コラム

メキシコは、海外ノマド生活にぴったりの国かもしれない。

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…かもしれないというか、もうほぼほぼ事実。

メキシコって、ホテルやホステルで暮らしながらプログラミングやライターなど場所にこだわらない働き方をする「ノマド生活」が、とっても捗る国だと思うのです!!(特に日本人にとっては。)

メキシコを旅をしていると出会う「ノマド」たち

メキシコを旅していると、よくメキシコに長期滞在している「ノマド」たちに出会います。と言っても、彼らはわざわざ「ノマドやってます」とは自分で言いません。

「OOの仕事しながら、メキシコにしばらく滞在してます」

とかです。

つまり、「会社に通う必要がなく、海外で(旅しながら)リモートワークをしている」という感じですね。

ノマドたちの滞在方法

彼らは就労ビザや学生ビザは持っておらず、「旅行者」としてメキシコに滞在しています。

なので、メキシコの正規ビザで滞在している人にとっては、彼らノマドのことを面白くないと思っている人もいるよう。まるで「不法滞在者」のように見る人もいるようです。。

ただ、この滞在方法はちゃんと合法ですし、彼らの仕事の内容も、「旅行者として」のルールに反していなければ、OKだと思います。(もちろん無許可で現地勤務するとかはNGですが。)

メキシコは多くの欧米諸国にビザなしでの長期滞在を許可しているので、日本人だけでなく世界中からノマドワーカーたちが訪れる「長期滞在のメッカ」の一つでもあります。

 

ノマドが住みやすい国=バックパッカーが旅しやすい国

実は、「ノマドにとって住みやすい国=バックパッカーが住みやすい国」でもあります。

その条件を、まとめてみました。

  1. 物価が安い(滞在費を安く抑えられる。宿や食事、移動費が低価格など)
  2. 治安がある程度安定している
  3. ビザが不必要、かつ滞在できる期間が長い
  4. ちゃんとインフラ(インターネット環境含め)が安定している

 

①物価が安い

メキシコシティの壁画アート

まず、①の「物価が安い」について。

物価が安い=滞在費が安い」ということ。

滞在費が高いと、ゆっくり長居できません。例えば、スイスやノルウェー、ニューヨーク、パリなど物価の高い国や地域では、宿泊費はもちろん、移動費、食費もムッチャかかる。だから基本ノマド生活は(よっぽど稼いでいる人でない限り)難しいです。

メキシコは、物価は中南米の中では比較的安い方です!というか、旅行者にとってとてもコスパが良い。(「定住する」となると別ですが…。住宅とかめちゃ高いです)

宿の値段は(地域によりますが)だいたいドミトリーなら一泊700〜1,500円程度、個室ならその2倍程度。有名チェーンのビジネスホテルは3,000〜5,000円程度で見つけられます。また、食事は、タコスをはじめとする様々なメキシコ料理を、とても安価に気軽に楽しめます!

 

メキシコでの物価

だいたい1ヶ月に5〜7万円程度」あれば、メキシコで普通にノマドとして暮らしていけます。

INEGI(Instituto Nacional de Estadística y Geografía)の2014年の調査によると、メキシコ人の平均所得(月給)は、約13,239ペソ(約8万円)だそうです。

In 2014 INEGI reported “The average household income is 13,239 pesos ($843) a month and 39,719 pesos ($2,529) per quarter.

参考:Mexico’s cost of living vs income – How do they do it?

ただし、これは中流階級の人たちの平均なので、田舎の農民なども合わせると平均はグッと低くなります。わたしの感覚的には、今は「月4,5万円」程度が普通なんじゃないかな〜と思います。(ちょっと昔は、平均月収は2、3万円と言われていました。)

実際、別の調査によると2019年2月の平均「日給」は373.60ペソなので、月給(週2日休み)で計算すると、4万円程度です。

Wages in Mexico increased to 373.60 MXN/Day in February from 372.23 MXN/Day in January of 2019. 

参考:Mexico Average Daily Wages | Trading Economics

ちなみに、実は2018年から2019年にかけて、メキシコの平均日給額は5%以上も上がってます。

最近は、物価も若干高くなってきていますし、ものの値段も上がってきているので、これからどんどん物価が上がるのでしょう…。(2010年以前の古いデータは、もうあまり参考にならないと思います。)

メキシコでノマド生活するなら、今がチャンスかも…!

 

②治安が安定してる

オアハカの街並み(市街地)

あと、②の治安もめちゃ大事。

いくら安い国でも、毎日治安に怯えながら暮らすのは精神的に辛いです。そういう観点で言うと、メキシコにも一部ですが治安の悪いエリアはある(北部の国境付近やメキシコシティの一部など)ので、そこは避けるべきでしょう。

メキシコに行ったことがある人ならわかると思いますが、メキシコの地方都市は驚くほど治安のいい所が多いです。(オアハカ、サンミゲルデアジェンデなど)

基準は、「夜に出歩いても大丈夫かどうか」。もちろん海外なので最低限の注意は必要ですが、夜に出歩ける街であれば世界的に見ても十分治安はいいと思います。

ちなみに、わたし的に「ノマド生活@メキシコ」でおすすめなのは、以下の街。

  • オアハカ
    平和で安全、物価も安く、美味しいものいっぱい。暮らして楽しい町です。わたしがノマドになったら、絶対ここに住みたい!
  • サンミゲル・デ・アジェンデ
    こちらも超平和。欧米のリタイア後の移住地としてメキシコで一番人気です。美味しいレストランやカフェもいっぱい。
  • サン・クリストバル・デ・ラス・カサス
    チアパス州の、アーティストが集まる町です。超物価が安いのに居心地がよく、グルメ(レストラン、カフェなど)も豊富。
  • カンクン周辺のもっと安い町(プラヤデルカルメン、トゥルムなど)
    綺麗な海の近くに住みたいならおすすめ。他の地域よりは物価は高めです。

首都のメキシコシティも、エリア次第では交通の便も良くおすすめですが、わたしは2週間以上メキシコシティに滞在するとなぜか超絶体調を崩す(たぶん大気汚染の問題)ので、長期滞在できないのです…。

 

③ビザが不必要で滞在可能期間が長い

ビザ問題は、実はノマドワーカーにとって一番重要なポイント。

単純に「合法的に長居できるのか」という点は重要で、いくら住み心地が良くても、法律で許可された滞在期間を超えて「不法滞在者」になってしまったらアウトなので…。

メキシコは、日本国籍の人ならビザなしで180日間(約半年)滞在可能なので、このポイントも◎。

「ビザクリ」について

ちなみに、180日を超えそうになったら、バックパッカーの間で「ビザクリ(ビザ・クリアーの略)」と言われる裏技、つまり「一度国の外に出て、また入る」という方法でさらなる滞在が可能になります!

メキシコのノマドは、南の「グアテマラ」や島国「キューバ」はじめカリブ海の国に遊びに行きがてら「ビザクリ」する人が多いみたいです。

この、「ビザクリやしやすいかどうか(周辺にビザなしで行ける国があるかどうか)」も、実は密かに重要なポイントだったりします。

 

④インフラが安定している

④については、ノマドワーカーの人は「デジタル・ノマド」の人が多く、コンピューターが仕事の必需品。

なので、すぐに停電するようなインフラが安定していない地域は避けたほうが良さそうです。と言っても、そんな地域も最近は減ってきてますね。世界中の宿で、Wi-fiは「標準装備」が常識ですし。

この条件でいうと、「すぐに停電しがちな田舎町」や、そもそも一般市民の使えるWi-fiが限られているキューバなどでは、ノマド生活は辛いです。

メキシコは(すごい田舎に行かない限りは)中南米の他国と比べてもインフラもかなり強固で、Wi-fiも標準装備です。停電はたまに起きますが…。だいたいすぐ(数時間で)回復します。

 

東南アジア vs メキシコ ノマド生活に選ぶならどっち?

「ノマドとして暮らす」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのが東南アジアだと思います。(むしろメキシコを思い浮かべる人は稀でしょう。。)

中でも「タイ」はノマドたちに大人気で、物価も安く、美味しいものが多く、ビザなしでの滞在もOKなので、メキシコをしのぐ「ノマドのメッカ」です!

(日本人でも、多くのノマドがまず考えるのが東南アジアでのノマド活動だと思います。)

頻繁に帰国したいなら東南アジア

飛行機の羽根
  • 「(仕事の都合上)月に一回は日本に帰らないといけない」
  • 「3ヶ月に一回は日本で日本食を食べないと気が済まない」

という場合は、東南アジアの方がいいと思います。

理由は、単純に「近いから」「飛行機が安いから」。

LCCの安い飛行機なら往復3万円ですし、やっぱり「気軽に帰国できる」のは東南アジア生活の特権です。それに対して、メキシコは直行便でも片道13時間&往復10万円越え。結構帰国のハードルは高めです…。

あと、無料のクレジットカード付帯保険の期限はだいたい「90日」なので、海外保険で守ってもらいつつも3ヶ月ごとにに日本に帰ることを考えると、日本に近いほうが便利ですね。

習得したい言語で選ぶ

「その土地で暮らす」=「文化や言語を学ぶ」ことにもなります。

東南アジアの多くの国で英語が通じるようになりましたが、普通の人たちはみんな「現地語」を話しています。タイならタイ語、フィリピンならタガログ語など。

しかし、タイに滞在してタイ語を習得しても、タイでしか使えません。メキシコの公用語の「スペイン」語なら、スペイン、中南米諸国など世界各地で使えて便利です。

これも好みの問題ですが、自分がどの言語・文化の中で暮らしたいかも考えるといいかも。

 

食べ物の嗜好で選ぶ

タスコのタコス

「自分がどの地域の食べ物が好きか」で選ぶのもいいと思います。

やっぱり食事ってめちゃくちゃ大事で、「美味しい」と思えるものが近くにあるのは幸せに直結している気がします。

わたしはメキシコ料理は世界最高レベルに好きなので、やっぱりメキシコに居たいです。

でも、中には「メキシコ料理が苦手」、という人もいます。特に多いのが、「トウモロコシに飽きる」という声。メキシコ料理は「トウモロコシ(甘くないやつ)」の使用率が超絶高いです。(メキシコに行ったら料理の何もかもがトウモロコシでできててびっくりします)

なので、トウモロコシに飽きやすい人はちょっと辛いかも。これについては、実際にある程度の期間自分で暮らしてみないとわからないのですが…。

結局、「どっちが好きか」

メキシコシティの景色

結局決め手は、「どちらの地域が好きか」「どちらの空気に馴染めるか」っていう個人的なフィーリング。

これがいちばん大事だと思います。

わたしは、3ヶ月に一回は日本に帰りたい派ですが、もしノマドするなら絶対メキシコに行きます。だって、メキシコが好きだから!!!

 

 

以上、「メキシコでのノマド生活」について色々考えてみたことをまとめてみました。

他にも色々な観点はあると思いますが、メキシコは世界でも最もノマド生活に適した国の一つだと思います。

身近なアジアもいいけど、遠く離れた「メキシコ」でのノマド生活やリモートワークも楽しいと思いますよ〜^^