メキシコの首都、「メキシコシティ」。ラテンアメリカの中でも最大規模の巨大都市です。
メキシコシティの中心地では、毎晩夜中まで煌々と明かりが灯り、道はレストランやクラブに行く人たちで賑わっています。
もくじ
メキシコシティで夜景を見るなら、ラテンアメリカタワーへ!
メキシコシティで夜景を一望できるスポットで、もっとも有名なのが「ラテンアメリカタワー」です。
地上44階建てのビルで、建設された1956年当時は「ラテンアメリカで最も高いビル」として知られていました。
ラテンアメリカタワーは、メキシコシティを代表する高層ビルで、街のどこにいても見えるほどの高さ。
(↑)特に歴史地区の目抜き通りから見えるラテンアメリカタワーは、散歩する人々に「歴史地区の中世の街並みの中にいても、私たちは現代的な巨大都市にいるのだ」と実感させてくれます。
現在は高層ビルが増えてきて、メキシコシティで5,6番目に高い建物です。
しかしこの建物はメキシコシティに住む地元民にとってはシンボル的存在で、東京の東京タワー、ニューヨークのエンパイアステートのように、人々の間で共有されている「メキシコシティの景色」の一部なのです。
ラテンアメリカタワー展望台からの夜景は、メキシコシティNo.1!
ここからの夜景は、メキシコシティNo.1だと言われています!!
屋上回の展望台から見た景色は、こちら!!
かなり遠くの郊外まで、しっかり見渡せます!!
(↑)山の形に沿って広がる光は、メキシコの地元民の住宅地。メキシコシティの規模の大きさがよくわかります!!そして、どこまでも続くメインストリートの車の光…。
さらに、手前には…
美しくライトアップされた、ベジャス・アルテス(文化センター)が!!
上から見下ろすべジャス・アルテスも、とても綺麗でした!!
ラテンアメリカタワーは、日本人の間ではまだあまり知られておらず、穴場的なスポットですが、地元の人や欧米系の観光客には「メキシコシティの定番ナイトスポット」です。
わたしもメキシコシティに来て6回目くらいに初めて知って、さっそく登ってきました。
メキシコシティはナイトスポットが少なく夜出歩くこともあまりないので、結構ワクワクしました!
ラテンアメリカタワーへの行き方
ラテンアメリカタワーは、メキシコシティの中心地にあります。
ちょうど、べジャス・アルテスの目の前(道路の斜め向かい)、メキシコの珍スポット「フリキプラザ(メキシコの秋葉原)」の目の前に入り口があります。
(↑)フリキプラザ
(↑)エントランス。「TORRE LATINOAMERICANA」と書いてあります。
べジャスアルテスとソカロとつなぐ、目抜き通り(歴史地区)の入り口に立っていて、この辺りでは一番高い建物なのですぐにわかると思います。
タクシーやUberで行く場合
ドライバーに「Torre Latinoamericana(トレ・ラティノアメリカナ)」と言えば通じます。
ただし、この辺りは車通りが多いので、少し渋滞に巻き込まれる可能性も。
もし、泊まっているホテルが歴史地区の中にあるのであれば、そこから徒歩圏内です。メイン通りを歩けばいいだけなので、安心&安全。
高いビルなので、見失うこともありません。
地下鉄で行く場合
地下鉄で行く場合は、2番線の「Bellas Artes」駅で下車。
そこから徒歩3分程度です。
ラテンアメリカタワー周辺の治安について
ラテンアメリカタワー周辺は、メキシコシティの中心地の歴史地区。
特に夕方〜夜にかけては、多くの地元民や観光客で賑わっています。
治安は良く、見張りの警察も多く、また夜でも人通りが多いので安心して歩けます。凶悪犯罪に巻き込まれることは、この辺りではまずないので、安心してラテンアメリカタワーを訪れてください。
ただし、夕方〜夜は交差点に人が多く、すれ違いざまや信号待ちの際にスリが出ることもあるので持ち物には要注意。
チケットの買い方
チケットは、入り口の窓口で販売しています。
列に並んで購入します。お昼の時間帯は、地元の人がいっぱい…!
展望台の入場料
ラテンアメリカタワーの入場料(2018)
大人(12歳以上) | 110ペソ(約660円) |
---|---|
子供(4〜11歳) | 70ペソ(約420円) |
3歳以下 | 無料 |
高齢者(60歳以上) | 70ペソ(約420円) |
↓2019年、10ペソずつ値上がりしました。
- $120 ADULTOS
- $80 NIÑOS
- $80 INAPAM
* Menores de 3 años no pagan
by: ラテンアメリカタワー公式ページ
チケットを買ったら、エレベーターで一気にビルの高層階まで上がります。
昼は賑わっていたのですが、夜はガラ空きでした。笑
夜景を見ようという人はあんまりいないみたいです…!
エレベーターのボタンは、37階以上しか押せないようになっています。
展望台のある場所
ラテンアメリカタワーの各階の内容は、以下の通り。
44階(最上階) | 屋外展望室 |
---|---|
43, 42階 | 屋内展望室 |
41階 | レストラン兼ラウンジバー |
40,39階 | 限定エリア(たまにラウンジバーSKYBAR) |
38階 | ミュージアム(ラテンアメリカタワーの建設の歴史) |
37階 | コーヒーショップ、おみやげ屋 |
展望台に上る場合は、37階まで一気に上がって、それからエスカレーターや別のエレベーターに乗り換えてさらに上まで行きます。
37階に到着。
(36階までのほとんどのフロアーはオフィスとして使われているので、一般人は入れません)
展望台
展望台は、屋内と屋外があります。
屋内の展望台
屋内は、ガラス張りになっています。
若干、室内の電気が写り込むので写真は取りにくいかも。
天気の悪い日はここから見るのがベストです。
屋外の展望台(最上階)
屋外(屋上階)は、鉄の柵が張り巡らされていますが、風はビュービュー吹いてきてスリル満点!
コインを入れれば、双眼鏡も使えます。
その他
屋内には、ラテンアメリカタワーのキャラクターのぬいぐるみが獲れるUFOキャッチャーがあったのですが、そのキャラクターが想像以上にシュールでした。
ちょっと面白い。
あとは、展望台でハガキを買って、ポストがあるのでそこから手紙を送れるようになっています。
おみやげ屋さんには、キーホルダーやペン、ラテンアメリカタワーのマグネットなど色々売っていましたが、そこまでパッとするデザインではないです。。
また、無料のミュージアム(Museo “La Ciudad y la Torre a Través de los siglos”)も正直そこまで見応えはなかったので、興味のある人だけ行けばいいと思います。。
もう一つの有料ミュージアム(BICENTENARIOミュージアム)については、以下の通り。
MUSEO DEL BICENTENARIO
- $20 ADULTOS
- $10 NIÑOS
大人は20ペソ、子供は10ペソです。わたしは見ていないので詳細は不明です…。
ラテンアメリカタワー内のレストラン&バー、カフェ情報
ラテンアメリカタワーのレストランやバー、カフェを利用すれば、展望台のチケット購入なしで41階まで登ってくることができます!
Miralto(レストラン&バー)41F
メキシコシティの景色を眺めながら、メキシコ料理やイタリアンを楽しめるおしゃれなカジュアルレストラン。
カクテルなどの提供もあるので、バーとして楽しむのもおすすめです。
ドレスコードはなく、予約なしでも普通に案内してくれます。(ただし英語は通じないです)料理の値段帯もそこまで高くないので、ぜひ興味のある人は行ってみるといいかも。
- 月曜 8AM–9PM
- 火曜 8AM–11PM
- 水曜 8AM–11PM
- 木曜 8AM–11PM
- 金曜 8AM–1AM
- 土曜 9AM–1AM
- 日曜 9AM–10PM
夜の7〜9時は混み合うので、できれば日の入り前の時間帯や、少し遅い時間帯を狙うのがおすすめ。ラテンアメリカタワー展望台の営業時間とは別です。
レストランの公式ページはこちら(スペイン語のみですが電話予約も可能です)
コーヒーショップ(カフェ)37F
名前のないコーヒーショップが37階にあるようなのですが、わたし達が行ったときは見かけませんでした…。
おそらく、あってもかなり小さいので、Milartoレストランに行った方がいいと思います。
まとめ
以上、メキシコシティのランドマーク、「ラテンアメリカタワー」についてでした!
ここからの夜景は「メキシコシティでNo.1」と言われていて、レストラン&バーの「Miralto」は「メキシコシティで一番おすすめなルーフトップバー」という記事でもランクインしています。(厳密にはルーフトップ=屋上ではないけど…)
治安面でも安心な上にチケットも全然高くない(一人600円程度)ので、時間のある人はぜひ行ってみてください。
実は、ラテンアメリカタワーのチケットは1日有効です。
なので、日中登って、また夜にも同じチケットで登れば違う景色を楽しむことができます!
また、雨の滅多に降らない乾季(11〜4月)よりも、雨が定期的に降って空気が浄化される雨季(5月〜10月)の方が空気が澄んでいて遠くまでよく見渡すことができます。(ポポカテペトル山が見えることも!)
ただし雨季は午後天気が崩れるので、どうしても夜景が見たいときは夜に天気のいい日を狙っていくのがいいと思います。
ラテンアメリカタワー展望台の営業時間について
NUESTROS HORARIOS Lunes a Domingo de 9:00 a 22:00 hrs. Sube y baja todas las veces que quieras
営業時間:月〜日まで、毎日9:00〜22:00。(その日中は)何度も登り・降りできます