オアハカの見所の一つ、「トゥーレの木(アルボル・デル・トゥーレ)」。
行く前までは、「ゆうて、ただの大きい木だしなあ」と思ってナメていたのですが、実際に目の前にしてみたらびっくり!!
大迫力の、見応え抜群の見所でした!
これからオアハカに行く人は、ぜひ訪れて「世界一太い木」を見てきてください✨
世界一太い巨木「トゥーレの木」とは?
トゥーレの木は、「世界一太い木」と言われている巨木です。
オアハカの中でも有名な見所の一つで、しかも市内から簡単にアクセスできるので人気です。
「トゥーレの木」について
場所 | サンタ・マリア・デル・トゥーレ村 |
---|---|
樹齢 | 2,000年以上 |
高さ | 42m |
幹回り | 60m |
重量 | 600t |
トゥーレの木は、現地の言葉で「アウェウェテ(ナワトル語で「水の老人」という意味) と呼ばれています。日本語だと「ヌマスギ」という種類の木です。
このあたりに住むサポテコの先住民語では、この木の種類は「atotok(アトトック)」とも呼ばれています。
この木がある「サンタ・マリア・デル・トゥーレ村」は、なんの変哲もないオアハカの普通の村。「トゥーレ」とは、水草の名前のことで、この土地がかつて水に恵まれていたため、そう呼ばれているとされています。
ヌマスギにはそだるのに多くの水が必要なため、かつてはたくさんのヌマスギがあったと言われていますが、今は大きく育ったのはこの木くらい。(現在はトゥーレの木の周辺はかなり乾燥しています。)
(↑)最新のデータ(高さなど)も、木の横に飾ってあります。高さや太さは若干変わるようで、数年ごとに更新されているようです。
トゥーレの木の説明ツアーもある
この木が有名で訪れる観光客向けに、この村の子供達が木のことを説明してくれるボランティアツアーをしています。(スペイン語のみ。)
木の幹にいる「ライオン」や「ワニ」、「ゾウ」など、いろんな動物をレーダーライトでポイントして教えてくれます。
(↑)ゾウ。本当に象がいるみたい!
手間のこぶも、何かの動物だったと思います。
なかなか面白いので、スペイン語のできる人は頼んでみるといいかも!(チップは弾んであげてください♪)
トゥーレの木への行き方
- アバストス市場の南にある、乗合タクシー乗り場へ
- フロントガラスに「Mitla」か「Tlacolula」のどちらかが書いてある乗合タクシーを探してのる
- 「サンタ・マリア・デル・トゥーレで降りる」と伝える
乗合タクシーの代わりに、二等バスターミナルから出ているバスにのって行くこともできます。ただし、バスだといろんなところに止まる&スピードが遅いので乗合タクシーの2倍くらい時間がかかります。)
トゥーレの木の入場料
トゥーレの木は巨大なので、村からもみることができますが、巨木を囲っている柵の中でみるためには入場料が必要です。
(↑)チケットオフィス
一人あたり:10ペソ(約60円)
※2019年夏時点の値段。変更されている可能性もあります。
ツアーで行く場合は、事前にミニバンの中でガイドから集められると思います。
トゥーレの木の周りの見所
サンタ・マリア・デル・トゥーレ村の教会にも寄ってみるといいかも。
可愛い見た目です。
地元の人が日々祈りを捧げています。
トゥーレの木は、教会の真横にあります。
ソカロを囲む建物は、綺麗な水色。
ほのぼのとした、いい村です!
この村の方面には、
- 毎週日曜に「ティアンギス(先住民の青空市)」が開催されるトラコルーラ村
- ミトラ遺跡のあるミトラ
- ヤグール遺跡のあるヤグール
- タペテの村であるテオティトラン・デル・バジェ村
- 絶景イエルベエルアグア
など、いろんな見所があります。
トゥーレの木に行くツアーもある
トゥーレの木や、こちら方面の見所にまとめて行ける、オアハカ発の現地ツアーもあります。
わたし的には、そのツアーに参加するのが一番おすすめ。
一人200ペソと格安で、しかも大充実のツアーです!
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