今回は、これからメキシコ旅行やメキシコ留学に行く人に向けた役立ち記事。
実は、メキシコに持っていくクレジットカードは慎重に選んだ方がいいです。なぜなら、適当なクレジットカードだと「なぜか使えない」ことがあるから…。
そのせいで、わたしの友達や母が痛い目にあったので、今回は、
- メキシコでの利用はNG(使えない・すごく損する)なカード
- メキシコ現地で「確実に使える」クレジットカード(=わたしがメキシコに行くたびに毎回必ず持っていっているカード)3枚
について、体験談とともに詳しく紹介します!
メキシコでクレジットカード決済をする人・海外キャッシングをしたい人は要チェック!
もくじ
メキシコで一番使えるクレジットカードは、VISAカード
クレジットカードにはいろんな種類があります。
有名どころだと、以下の5つですね。
- VISAカード
- マスターカード
- JCBカード
- ダイナーズ・クラブ
- アメリカン・エクスプレス
この中で、メキシコで一番確実に使えるクレジットカードは、VISAカードです!
メキシコで実際に「使える順」に並べると、以下の通りになります。
- VISAカード
VISAカードは、「クレジットカード可」のお店では100%使えます。「VISAカードのみ受け付けます」というお店やホテルもあるほど。 - マスターカード
マスターカードも、VISAの次に使える場が多いです。 - アメリカン・エクスプレス
アメリカン・エクスプレスは、アメリカ人観光客の多い「カンクン」や「北部」では特に使いやすいです。
(カンクンでは、マスターカードよりも使えるかもしれません。) - JCBカード
JCBカードになると一気に使える場所が限られてきます。海外キャッシングのできるATMの中には、JCBに対応していないものも出始めます。 - ダイナーズ・クラブ
ダイナーズ・クラブはほとんど使えません…。
というわけで、メキシコではVISAカードを多めに持っていくのが◎。
わたしがメキシコに行くときには、いつもVISAカードは「最低2枚」持っていっています。
なぜ2枚かというと、1枚は無くした時用や盗まれた時用の「予備」としてです。(わたし的には、メキシコ旅行中にはVISAカードが手元にないと不安なので…。)「一方は財布に、もう一方はトランクの中」など、分けて持っています。
もし、今の時点で「VISAカードを持っていない」「1枚しか持っていない」という場合は、旅行出発までに作ったほうがいいです!
「即日でゲットできるVISAカード」もあるので、あとで紹介します。
カード会社選びはかなり重要
さて、VISAカードがおすすめ、というところまできましたが、実はクレジットカードの会社を選ぶのもかなり重要です。
VISAカードにも、楽天カードや三井住友カード、イオンカードなど色々ありますよね。その会社のことです。
なぜなら…同じVISAでも、なぜか「メキシコでは使えない」会社のカードも存在するから。
例えば、わたしがメキシコでdカード(ドコモのクレジットカード)を使った時は、なぜか何度ATMの機械に入れても読み取ってもらえず、しかもお店でも読み取れず「違うカード出して」と言われてしまいました。(違うカード出したらあっさり決済できた。)
なので、「メキシコで確実に使えるカード」を持っていかないと、現金をキャッシングできない&クレジットカード決済もできない=一文無し状態になってしまう恐れが…。
ちなみにわたしの友達がメキシコに来たときには、「持ってきたカード全部、なぜかメキシコで使えない」というありえないことになっていました^^; →結局だいたい全部わたしが建て替えて、あとで振り込んでもらいました。笑
実際に「どのカードがメキシコで使えて、どのカードが使えないのか」は現地で試してみないとわからないのですが…
そんなリスキーなことはやってられないと思うので、今回はわたしがメキシコに行くときに毎回使っているおすすめのカードを紹介します。
メキシコで使うのにNGなカード
とりあえず、NGなカードだけお伝えしておきますね。
- dカード
なぜか「使えない率」高い… - イオンカード
海外キャッシングが「初期設定からリボ払い」という有り得ない設定なので、海外キャッシングすると大損する(うちの母、2万ほど損しました…)
他にもあると思われます。
わたしの母が持ってきたイオンカードは、「海外キャッシングが自動的にリボ払いになっていて確実に大損する」というやつでした…。
これらの件をきっかけに、「メキシコで確実に使える、おすすめなクレジットカードを紹介する記事を書こう」と思いました。(きっと、友人やわたしの母みたいな人いるはず…!)
特に、普段海外に行き慣れていなくて「日本でしかクレジットカードを使ったことがない」という場合は要注意です。
…という人は、いますぐカード会社に問い合わせる(カードによっては、初期設定で「海外キャッシング不可能」になっていて、電話して設定を変えてもらう必要があります)か、
面倒だったら海外旅行でも使えるクレジットカード作っちゃいましょう。
今回は、基本的に無料のカードしか紹介しないので。^^
メキシコ旅行や留学におすすめなクレジットカード3つ
「メキシコでは、この3枚があればまず困ることはない!」って断言できるほど有能なカードたちを紹介します。
いつもわたしも持って行っている、「メキシコ必携3カード」です!
1. 三井住友VISAカード
1枚前は「三井住友VISAカード」。
VISAカードの発行元として最大手なので、やっぱり安心感が違いますし、日本での普段使いにもおすすめです。
三井住友VISAカードのいいところは、以下の5つ。
- メキシコのどこに行っても100%使えた
- メキシコの全ての銀行ATMで海外キャッシングが可能だった
- 海外保険が付帯している
- 発行手続きが驚くほど早い
- お問い合わせした時の対応が丁寧
実際、このカードでメキシコの60以上の街で海外キャッシング&クレジットカード決済をしてきましたが、「ちゃんと使える率100%」を叩き出した唯一のカードです。
つまり、最強。
というわけで…
「メキシコでどこに行っても確実に使えるカード」として、1枚持っておくと超安心です!
年会費 | 1,250円(税抜) ※年に1回でも使えば無料になる(=実質無料) |
---|---|
海外旅行保険 | あり |
即日発行 | 可能 |
普段使いのおすすめ度 | |
メキシコで使える度 |
クレジットカードの申し込みは、こちらから。↓
2. セディナJiyu!da!カード(無料)
セディナカードは、まさに「海外キャッシングのためにあるカード」。海外キャッシングをする予定のある人は、一枚持っておいて絶対に損はしない(無料なのに)最強のカードです。
その証拠に、世界一周する人(=99%海外キャッシング利用者)のほとんどがこのカードを持って世界中を旅しています。
わたしも、このカードを知ったのは世界一周に持っていくクレジットカードを選んでいた時でした。
<海外キャッシングは、両替よりずっとレートがいい&安全です>
こちらの別記事でも書いているのですが、メキシコでは両替よりもクレジットカードの海外キャッシングを利用するのがおすすめです。
手数料を足しても、両替よりもずっとお得になります。
実際に2018年にメキシコで「15,000ペソ分」のレートを比べてみたところ
- メキシコの両替所で変えた場合(0.163):約94,800円が必要
- 海外キャッシングした場合:85,700円が必要(手数料込み)
海外キャッシングの方が「9,100円分」お得になりました。元金の10%くらい違います。この差は結構大きいですよね…。
両替所の人にお札の枚数を誤魔化されたり、偽札を掴まされる心配もないので、わたしはメキシコではもう海外キャッシングしか使っていないです。
なぜ、セディナカードが海外キャッシングに最強のカードなのかというと…
- ATMの引き出し手数料が無料
- 外貨キャッシングのコストが圧倒的に安い(手数料は0.15%〜)
- ネットから繰越返済が可能(非常に珍しい)
普通はカード会社に電話しないと不可能な「繰越返済」も、ATMから引き出したその日にできる(=利息が限りなく安くすむ)し、様々な手数料がほかのカードと比べても圧倒的に安い。
こんなカードは、今のところ他に存在しないです。年会費も無料だし!
というわけで、海外でキャッシングするなら、このカードはマストです!
短期旅行者だけでなくて、長期で旅行する人や、メキシコに留学でいく人にもとってもおすすめ。メキシコでは(カンクン以外は)現金を使う機会の方が多いですし、このカードがあるだけで、かなり節約できますよ〜!
年会費 | 完全無料 |
---|---|
海外旅行保険 | なし |
即日発行 | × |
普段使いのおすすめ度 | |
メキシコで使える度 |
クレジットカードの申し込みは、こちらから。(↓)
※最近、「セディナJiyu!da!カード」という名前になりました。内容は同じ。
さらに、Jiyu!da!になってから海外ショッピングはポイント3倍になったので、海外で高価な買い物をする時やお土産をまとめて買う時はお得です!
収入のない学生の方は、基本的に「親の家族会員カード」でないと海外キャッシングはできません。(どこのカード会社でも)
なので、海外キャッシングを可能にするには、親に頼んで「家族会員」になる必要があります。セディナカードでも家族カードを作ることができるので、一番お得でおすすめなのは
- 親にセディナカードを作ってもらう
- その家族会員で自分(学生)も入る
という方法ですが、親のクレカがすでに「海外キャッシング対応」なのであれば、その家族カードを作ってもらってもいいと思います!(先に述べたNGなカードには注意。)
3. エポスカード(無料)
最後、3番目に紹介するのが、「エポスカード」。
こちらは、「クレジットカードの付帯保険のためのカード」。というのも、エポスカードの付帯海外保険って無料とは思えないほど手厚いんです。なので、海外旅行時には一枚「とりあえず」でもいいので、持っていくととっても安心です。
エポスカードに付いてくる保険内容は、具体的にはこんな感じ。
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
これ、完全に「わざわざお金を払って入る海外保険会社の保険」レベルです。
特に「携行品損害(盗まれたもののお金が帰ってくる)」が入ってるのはありがたい。これがあれば、短期旅行(90日以内)であれば海外保険に加入する必要ナシです。わたしも、このカードのおかげで旅のお金を大幅に節約できてます。
だって、「メキシコ旅行の海外保険」ってなぜか地味に高い…。
(さきほど「メキシコ10日間」でほぼ同じ内容の海外保険の見積もりを出してみたら、「一人あたり8,750円(税抜)」でした。)
これが無料になるだなんて…!ありがたや。
さらに、エポスカードには「海外緊急デスク」というサービスもあり、24時間体制で日本語対応でサポートしてくれます。(急な病気やケガの時に頼れます。)
- エポスカードを旅行に「持っていくだけ」で有効(エポスカードで旅行の支払いをしていなくてもOK)
→普通のクレカ付帯保険は「旅行代金をそのカードで支払っている」必要があるので、条件なしで保険が有効になるのはとてもありがたいです。 - 無料なのに、保険内容も手厚い
- 何かあった時、緊急デスクで日本語で相談できる
ハネムーンなど、短期でメキシコにいく人には特におすすめです!
逆に、留学で長期的(91日以上)に行く予定の人は、このクレカだとカバーできないので保険会社で加入しましょう!
年会費 | 完全無料 |
---|---|
海外旅行保険 | あり(しかも手厚い!!) |
即日発行 | 可能(マルイの店舗で受け取りor郵送) |
普段使いのおすすめ度 | 全国のマルイで割引を受けられるようになります |
メキシコで使える度 | 実際に使うよりも「海外保険用」として持っていくのが◎。 |
申し込みはこちらから。
実際、カンクンでカメラを無くした(というか盗まれた)時はちゃんと保証されてカメラ代丸ごと帰ってきたので、エポス入っててよかったあ〜!ってなりました。
完全無料だし、入っておくと安心です♪
メキシコ現地でのクレジットカードの使い方
ここまでで紹介した3枚のカードを全て手に入れた場合、メキシコ現地ではわたしはこんな風に使っています。(↓)
- 三井住友VISAカードとセディナカードは財布に常備して、エポスカードは「予備」として別の場所(トランクなど)に保管
- 普段のクレジットカード決済は、確実に使える三井住友VISAカード
- 現金を得るためのATMキャッシングでは、セディナカード
→早めにネットで繰り上げ返済してお得に
<もしカードを紛失した時は…>
- カード会社に連絡してカードを止める
- 予備のエポスカードを使う!
実はエポスカードも、メキシコでの支払いでは基本的にどこでも使えるし、セディナカードと同じく「繰上返済」可能でとってもお得にキャッシングできるので、「予備」でもちゃんと優秀なんです。
わたしは、この3枚+アメックスも持っているのですが、アメックスは滅多に使わないので「予備の予備」って感じです。
まとめ
今回紹介したのは、以下の3つのカードでした!
これらのカードは、メキシコだけでなく世界中どこに行っても同じように使えるので、メキシコ以外にも海外にいく機会のある人は、ぜひこの機会に持っておくと、旅行が格段に便利&お得になると思います^^
この情報が、これからメキシコにいく人の役に立てば嬉しいです。
メキシコは本当に素敵な国なので、クレジットカードをうまく活用してお金の心配は最小限に、全力で楽しんできてください^^