土曜日にメキシコシティにいる人に絶対に行ってほしいおすすめの買い物スポットが、「サン・アンヘルの土曜市」!
通称「Bazar Sabado(バザール・サバド=土曜市)」と呼ばれている、サン・アンヘル地区で土曜限定で開かれる手仕事市場です。
ここでは、
- 洗練されたメキシコ雑貨
- おしゃれなお土産
を、たくさん見つけることができます!!
土曜にメキシコシティにいる人は、ぜひ足を伸ばしてみてください♪
もくじ
サン・アンヘルの土曜市、バザール・サバド(Bazar Sabado)とは?
(↑)Bazar Sabadoのエントランス
毎週土曜日に、メキシコシティの中でも特に美しいコロニアル地区「サン・アンヘル地区」で、大規模に開催されているアート・マーケットです。
大きな中庭のあるコロニアル風の建物内に、土曜日限定でいろんなお店が集まってきます!
季節ごとの飾り付けも可愛い。↑クリスマスの時期に行ったら、オアハカの木彫りのオーナメントが飾られてました。
レストランでは、マリンバの演奏も楽しめます。
いつも賑やかで、たくさんの人が集まる楽しい場所です♪
1960年にオープンして以来、50年間以上、多くのアーティストや職人が自分たちのオリジナル作品を持ち寄り、この地区を盛り上げてきました。
土曜市で買えるもの
ここには、様々な種類の手作りの品々が並んでいます。
- メキシコ雑貨
- ハンドメイド作品
- 服
- 家具
- アクセサリー
地元・メキシコシティのアーティストだけでなく、メキシコ各地から職人が集まってくる、まるでメキシコをギュッと凝縮した宝箱のような場所です。
↑ブリキを使ったおもちゃのお店。ユニークな作品がいっぱいです。
刺繍、テキスタイルなどの手仕事、
ミニチュアの専門店まで、本当に色々!
土曜市のおすすめショップ
ぜひチェックしたいお店をまとめました。
1.JAVIER SERVIN POTTERY
ここでは、Javier Servín(ハビエル・セルビン)氏の工房で作られている、「セルビン焼き」という焼き物が買えるコーナー。
グアナファトの名産品で、日本人駐在員にも大人気のお土産です。
メキシコシティで買える場所は限られているので、セルビン焼きが欲しい人はここでチェックしましょう♪
セルビン焼きの特徴と魅力は、その信じられないほど細かい模様!
最近は日本人を含め外国人に大人気です。
2. トウモロコシの葉っぱの造花店
店の名前は不明ですが、バザール・サバドの建物に入ってすぐのところにある、造花のお店。なんと、よ〜く見るとすべてトウモロコシの葉っぱでできています!!
メキシコではトウモロコシをよく食べるのですが、葉っぱもいろんなものに活用されます。
例えば、朝食の定番タマレス(トウモロコシの葉っぱで包んだ蒸しパンのようなもの)や、トウモロコシの繊維で編んだテキスタイルなど。
そして、造花も、トウモロコシの葉っぱで作ります✨
トウモロコシの葉っぱで、驚くほどいろんな種類のお花ができます。
かさばるけど、カラフルで可愛いので、ぜひチェックしてみてください😊
3.ANDRONA TEXTILES
ここは、土曜市の建物の二階、狭い秘密の階段を登ったところにあるお店です。
たくさんのウイピル(民族衣装)に加え、民族刺繍をあしらった洋服も売られています。
他ではなかなか見ることのできない、とてもクオリティーの高い刺繍の服が見つかるので、メキシコ刺繍ファンは要チェック!
服だけでなく、素晴らしいクオリティの刺繍グッズもいろいろ売ってました!
4.BRONDIS
手作りの家具専門店。
宇宙に浮かぶ惑星の様な、不思議なランプや巨大オブジェを扱っています!
とても目立つので、土曜市をぐるっと一周すれば、見つかるはず。
サイズ的に、日本に持ち帰るのは難しそうだけど、
「こんな家具が家にあったら、楽しいだろうなあ…!」
と夢が膨らむ、素敵な作品が沢山あります。
5.TAMBIÉN MÉXICO TEXTILES
カラフルな色のリボンを縫い合わせた幾何学模様がとても個性的な、クッションカバーの専門店です。
いつも人だかりがある、土曜市でも最も人気のお店のひとつ。
様々な色の組み合わせがあるので、お気に入りを探すのが楽しいですよ。奥には、刺繍服のコーナーもあります。
土曜市会場の周りにも、お店がいっぱい!
土曜市の会場だけでなく、周りにも魅力的なお店がいっぱい出ています。
死者の日グッズの専門店
ここは、土曜市場のある広場に面した「死者の日」がテーマのセレクトショップ「Día de Muertos Store」。
内装が可愛い!
↑外には、死者の日のメイク&ドレスを着た店員さんが。一緒に写真撮ってくれます!
こだわりの民芸品専門店もいっぱい
↑ここも、こだわりの民芸品や作品を展示してました。
↑トウモロコシの葉っぱで作った人形。
↑ガーゼ生地でできた人形
↑本物の動物の牙が使われた、虎のお面。
このあたりの民芸品のお店は、どこもかなりレベルが高いです!
見ているだけでも楽しいので、ぜひ、散策しながらいろんなお店をのぞいてみてください😊
↑この店には、メキシコシティ近郊の町「メテペック」で生産されている「生命の木」の、素晴らしい作品がたくさん置いてありました!
ありえないほどの細かさ&仕事量…!
メキシコの様々な文化が詰め込まれていて、見ているだけで楽しくなります♪
もちろん、骸骨も!
緑色のパイナップルの陶器も。
オアハカ産の木彫り(アレブリヘ)もたくさん置いてありました!!
土曜限定の、民芸品屋台も面白い!
お店だけでなく、バザールサバドの近くで出ている屋台も要チェック!!
↑は、メキシコ民芸界では結構有名なファミリーのレタブロ(ブリキに絵を描いたもの)です。ゲレロ州から、毎週やってきているんだとか。
こんな風に、毎週土曜市のために地方からやってきて、屋台で手仕事を販売している職人さんも多いんです。
レタブロのファミリーは、近所のおばちゃんが作っているという木彫り仮面(ゲレロ州名物!)も販売しています。
わたしはここのお店の仮面がすごく好きで、毎回チェックしてます!
屋台は、面白いものがいっぱい!
手作りのシャドーボックスを販売しているお店も。
メキシコって、実は「ミニニュア大国」なんです。手先の器用な職人たちが、細々したミニチュアとシャドーボックスをたくさん作っています。
ミニニュアの人形や小物で立体的な世界を作るアートのことです。
メキシコではかなり昔からシャドーボックス作りが盛んで、ミニチュアアートの技術も素晴らしいです!!
特に、サンアンヘルの土曜市にはレベルの高いシャドーボックスがたくさん並んでいて、いつも見惚れてしまいます😊!!
めちゃくちゃかわいい、骸骨&お花いっぱいの「死者の日」をテーマにしたシャドーボックス。
大きいサイズは、細かいドライフラワーも使った「こだわりの逸品」たち。
(買わなかったけど、買えばよかったとめちゃくちゃ後悔してます…。)
ミチョアカン州の刺繍の屋台。おばちゃんが一人で売ってました。素晴らしいクオリティー!
土曜市と合わせて楽しみたいイベント・グルメ
土曜日には、土曜市と合わせて他のイベントも開催されます!
土曜に合わせて、アート・マーケットも開催
土曜市の近くでは、土曜日に合わせてアートマーケットも開催されています。
このあたりではアーティストが多く、アマチュアのアーティストが自分の力作を販売しています。
いろんなアートが並びます。
アーティスト本人から、話を聞くこともできるので、アート好きはぜひチェックしてみてください!
未来の巨匠の卵がいるかも…!
おしゃれなレストランやカフェ、バーも多い
このあたりは、「メキシコシティ屈指のおしゃれエリア」なだけあり、おしゃれなレストランやバー、カフェもたくさんあります!
↑土曜市のすぐ近くにある、ライブを聴きながら食事を楽しめるレストラン。
↑おしゃれなローカルで賑わう、バー。
サンアンヘル地区のレストランの値段帯はわりと高めですが、どこもハズレがないです。
「安くて美味しいもの希望」という人へ
このあたりでは、「BARBACOA DE SAN ÁNGEL」というレストランが、値段も安くて美味しいのでおすすめです。柔らかく焼いたバルバッコア(牛肉)やカルニータ(豚肉)のタコスが食べられます!
あと、大通りの方に下ったところにある「Churrería del Carmen」というチュロス専門店にもよく行きます。ホットチョコレート&チュロスのセットがおすすめ!
サンアンヘルの土曜市の場所・行き方
バザール・サバド(土曜市)は、街の中心地からは少し離れていて、街の南西の方にあります。
バザール・サバドの場所
【住所:San Jacinto 11, Álvaro Obregón, San Ángel TNT, San Ángel, 01000, CDMX】
↑地図で見ると、ここ。
毎週土曜日は、このあたり一帯が盛り上がってます。
バザールサバド(土曜市)への行き方
タクシー、Uberで行く方法(おすすめ)
タクシーやUberで行くのが一番楽です。
「サン・アンヘルの、EL BAZAAR SÁBADO(バザール・サバド)に行きたい」
といえば、ドライバーはだいたい場所を知っています。
メトロ(地下鉄)で行く方法
サン・アンヘルの土曜市の最寄駅は、メトロ3番線が通る、「Miguel Angel de Quevero(ミゲル・アンヘル・デ・エベロ)駅」です。
しかし、最寄りといってもかなり遠く、そこからさらに1.5km(徒歩20~30分)ほど歩かなければなりません。(治安のいいエリアなので、徒歩でも問題はないです)
メトロで行く場合は、駅で降りてからタクシーに乗るのがおすすめです。
もしくは、メトロ7番線が通る「Barranca Del Muerto(バレンカ・デル・ムエルト)駅」まで行き、そこから南に向かうバスに乗り変えれば、サン・アンヘル地区の入り口の目の前で降りることができます。
また、同じく20~30分ほどかかりますが、この駅から歩くこともできます。
メトロブス(路線バス)で行く場合
そんなに歩きたくない!という人は、メトロよりも少し難易度が高いですが、「メトロバス」の利用がおすすめです。
メトロバスに乗るには、あらかじめチャージしたカードが必要になります。(カードはバス乗り場で購入できますが、たまにできない場所もあります。)乗車は一回につき6ペソです。
メトロバスには、4つの路線があり、サンアンヘルの土曜市行きで使うのは、「Linea1(1番線)」です。
レボルシオン大通りを通るメトロバスの、「La Bombilla(ラ・ボンビージャ)」という駅が最寄りです。
ここで降りたら、あとは徒歩5分くらいでつきます。
バザール・サバドの営業時間
営業日 | 土曜日のみ |
---|---|
営業時間 | 10:00〜18:00 |
毎週、土曜日のみ営業しています。
営業時間は、公式には10:00~18:00となっていますが、17:00ごろにはほとんどのお店が片づけはじめます。
なので、できれば17:00くらいまでに見終わるようにしましょう。
まとめ
以上、メキシコシティのサン・アンヘル地区で毎週土曜日に開催される「バザール・サバド(土曜市)」についてでした!!
可愛いお土産が見つかるだけでなく、コロニアルで落ち着いた雰囲気の街並みも楽しめ、メキシコシティの新たな一面の発見になると思います。
わたし的に、「クオリティの高いメキシコ雑貨を買うならここ!」ってくらい、買い物におすすめ。
土曜市に日程が合わず行けない人は、メキシコシティの中心地にあって毎日OPENしている「シウダデラ市場(Mercado de la Ciudadela)」に行ってみるのがおすすめです。
日曜日にメキシコシティにいる人は、日曜限定の「ラグニージャ市場」に行ってみるのもおすすめですよ♪↓