最近Instagramで、とても簡単に好きなものの画像を見つけることができるようになりました。
ものすごくマイナーなトピックでも、ハッシュタグ(#に続くマーク)をたどれば、最新のいろんな関連画像を見つけることができます。
わたしの周りでは、グルメや見どころを調べる時にはInstagramを使って調べている人が多いようです。そんなわけで、最近は毎日いろいろなメキシカンアートの動向をインスタを通じてチェックしていたのですが、ウイチョル族のアートを探していたら、思いがけず素晴らしい「ホテル」を発見してしまいました…!
ウイチョル族のアートをテーマにしたホテル
そのホテルは、ウイチョル族の故郷であるナヤリット州にある、「W Punta de Mita」というリゾートホテルです。
発見した画像はこちら。
ウイチョルのビーズアートのデザインを、タイルに置き換えて作ったプールです。
ビーズアートの特徴である、カラフルな幾何学模様を、大胆に取り入れています!ウイチョル族のアートの特徴である「ビーズのつぶつぶ」から生まれるモザイク感は、タイルに置きかえられています。
きれい~
いろいろ見ていると、かなり高級ホテルっぽかったので、ちょっと値段を調べてみたら一泊350USドル(4万円弱)くらいしました。完全に高級リゾートホテルでした。
そして、ウイチョルビーズアートのサーフボードと猿?の置物。
とにかく、なにもかもがウイチョル・デザイン。
見てみたい!泊まってみたい!
建築×民族アートの可能性
このホテルを発見して、民族アートのデザインは、うまく取りこめば、すごく洗練された斬新なインテリアにもなりうるんだなあ、と感動しました。
このホテルのウイチョル族のアートデザインの利用に関しては、ウイチョル族に利用許可をとったのか、ウイチョル族の監修によるデザインなのか、とかいろいろ気になりますが、
きっと、初めて見た人にとっては、この斬新なホテルデザインは、ナヤリット州に住む民族について知る良いキッカケにもなるのかなあ、とも。
値段的に、このホテルのターゲットは外国人観光客やメキシコの富裕層向けのようでしたが、地域の土着文化やアートに興味を持ってもらう機会になるし、インテリア自体も素敵だし、いいアイデアだなあと思いました。
メキシコの民族アートは、特にカラフルで人目を引くものが多いので、こういう有効活用の場はたくさんありそうです!