水路始まりの合図です。
石造で素敵です。
横には腰掛けることのできるベンチが。書いてある言葉は、
“Si no tardas mucho te espero toda la vida”
意味は…
「そんなに時間がかからないようなら、あなたをずっと待っているね。」
スペイン語ではよく聞く文章。他の人に気移りした恋人を待つ、切ない心情です。
ここのベンチに座って休憩してるだけで、一見「切ない人」になれます。笑
オアハカ水道橋の歴史
この水道橋は、「Acueducto de San Felipe del Agua(サン・フェリペ・デル・アグアの水道橋)」とも呼ばれています。
18世紀半ばの植民地時代に建設されたもので、当時のオアハカは「Antequera(アンテケラ)」と呼ばれていました。このアンテケラに住む人々の生活水のために作られたものです。
オアハカの古い建物には、よくオアハカ産の薄緑色の石材が使われているのですが、この水道橋も、その石材と煉瓦でできています。
この「薄緑色の石」は、ちょっと注目して散策してみると、オアハカのいろんなところで使われていることがわかります。
↑中心地にある、「サント・ドミンゴ教会」も。
↑ソカロにある、大聖堂も。
言うならば、この薄緑色こそがオアハカ・カラー。この街並みと雰囲気を作る、大切な色です。
あまり知られていない、穴場スポット?!
ここ、ガイドブックではほとんど紹介されておらず、オアハカに行ったことがあっても、
「え、そんな場所あったの?!知らなかった〜!」
ってなる人が多いです。
わたしも、偶然散歩していたら見つけたのですが、地元の友達に聞いたら「結構有名なスポットだよ」とのこと。「でもレストランとかバーもないし、用がないから滅多に行かない」らしいです笑
オアハカに行く人は、ぜひ行ってみてください〜!
オアハカ市内でも数少ない、昔ながらの景色がしっかり残っているスポットだと思います。