サンミゲルデアジェンデで、ちょっとリラックスしたいなら、ぜひ洞窟温泉のLa Gruta(ラ・グルータ)に行ってみてください!
サンミゲルデアジェンデのある「グアナファト州」は、温泉がたくさんある地域としてとても有名で、各地に温泉があります。
メキシコの人は、日本人が好むような「熱々の温泉」よりも、ちょっとぬるめの温泉にプールのような感じで浸かるのが好きなので、ここ「ラ・グルータ」の温泉もそのスタイルです。
ラグルータの温泉は、ぬるめなメキシコ式温泉にしては「36〜40度ほど」と温かめ。
冬にも入れるし、温水プールのように泳げるので子連れファミリーにもおすすめです!!
もくじ
「ラ・グルータ」の温泉について
「ラ・グルータ」の温泉の魅力を紹介します。
洞窟やプールなど幅広く楽しめる
洞窟のようなスペースや、広々としたプールのようなスペースも3つあり、子供も大人も楽しめます。
ただ結構水深があるので、子どもと行くなら目を離さないようにした方が良さそうです。あと洞窟はライトなどなくて、上にちょっとだけ開いた穴から入る自然光頼りなので、かなり暗いです!!小さい子だと怖がるかも?
最近は洞窟の壁が白く塗られたりして、明るく見えるように(&フォトジェニックになるように笑)工夫してるみたいです!
設備がしっかり整ってる
シャワーや着替えスペースはもちろん、ロッカーもあるし、設備はしっかり整っています。
緑いっぱいの敷地のなかに、レストランやマッサージを受けられるスパ、バー、カフェ、ブティックショップなどたくさん揃っています!レストランはコスパも良いです。
プール(温泉)サイドでのんびりする人も多く、1日ダラダラ過ごしたくなる場所です!
泉質もとてもいい!
実はここラグルータの温泉は、「国内でも指折り」と言われるほど良質な泉質で有名です!
鉄、硫黄、マグネシウム、カルシウム、塩素、ナトリウム、重炭酸塩などのミネラルを豊富に含んでいて、病気の治療地としても評判なんだとか。
日本でも古くから行われている「湯治」が可能なわけです。
遊ぶついでに旅の疲れを癒したり、体調まで整えられるとは、、嬉しい!!
しかも、なぜか「温泉は病の予防にもいい」とメキシコでも認知が広がり、コ口ナ禍以降かなり人気になったんだとか。
営業時間と入場料
基本情報は変わることがあるので、最新の情報をチェックしてください。
>La Gruta Spa(Google Mapで見る)
営業時間
営業時間:7:00〜17:00(月、火は定休日)
平日狙いなら、水曜日か木曜日が狙い目です。
料金(入場料)
現在の入場料は、250ペソ/人(2023年5月時点)です。年々値上がりしているので、もしかしたらさらに今後値上がりするかも。
3歳以下の子どもは無料です!
ロッカーは50ペソのデポジットが必要です。
Wi-Fiの調子が悪いのか?クレジットカードが使えない日もあるようなので、できるだけ現金を用意して行きましょう!
スパでのマッサージも比較的安くていろんな種類があります。
その他
ペット不可で、食べ物や飲み物は持ち込み禁止です。
自家用車で来る場合は、近くの「Nirvana Restaurant and Retreat」というレストランも評判がいいのでチェックしてみてください。高級な温泉リトリート施設みたいです。
サンミゲルデアジェンデからラグルータへの行き方
タクシーやUberがおすすめですが、公共バスでも行けます。
タクシーやUberで行く方法
サンミゲルデアジェンデの街中から、片道200ペソくらいで行けます。
そして着いたら、ドライバーに「3時間後に迎えにきて」と頼んでおくのがおすすめ。
敷地内は、電波が悪くてUberを呼べない場合が多いです。
ラ・グルータの中でも一応タクシーを呼んでもらえるのですが、混雑具合によっては順番待ちがかなり長くなってしまうこともあります。
バスで行く方法
バスで行く場合「La Gruta」直通の公共バスはないので、同方面のバスに乗って、近くで下ろしてもらうかたちになります。
バス乗り場は、サンミゲルデアジェンデの中心部北部のココです。
ここでフロントガラスに「Atontonilco(アトトニルコ)」と書いてあるバスに乗り、ドライバーに「La Grutaに行きたい」と伝えてください。(ドライバーが忘れて通り過ぎてしまう可能性も大いにあるので、ドライバーの近くの席を確保して、走り出してからも何度も伝えてください。笑)
近くで降ろしてもらえたら、そこからちょっと歩けば到着です。バスの値段は、片道15ペソくらいです。
週末は大人気。平日午前がおすすめ
ラ・グルータは大人気の観光地!
なんと、毎週2,000人もの観光客や地元客が訪れるんだそう。
うち半数以上は週末(土日)に訪れるのですが、平日でも毎日100人以上の人がやってきます。
なのでもし行くなら、あまり混み合っていない「平日の午前中」に行くのがおすすめです!
朝行って、洞窟温泉でひと泳ぎして、それから併設されているレストランでランチをとって、ちょっとのんびりして帰る、という日程がベストだと思います。
個人的には、定休日(月、火)明けの水曜日は、おそらく温泉が循環して水が綺麗なので、おすすめです。週末に行くと、人が来すぎて温泉なのにガッツリ塩素を入れて消毒しています。笑
ちなみに…
余裕のある人は、同方面の「Atontonilco(アトトニルコ)」にも行ってみるのがおすすめ。
小さな村ですが、重要なメキシカン・バロック様式の教会や礼拝堂が集中しています!
アトトニルコの目玉である「Santuario de Jesús Nazareno de Atotonilco(礼拝堂)」は18世紀に建てられ、ユネスコ世界遺産にも登録されています!
「Capilla Sixtina mexicana(メキシコのシスティーナ礼拝堂=バチカンにある、カトリックのもんのっすごい礼拝堂)」とも呼ばれていて、メキシカン・バロックの壁面装飾が本当に見事です。とくに天井画がすごい!!!
水曜と木曜には、アトトニルコではメキシコでも珍しい動物のティアンギス(青空市場)が開かれていて、それも面白いです!水曜日は雄牛専用の日で、木曜は一般動物なので、木曜の方がいろんな動物がいます。昔ながらの青空市の雰囲気を味わうだけでも楽しいです。
日曜日には、教会の近くで別のティアンギスが開かれていて、キリスト教関連のグッズがたくさん売られていました。あと朝〜昼には、メヌード(menudo)という牛やヤギの臓物スープ(日曜に食べるご飯)もあり、すごく美味しかったです。
アトトニルコについては、こちらの記事でも紹介してます!ぜひチェックしてみてください^^↓