メキシコの手仕事

子供大喜び!メキシコ発のピニャータゲームでパーティーを盛り上げよう♪

カラフルな馬のピニャータ

今日は、クリスマスということでメキシコのくすだま「Piñata(ピニャータ)」についての記事です。

「ピニャータとは?」という疑問から、ピニャータの歴史や習慣、おすすめの中身、遊び方やピニャータ割りの歌、デザインまで詳しく紹介します!

メキシコ流のくすだま「ピニャータ」とは?

ピニャータとは、メキシコの子供たちが大好きなパーティーゲームです。

ピニャータ自体は紙でできた人形型のくすだまで、この中には飴玉やチョコレートなどのお菓子がいっぱい詰まっています!!

これを、みんなで木の棒で叩く→ピニャータを割ってお菓子をゲット!という遊びです。

最近は、メキシコだけでなく中南米の国や、アメリカでも流行っているみたいです。

クリスマスや子供の誕生日パーティーにぴったり!

ピニャータ割りの様子

このピニャータ割り、メキシコではクリスマスパーティーや結婚式、誕生日会など、人がたくさん集まるお祝い事の際に楽しまれることが多いです。

ピニャータ割りは、パーティーの中でも一つの大きなハイライト。

子供たちにとっては「一番楽しみにしているイベント」です!

日本でもピニャータを導入して誕生日会やクリスマス会をやるのが流行り始めているらしく、めちゃくちゃ盛り上がるんだそうです♪

ピニャータの歴史

実は、ピニャータの一番最初の起源は意外にも「中国」だと言われています!

中国では、新年である春節(Chinese New year)の際に、豊作を願って「5種類のタネ」が詰められた袋を様々な色の棒で叩く、という行事が行われていました。

そして、袋が破れたら中身を燃やし、その灰が「幸運」を導くとして大切にされました。

そんな中国の文化が、14世紀にスペインに伝わります。

そしてキリスト教のLent(四旬節)という行事と結びつき、その四旬節の一番最初の日曜日(「ピニャータ・サンデイ」と呼ばれました)にピニャータ割りが行われるようになりました。

ちなみに、ピニャータという名前はこの頃から始まり、元々はイタリア語で「pignatta(ピグナッタ)」と呼ばれたものがなまってピニャータになったものだと言われています。(さらにその元はラテン語の「pinea(松ぼっくり)」らしいです)

初期のヨーロッパのピニャータは、シンプルな土器のお鍋の中にフルーツや野菜などを詰め込んだものだったんだとか。それが、そのうち色紙やリボンで飾り付けられるようになり、そして16世紀に、当時スペインの植民地であったメキシコに伝わります。

実は当時、古代メキシコの文明(マヤやアステカ)の中にも、ピニャータと似たような文化がありました。なので、ピニャータ文化は先住民も含め多くのメキシコの人々に受け入れられます。

そして土器のピニャータは、いつのまにか「パペルマチェ(張り子)」というメキシコの手仕事にとって代わり、宗教的な意味もほとんどなくなました。

今では、メキシコの様々なパーティーで使われ、子供たちに愛されています!

ピニャータの中身(おすすめも)

割れたピニャータ

定番&人気の中身

  • キャンディー
  • チョコレート
  • チューイングキャンディーやガム
  • グミ

など、市販のお菓子を小分けにしたものです。

日本だと、ペコちゃんキャンディーや、一つ一つ包まれたアメやグミを入れる人が多いみたいですね。落ちる時に床に触れるので、衛生的に個包装がよさそう。

華やかになる中身

キラキラのスパンコール

キャンディーと合わせて、

  • 紙吹雪や細かいラメ
  • スパンコール
  • カラフルなリボンやカラーテープ
  • ビーズ

も一緒に入れると、割れた時にかなり華やかになります!

ただし、掃除がちょっと大変になるので気を付けて^^;

変わり種

カラフルなボール

ピニャータはだいたいパーティーの終盤や締めでやるイベントなので、ピニャータから出てきたものが子供たちにとってのお土産になります。

なので、小さなぬいぐるみやボール、風船セットなどもよさそうです!

もしくは、「数字の書かれた紙きれを入れておいて、それを拾った子はその数字のプレゼントがもらえる」なんてのも楽しそう!

また、メキシコの伝統的なエリアでは、クリスマスの時期のピニャータにはキャンディーではなくオレンジなどの果物を入れるところもあるんだとか。(叩いてつぶれやすいイチゴやモモなどは入れないそうです)

ただし、オレンジは子供の頭の上に落ちたら危なかったり、出てきてもそんなにテンションが上がらなかったり(笑)…ということで、最近はキャンディー入りのピニャータの方が多いみたいです。

ピニャータの遊び方

ピニャータ割りは、年齢の小さい子から一人ずつ順番に遊びます。

布で目隠しをしたら、木の棒(バットでもOK)を持ちます。まわりの人は、振り回した棒が当たらないように、ある程度離れておきます。

まわりにいるみんなが「ピニャータの歌」を歌ってくれたら、ピニャータを力いっぱい叩きます!ピニャータの歌が終わるまでは、何度でも叩いていいことになっています。

でも、ピニャータを叩くのはかなり難しい!

というのも、ピニャータは固定された状態でぶら下がっているわけではなくて、紐の両側を二人の人がにぎり、叩かせないようにコントロールするからです!

バシーン!!といい音で叩くことができると、「おお~!!」っと歓声が上がります!それくらい、ヒットさせるのは難しいです。

子供だけでなく、大人も参加します。大人もかなり全力で叩きます。笑

大人が叩く時にはかなり難しくして、逆に小さい子の時には、わざとピニャータの高さを下げてイージーモードにしてあげたりもします。

ピニャータが1周(2,30人くらい)すると、けっこうボロボロになっています。

途中でピニャータが破れて飴玉やチョコレートが零れ落ちると、小さい子たちが走って行って拾います。(この時点では、小さい子の方が優先的に拾える場合が多いみたいです。)

そして、ピニャータが完全に破れて、お菓子がザーーッと流れ出ると、子供たちがぶわーっと集まってお菓子の取り合いになります!

ピニャータの歌

スペイン語

Dale, dale, dale.(ダレ・ダレ・ダーレ)
No pierdas el tino.(ノー・ピエルダス・エル・ティーノ)
Porque si lo pierdes.(ポルケ・シー・ロ・ピエルデス)
Pierdes el camino.(ピエルデス・エル・カミーノ)
Ya le diste una.(ジャレ・ディステ・ウナ)
Ya le diste dos.(ジャレ・ディステ・ドス)
Ya le diste tres.(ジャレ・ディステ・トレス)
Y tu tiempo se acabo!(イ・トゥ・ティエンポ・セアカボ)

実際に歌うと、こんな感じです(↓)

英語

Hit it, hit it, hit it.
Don’t lose your aim.
Because if you lose it.
You lose the way.
You hit it once.
You hit it twice.
You hit it three times.
And your time is up!

日本語訳

叩いて、叩いて、叩いて
しっかり当たるように
だって当てられないと
道を間違えちゃう
1回叩いて
2回叩いて
3回叩いて
あなたの番は終わり!

ピニャータのデザイン&アイデア

ピニャータは専門の職人が作る

ピニャータを手に入れる際には、パーティーの主催者や、子供の親が職人さんに直接頼むか、専門のお店に行って購入します。

ピニャータを作っているのは、実は専門の職人さんたち。日本の「張り子人形」と同じような技術を使って一体一体手作りしています。

だいたい、「子供の好きなアニメのキャラクター」にすることが多いので、1か月ほど前に職人さんに中身も指定したうえで頼むことが多いです。

ピニャータのデザイン

巨大な星型のピニャータ

最近は、ただのパーティーの道具だけでなく、海外を中心に「アート」として見られる機会も多くなり、Museo de Arte Popular(ポピュラーアート美術館)などにも展示されるようになりました!

ピニャータには、本当に様々なデザインがあります!!

オリジナルに忠実なデザインは、上の写真のような星型です。

定番&多いのは、

  • ディズニーのキャラクター
  • アメコミのキャラクター
  • 動物(馬、犬など)
  • 人型

などなど。

ちなみにキャラクターもの(特にディズニー)については、著作権とかコピーライトとかは全然考えてないと思います。笑

 

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ミッキー「ハハッ!」

 

一番オーソドックスなのが星型。(↓)

 

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クリスマスのシーズンには、雪だるまやツリーなどのクリスマスらしいデザインのものも。(↓)

 

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中には、装飾としてこ~んなに巨大なピニャータが飾られることも。(↓)

 

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このサイズはきっとオーダーメイドだと思います。メキシコシティの歴史地区にある「Casa de los Azulejos(タイルの家)」の中のレストランで見ることができます!

 

そして、2017年~最近まで、めちゃくちゃ人気が高まっているのがトランプ大統領のピニャータ。

 

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メキシコをディスり続けるトランプ大統領を、みんな思いっきり叩きたいみたいです。笑

 

そんなわけで、メキシコのピニャータには本当にたくさんの種類があります♪

どのピニャータも、可愛いデザインでカラフルな色使いのものが多く、パーティーが開かれることの多い今の時期(年末)は、市場がピニャータを抱える人たちで溢れます!(子供にトランプ大統領を叩かせるパーティーは、教育上よろしくない気もしますが…。笑)

日本でもピニャータを楽しもう♪

パーティーのフラグ

そんなわけでメキシコのキッズに大人気&パーティーの風物詩でもあるピニャータですが、日本でもピニャータを楽しむことができます!

最近は、地域の子供会、子供のお誕生日パーティー、クリスマスパーティーで「楽しくてユニークな催し物」として楽しまれるようになりました♪

日本ではなかなか手に入らないピニャータですが、自分で作ることもできます。作り方については、また違う記事で紹介しますね^^

また、今年(2018)からはAmazonでもかなり安く(1体約5,000円~)手に入るようになりました!(去年は数万円した気がする…!)

参考に、お手頃価格のものを3点ほど載せておきます。気になる人はチェックしてみてください^^(↓)

 

 

以上、メキシコ流のくすだま「ピニャータ」についてでした♪

 

 

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