- メキシコ旅行に行くけど、英語は通じるのかな?
- カンクンならリゾート地だし、スペイン語わからなくてもなんとかなるかな?
と疑問に思っている人向けに、今回はメキシコで英語がどれくらい使えるのか?に加えて、最低限覚えておきたいスペイン語を紹介します。
もくじ
メキシコでは英語は通じる?通じない?
「メキシコでは、英語は基本的に通じない」と思って行った方がいいです。
わたしも、「メキシコにいる人はほとんど英語できる」と聞いて行ったので、初めて行った時には「えぇ?!こんなにアメリカに近いのに?!」とびっくりしましたが、それはアメリカ国境近くの北部やカンクンだけの話。
首都メキシコシティでは、「ワンツースリー」すら通じない人もいました。
英語が使える割合は、感覚的には日本くらいだと思います。(頑張れば話せるけど、恥ずかしがって話してくれなかったり、そもそも話せない人も多い感じ。)
カンクンは英語オンリーでOK
リゾート地「カンクン」では、どこでも英語が通じます。
空港、ホテル、レストランのウェイター、タクシードライバーもだいたい英語OK。
なぜかと言うと、カンクンに来る人の70%以上はアメリカ・カナダからの旅行者だから。
メインの客層が英語話者(&スペイン語話せない)ので、ホテルゾーンの基本言語は英語です。
英語が通じるのは、空港とカンクンだけ
基本的に、メキシコ国内で完璧に英語が通じるのは、
- カンクン周辺
- 国際空港のカウンタースタッフ
- アメリカ国境近くの北部の人
- 一部の富裕層
くらいだと思います。(空港スタッフでも、警備員や荷物運びの人は話せない場合が多いです)
最近の若い世代は、英語を話せる人もかなり増えてきてはいますが、メキシコシティで普通に過ごす場合、英語のできない人が多数派だと思った方がいいです。
高級ホテルであれば普通は英語の話せる人を雇っていますが、それもごく少数。ホステルや安いホテルでは、スペイン語でのやりとりが必須だと思った方がいいです。
簡単なサバイバル用スペイン語は覚えて行こう
というわけなので、「メキシコに行く予定」で、かつ「カンクン以外の都市も訪れる」のであれば、サバイバル程度でもいいのでスペイン語を覚えていくと旅行がとっても楽になります!
「高級ホテルを巡る・添乗員やガイドさんがいるツアーで行く」という場合はスペイン語力は必要ないかもしれませんが、それでもスペイン語が話せるだけで全然楽しみ方が変わってきます。
YESとNO
- Yes=Sí(シー)はい
- No=No(ノー)いいえ
これは絶対に覚えるべき。
「Sí」は、どちらかと言うと「シー」よりも「スィー」の発音に近いです。
4種類の挨拶
- Hola(オラ)— Hi…やあ!
- Buenos días(ブエノス・ディアス)— Good morning…おはよう
- Buenas tardes(ブエナス・タルデス)— Good afternoon…こんにちは
- Buenas noches(ブエナス・ノチェス)— Good evening…こんばんは、おやすみ
挨拶の後に続く言葉
- ¿Cómo está[s]? (コモエスタ[ス])— How are you?…お元気ですか?
- Bien, gracias (ビエン、グラシアス) — Good, thank you…元気です、ありがとう
だいたい「言われる側」なので、とりあえず「ビエン、グラシアス」は覚えましょう
絶対に何度も使う大切な2つの言葉
- Por favor (ポル・ファボール) — Please…お願いします
- Gracias (グラシアス)— Thank you…ありがとう
また、自分がありがとうと言われたら:De nada(デナダ)…どういたしまして と言います
- 「(指差して)これ、お願いします」→「Este, por favor.(エステ・ポルファボール)」(めっちゃ便利)
- コーヒー持ってきますか?写真撮りましょうか?などの質問に答える時
→「Sí, por favor(シー、ポルファボール)…はい、お願いします
→「No, Gracias(ノー、グラシアス)」…いいえ、大丈夫です
英語にすぐ切り替えて欲しい時は
- ¿Habla inglés? (アブラ・イングレス) — Do you speak English?…英語話せますか?
話せる人であればなんとか英語で話してくれますが、英語すら苦手な場合は、「Habla japones?(アブラ・ハポネス?)」…日本語話せますか?と言えば、外国語が一切ダメだということが伝わります。笑
「No entiendo(理解できません)」よりはトゲがない感じ
まとめ
以上、「メキシコで英語が想像以上に通じない」という話と、一番覚えておくべきスペイン語のフレーズについてでした。
ここで紹介しているのは、「ツアーでカンクンに行く人でも、最低限覚えておいた方がいい言葉」です。
あとは、カンクンでもローカルなところで買い物をするときは「クアント・クエスタ?(いくら)」や数字など、覚えるべき単語はまだまだいっぱいありますが、それはまたの機会に紹介しようと思います。
おすすめの本
メキシコ版の「旅の指さし会話帳」は、スペイン語初心者や、メキシコに初めて行く人はめちゃくちゃ便利&勉強になるので、おすすめです!(↓)
特に「メキシコ料理」や食材についての説明ページは、レストランでもどんな料理なのか事前に想像できて、めちゃくちゃ役に立ちます!
なので、スペイン語が話せる人でも「初メキシコ」の人全員におすすめしたい本です!