メキシコシティ旅行

メキシコの美しいアートチョコレートの店「Que Bo!(ケボ)」へ!

バレンタインも近いので、メキシコで話題のチョコレートのお店を紹介します!

その名も、「Que Bo!(ケボ)」。

古代メキシコの時代、チョコレートを作るための材料であるカカオのドリンクは聖なる飲み物としてとても大切にされてきました。

そんな歴史をもとに、オーセンティックで伝統的な味わいのチョコレートを生みだしたのが、ここ「Que Bo!」です。

Que Bo!の宝石のようなチョコレートたち

Que Bo!のチョコレート

ケボのチョコレートの魅力は、まずその美しい見た目!!

とにかくめちゃくちゃ可愛いんです。

口紅型のカラフルなコーティングがされたチョコレートに、さらに色鮮やかなペイントがちりばめられています。

味は全部で15種類ほどあり、すべてがここのオリジナル!!

パッションフルーツ、タマリンドなど南国らしいフルーツや、数種類のバナナ、メルカル(メキシコの蒸留酒)など、味もメキシコでとれるものばかり。

Que Bo!のチョコレート Que Bo!のチョコレート白、ピンク Que Bo!のチョコレートコーヒー味など

中には、モーレ(オアハカ州の伝統料理のソース)や、チャプリン(食用バッタ)など、かなりの変わり種も…!

ちなみにわたしもチャプリンを食べてみましたが、かなり忠実にチャプリンの味(土臭くてしょっぱすっぱい、虫のあじ…。)がしました!

チャプリンはもともと「酒のつまみ」的なものなので、チョコレートと合うかと聞かれたら、う~ん、という感じでしたが…。笑

アートなチョコレートも

口紅型のチョコレート以外にも、店の壁にはアートなチョコレートが並びます。

Que Bo!のチョコレートお店の壁

ディスプレイも洗練されています。

Que Bo!のチョコレートのギフトセット

チョコレートバーのセット。お土産にもよさそうです。

Que Bo!のチョコレートのアート

わたしが、とくに気になったのがこれ。

Que Bo!のチョコレートのパンプス

カラフルなパンプス型のチョコレート♪パッケージの箱も可愛いです^^

Que Bo!のお店の中の様子

お店は、いつもメキシコ人のお客さんでにぎわっています。

みんなガラスのショーケース中を覗き込みながら、どれにしようか悩んでいます。

Que Bo!のチョコレートお店の中

チョコレート屋というよりも、まるでジュエリーショップのよう。

店の奥には、ちょっとしたイートインコーナーもあり、カフェとして利用できます。

Que Bo!のチョコレートお店のショーケース

チョコレートは、口紅型のものは一つ15ペソ(90円)と格安!(メキシコでは高級品ですが。)

チョコレートをいくつか選んで、コーヒーも頼んで一休みするのにもぴったり。

特別なホットチョコレートもあるみたいなので、甘いものが好きな人は試してみるといいかも。

Que Bo!のこだわり

100%メキシコのチアパス州産のカカオを使用

Que Bo!では、チアパス州の9つのカカオ農場から直接カカオを仕入れてチョコレートづくりをしています。

Que Bo!のチョコレートのパンフレット

材料、デザイン、そして味すべてにおいて「メキシコらしさ」を大切に作っているんだそうです。

多様なメニュー

チョコレートの味はいろんなものがありますが、季節によって変わるんだそう。

わたしが訪れたのは2018年の夏ですが、フルーツ系が多い印象でいした。

Que Bo!のチョコレートのメニュー

お店の人のおすすめ

ちなみに、お店の人におすすめのチョコレートを聞いてみたところ、「シンプルなカカオシリーズがおすすめ」なんだそうです。

Que Bo!のカカオ濃い目チョコレート

ほぼ漆黒なカカオ99%(カカオ型)と95%(半球のもの)、口紅型の85%、50%、ホワイトチョコレートもあります。

カカオ率85以上のチョコレートはかなり苦いので、50%くらいがおすすめかも。それでもとっても濃厚で、カカオの香りが口いっぱいに広がります!

また、わたしは食べられなかったのですが、こんな種類もあるみたいです。(↓)

Que Bo!のチョコレートの種類

ブラウニー味、ビスケット味、チョコレート&唐辛子などなど。

チョコレート&唐辛子は、結構本格的に辛いみたいです。笑

1つから、持ち帰りもOK

ここのチョコレートは、もちろん持ち帰りもOKです!しかも、1つから。

わたしも持ち帰って、ホテルの部屋で贅沢にいただきました~^^

Que Bo!のチョコレート(持ち帰り)

(↑)ウェルカムスイーツ用に置いてあったカッティングボードの上に並べたら、妙に写真映えしました。笑

一つ一つのチョコレートがとってもユニークな味わいで、メニューを見ながら味を想像しつつ、あまりの味のリアルさ(特にバッタw)に驚きもありつつ、ゆっくり楽しみました!

Que Bo!の場所と行き方

Que Bo!は、現在メキシコシティに4店舗あります。

  1. CENTRO HISTÓRICO (歴史地区)
    住所:Isabel la Catolica 30 local 15-16, Centro Histórico
  2. POLANCO (ポランコ地区)
    住所:Julio Verne 104 local b, Polanco
  3. MERCADO ROMA (ローマ市場)
    住所:Calle Querétaro 225, Col. Roma Norte
  4. COYOACÁN(コヨアカン地区)
    住所:Cuauhtémoc 181, Col. Ajusco

Que Bo!公式ページより。(スペイン語サイトです)

わたしが行ったのは、①歴史地区のお店です。

このお店は、一番アクセスもよくて、歴史地区の街歩きついでに寄れるのでおすすめです!

ソカロ(メキシコシティ歴史地区の中心広場)から、2ブロック離れたところにあります。

なんと!偶然にもわたしの泊まっていたホテル「DOWNTOWN MEXICO」の建物内にありました。(ここのホテルは、有名なデザイナーズホテルですっごくおすすめです。)

少し入り組んでいてわかりにくいのですが、大きな門を入ってから「Azul Historico」というレストラン(メキシコシティの名店です)の中庭を通り抜けて、奥にある階段を上って右へ、さらに奥まったところにあります。

まさに「隠れ家」的チョコレートショップです!

地下鉄の最寄り駅は、「Allende」か「Zocalo」です。タクシーで行く場合は、「Azul Historicoに行きたい」といえば、有名店なのでだいたいのタクシードライバーがわかってくれます。

まとめ

Que Bo!のカラフルなチョコレート

今はまだメキシコシティの支店だけで、日本では手に入らない「Que Bo!」のチョコレートですが、オーナーのJose Ramon Castilloさんいわく、これからもどんどんメキシコのチョコレートの良さを世界に発信していく予定なんだそうです!

Jose Ramon Castilloさんのインタビュー動画。(↓)英語です。

いつか、Que Bo!のチョコレートが日本に上陸する日がやってくるかも…?

以上、見ているだけで幸せな気持ちになれる、素敵でユニークなQue Bo!のチョコレートについてでした^^

メキシコシティを訪れる際には、ぜひ行ってみてください!!