メキシコの木彫り

個性溢れるメキシコ雑貨「ヒメネス家流・アレブリヘ」をゲットしよう♪

マヌエル・ヒメネスさんによるアレブリヘは、独特な魅力が大人気の民芸品です。

メキシコだけでなく、世界中にファンやコレクターを持つ、メキシコを代表するアルテサニア(民芸品)職人です。

ところで、「ヒメネス家流・アレブリヘ」は、どこで見つかるのでしょうか。

「マヌエル・ヒメネスさん」と「アレブリヘ」について

まず「アレブリヘ」とは、空想上の動物を表現したメキシコを代表するフォークアートです。

現在木彫りのアレブリヘは、メキシコ・オアハカ州の「サンマルティン・ティルカヘテ村」と「アラソラ村」の二か所で主に生産されています。

そして、「マヌエル・ヒメネス(Manuel Jiménez Ramírez)さん」は、かつてアラソラ村に住みアレブリヘを世に広めるきっかけを生み出した、「アレブリヘの生みの親」と言われる人物です。

世界中で大人気のヒメネス流アレブリヘ

彼の独特な魅力あふれるアレブリヘは、アメリカをはじめ世界中にファンを持つ、大人気のアルテサニア(民芸品)になりました。

マヌエル・ヒメネスさんのアレブリヘの魅力については、こちらで紹介しています。
個性的な魅力溢れる!ヒメネスさんのアレブリヘ(木彫り動物)の世界

マヌエル・ヒメネスさんのアレブリヘはどこで手に入る?

2005年、マヌエル・ヒメネスさんはこの世を去りました。

マヌエル・ヒメネスさんは、海外でも人気で、コレクターやファンが多く、残念ながら本人が作ったアレブリヘを手に入れるのはとても難しくなっています。

しかし、実の息子であるAngelicoさん、Isaiasさんを筆頭に、今でも彼の家族が、特徴を受け継いだ「ヒメネス流・アレブリヘ」を作り続けています。

今でも、ヒメネス家の職人さんに頼めば、「ヒメネス家流・アレブリヘ」を手に入れることができます!

ヒメネス家のアレブリヘ職人たち

Angelico(アンヘリコ)さんIsaias(イザイアス)さん

彼らは、ヒメネスさんの実の息子さんたちです。

アンヘリコさんは12歳の時、イザイアスさんは15歳の時から、マヌエル・ヒメネスさんから直々指導を受けアレブリヘ作りを学びました。彼らの作品は、彼の父マヌエルさんの作品にとてもよく似ています。

ほとんどのアレブリヘ職人は、家族内で「木彫りは自分が」「色付けは奥さんが」というように分業することが多いのですが、彼らの場合は父と同じように、木彫りから絵付けまですべて自分の手で行います。

ヒメネス兄弟の素材へのこだわり

かつてはアレブリヘ作りによく使用される「コパル」の木材を使っていたのですが、現在はほかの職人との差別化を図るため、より質のいい素材である「杉材」を使っています。

杉材は、コパルのように乾かす必要がなく、また乾いた状態でもコパルより柔らかいので木彫りに大変適した木材なのです。

アンヘリコさんとイザイアスさんのアレブリヘを手に入れるには

アラソラ村の、生前マヌエルさんの住んでいた家は、現在「ミュージアム」として一般公開されています。


おとぼけ顔がかわいらしい「ナフアル(人面動物)」

ミュージアム内のショップで、アンヘリコさんとイザイアスさんのアレブリヘを手に入れることができます。

ミュージアムの住所【Alvaro Obregon #1 San Antonio Arrazola, Oaxaca】

アラソラ村の外れにあります。アラソラ村に遊びに行く際には、ぜひ訪ねてみてください。


オーダーメイドも可能なヒメネス家の職人たち

ここからは、アラソラ村に住むほかのヒメネス家の職人さんも、二人紹介します。

Armando Jimenez Aragon(アルマンド・ヒメネス・アラゴン)さん

アルマンドさんは、20歳の時にアレブリヘ作りを始めました。

アメリカ合衆国(LA,ワシントンDC,フェニックスetc)で何度も展覧会を行っている、大人気の職人さんです。

アルマンドさんが大切にしているのは、「クリエイティブで新しいデザインの発想」。

伝統的な動物に加え、オーダーが入れば、知らない動物でも柔軟に対応してくれます。見た事のないような動物でも、彼の手にかかれば瞬く間に個性的なアレブリヘに変身します。

深海魚のアレブリヘです。ものすごい存在感とパンチ力です。

元ネタは、「ブロブフィッシュ」。通称、「世界一醜い魚」です。

ググると出てきました。誰がオーダーしたんでしょう。完全に天才です。

飛び込みのオーダーメイドにも対応してくれるので、特定の動物を作ってほしい場合は、写真を持って行くといいですよ~!

Moises Jimenez Aragon(モイセス・ヒメネス・アラゴン)さん

モイセスさんは、アルマンドさんの兄弟です。彼は、15歳の時にアレブリヘ作りを始めました。

躍動感のある動物の動きを表現するのが得意で、彼もまたカラフルなヒメネス流・アレブリヘを作っています。

また、アレブリヘの材料である木の枝の形を一目見れば、その木材の中にどんな動物が眠っているか、どんなポーズが彫りだせるかを見抜くことが出来るという、素晴らしい才能を持っています。

彼と彼の家族も、オーダーメイドを受け付けてくれます。

写真を持参すれば、ペットのオーダーメイドも可能です。

これは、我が家の愛犬です。お気に入りの緑の骨のおもちゃも作ってくれました!

 

アルマンドさんもモイセスさんも、素晴らしいアルテサニア職人です。

オーダーメイドは、どちらに頼む場合も、大きい作品は2週間前後、中くらいのサイズは1週間ほど、小さいサイズであれば3,4日で完成します。

オアハカにしばらく滞在する人は、オーダーメイド注文に挑戦してみてはいかがでしょうか?

世界に一つだけの、素晴らしいメキシコ土産になりますよ!