オアハカ旅行

オアハカで食べたい名物フルーツ、サポテネグロとマメイ

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オアハカの名物フルーツ、「サポテ・ネグロ」と「マメイ」について紹介します。

サポテ・ネグロ(Zapote Negro)

サポテ・ネグロ(Zapote Negro)は、一見「緑色の柿」のような見た目のオアハカ名物。

サポテネグロ外見
大きさは、りんごくらい。熟しても鮮やかな緑色のままで、中にはダーク・チョコレート色の果実が詰まっています!

サポテネグロの中身
Zapote Negro(黒いサポテ)の名前の由来は、この果実の色です。

味と食感

味は、こっくりと甘〜い。食感はねっとり。濃厚です!焼きリンゴみたいな味でした。

天然のフルーツでここまで甘い果実は珍しいほど。

英語では、その見た目と甘さから「Chocolate Pudding Fruits(チョコレート・プリン・フルーツ)」とも呼ばれています!

 

そのままでとっても美味しいので、料理や加工品に使われることは稀ですが、オアハカ市内の高級レストランでデザートの材料にされることもあるようです。

わたしがこの果実を見つけたのは、オアハカのオコトランのティアンギス(先住民の青空市場)。サポテ・ネグロのシーズンには、他にもいろんな市場やティアンギスで販売されています。

サポテは、プレヒスパニック(古代メキシコ)の時代から庶民に愛されてきたフルーツで、ナワ語で「柔らかくて食べられるフルーツ」という意味だそうです。

サポテネグロ(黒サポテ)の他にも、

  • サポテ・ブランコ(白サポテ)
  • サポテ・アマリージョ(黄サポテ)
  • チコ・サポテ(ミニサポテ)

などの種類があります。

チコサポテは、樹液がガムの元になります。

サポテ・ネグロは、「他のどのサポテよりも美味しい」と言われ、オアハカでよく食べられます。

サポテは、どの種類でもフレッシュでしっかり熟していないと美味しくないです。食べるときは、買うときにいつ頃食べるのがベストなのか聞いてから食べるのがおすすめ。

触って硬い時は、まだ渋くて味がないです。

マメイ(Mamey)

マメイ©️Meutia Chaerani CC BY 2.5

「マメイ(Mamey)」も、オアハカを代表するフルーツ。今はメキシコ全土で食べられるようになりました。

マメイアップル、マメイ・サポテなどとも呼ばれ、なんと別名「カリブの女王」として知られています。

大きさは、フットボールくらい。薄茶のザラザラした皮で覆われています。

マメイの木
↑こんな感じで、カカオのように幹に直接実ります。

マメイの味

味は、「干し柿」に近いかなって感じました!後味は、にんじんのような風味もあります。

とっても濃厚〜〜な甘さで、ねっとりクリーミー。

マメイは、加工されることが多いのですが、その理由にびっくり。なんと「甘すぎるから」なんだそう。カリンや梅のように「酸っぱすぎるから加工する」ならわかりますが、「甘すぎるから加工する」、というのはなんだか贅沢ですね😂

でもたしかに、わたしが食べた時も甘〜〜〜!ってなりました。

マメイの楽しみ方

牛乳と一緒にミキサーにかけて、リクアド(メキシコ流シェイク)として飲むことが多いです。

あとは、アイスクリームに使われることも多いです。

オアハカのティアンギス名物の「ニエベ(オアハカ流アイスクリーム)」売り場でも、よく見かけます。

オコトランのニエベ売り
↑MAMEYの文字が。

アイスクリームでも、マメイの風味はしっかり健在。「干し柿味」って感じです。笑

また、「オアハカらしいフルーツ」として知られていて、レストランのデザートにも出てくることがあります。

コンテンポラリーコース:マメイのデザート
↑これは、オアハカの超有名レストラン「CASA OAXACA(カサオアハカ)」で、コース料理を食べたときに出てきたマメイのデザート。ジェラートと、ミニクリームパイです。おいしかった〜

まとめ

以上、サポテネグロとマメイについてでした。

どちらも、オアハカではよく知られている有名なフルーツです。

どちらも旬は「冬〜春」で、ティアンギスや市場で売られています。季節が違うと、出会うのは難しいのですが、加工品(アイスクリームなど)であれば通年味わえるので、ぜひ挑戦してみてください😄

 

「オアハカ名物のフルーツを食べる」は、オアハカでしたい100のことの一つです☺︎