メキシコシティからタスコへ、バスでの行き方を紹介します！
旅行初心者でも、自力で簡単に行けます！メキシコシティでは見られない美しいコロニアルな街並みを見に、ぜひ訪れてみてください👍
- 所要時間：2時間半〜3時間
- 予算：片道250〜400ペソ（約1,800円〜2,800円）
- 本数：30本以上/日
- ターミナル：南バスターミナル（Central del Sur）
もくじ
なにはともあれ、まずはタスコ行きのバスの予約！
直接購入する場合は、こういうバス会社ごとのブースで買います。基本スペイン語のみ。ほとんどのバス会社でクレカも使えます。
ただ、これからタスコに行きたい人は、絶対にオンラインでバスの事前予約をしておいた方がいいです！！
クレカを持っていない人、ネット予約ができない人は、前日までに直接窓口で購入しておくのがおすすめ。
2022以降、バスは事前予約がおすすめ
2021までは、わたしは予約なし（飛び込み）でいつもタスコに行っていたのですが、最近は予約しておかないと大体次のバスは埋まっていて、3〜4時間もバスターミナルで待つ羽目になります。
↑奥のベンチで待ちぼうけ。
繁忙期以外の平日でもそんな感じなので、週末やバケーションシーズンは絶対に事前予約がおすすめです。
できれば3日前までに予約がベスト。死者の日の時期や年末などの超繁忙期は、1週間前までに予約しましょう。
バスの予算とタイムテーブル
バスの予算は、片道300ペソほど（2023年2月時点）です。
同じ会社の同じ路線でも、なぜか時間ごとにちょっと値段が違ったりします。
ほぼ30分〜1時間ごとに頻繁にバスが出ています。
バスのタイムテーブルの公式サイトも一応あるのですが、そこに載っている情報が数年前のもので全然違う（今はもっと高い）し、最近はインフレでどんどん値上がりしているので、予算は多めに確保しておくのがおすすめです。
午前中のバスがおすすめ
バスは、なるべく午前中のバスを取るのがおすすめです！
…というのも、午後〜夜のメキシコシティ郊外の渋滞がヤバイから！！！これにはまると、2時間半で行けるはずのタスコに4時間以上かかることも。
バスの予約方法
バスは、南バスターミナル発のバスを取るのがおすすめです。
西バスターミナル発もあるのですが、本数が少ないので。あと南バスターミナルの方が大きくて、コンビニや軽食を買うスタンドも色々あって便利。
タスコに行く、主な会社は以下の通り。
- 「Estrella de oro（エストレージャ・デ・オーロ）」←1番本数が多い
- 「Costa Line（コスタ・ライン）」
予約は、バス会社の公式サイトの他「ClickBus（クリックバス）」というサイトからも予約できます。
クリックバスでは、一部の提携したバス会社の便しか予約できないのですが、かなり網羅しているので問題なし。
メキシコシティの南バスターミナルへ
当日は、余裕を持って1時間前にバスターミナル到着を目指すくらいがちょうどいいです。
南バスターミナルの場所
メキシコシティの南バスターミナルは「central del sur（セントラル・デル・スル）」と呼ばれています。タクシーやUberで行くなら、ここを指定しましょう。
地下鉄（メトロ）で行く場合は、青色2番線（Linea2）の「Tasqueña（タスケーニャ）」という駅を目指します。
メトロ「タスケーニャ駅」からバスターミナルは、直接繋がっています！
メトロで行く場合の注意点
朝9時前に移動する場合は、この２番線は通勤ラッシュでめっちゃくちゃ混むので気をつけてください！！混むのは基本反対方面（タスケーニャ→中心地へ）ですが、改札とホームが人で溢れます。
メトロで行く場合は、事前にメトロチケットをまとめて買っておくことをおすすめします！
あと混み合うメキシコシティのメトロでは、スリと痴漢がめっちゃ出ます😭手荷物に気をつけて、女性はなるべく女性専用車両に乗るようにしてください👍
バスに乗ったら、2時間半〜3時間でタスコのバスターミナルに到着です！
タスコ行きのバスはこんな感じ
席はこんな感じです。
紙のチケットはこんな感じ。
チケット購入から乗り込むまでの流れ
- チケットを購入（オンラインorバスターミナルにある窓口）
- 奥にある待ちあいスペースで出発時間まで時間を潰す（5ペソの有料トイレ、コンビニ、軽食スタンドやレストランもあり）
- バス会社の乗り場「Sala（乗り場）」に、指定の時間（だいたい出発の10〜15分前）までに行く→わかんなかったらその辺の人に聞けば教えてくれる
- X線の荷物検査をして、半屋外のバス乗り場（駐車場）へ
- 大きい荷物を預けて、乗りこむ
（いいバスだと、水とかスナックももらえる）
バスは安全！
バスは普通に安全です。
わたしはいつも、経由地がある場合は盗難防止のために自転車のチェーンキーでバスの荷物置き場の柱に固定してるのですが、タスコ行きのバスは直行なのでそこまで心配はいらないと思います。
乗り込む直前に、荷物の検査も受けます。
あと、バスによってはテロ防止のために発車前に乗客の顔をビデオカメラで撮影することもあります。
タスコのバスターミナルから、街中へ
タスコのバスターミナルは、中心地から少し離れています。
公共バスはないので、白いビートルのタクシーで移動します。予算はホテルの位置によって変わりますが、50ペソ〜150ペソほど。（タクシーは白いビートルじゃない場合もあり）
タスコの街中から、バスターミナルへ
逆方向も、同じくタクシーで行きます。
タスコ市内は渋滞もあまりなく、バスターミナルの中も迷うほど大きくはないので、バスの出発時刻の30分前に到着するように移動すれば十分です。
タスコ観光に必要な時間・日数
できれば1、2泊はしたいですが、日帰り旅行も可能です。
日帰りの場合は、注意点がいくつかあるので紹介します。
タスコ日帰り旅行の、知っておきたいポイント
行きは、なるべく朝早い便で出発するのがおすすめです。
1番早い便だと「5時台」出発のバスがありますが、それだとタスコ現地についても店とか全部閉まっていて時間を持て余すので、早くても6時ごろ出発→9時ごろタスコ到着くらいがちょうどいいです。
早めにつく場合は、事前に朝食の店とかチェックしてみてください。
- メキシコ朝食の定番、チラキレスの有名店：De Totopo y Salsa（毎日9:00〜）
- 中庭が可愛いカフェ：Casa Spratling – S caffecito（8:30〜・木曜休み）
どっちもモーニングにおすすめです！！詳しくは→タスコのおすすめレストランの記事で紹介してます。
日帰りの人は、バスターミナルから直接朝ごはんの店に行くのがおすすめです。あとは、朝は観光客の数も少ないので、フォトジェニックなエリアに先に行くのもあり。
こちらの記事を参考にしてみてください→【タスコ観光＆街歩きマップ】フォトジェニックスポット、カフェ
帰りのバスは、行きのバスと一緒に事前に予約しておくのがベストです。
ついこの間「メキシコ最終日に、どうしてもタスコに日帰りで行きたい」という方から相談を受けました！
この方のように、その日の夜に予定があるなどで絶対に遅れられない場合は、朝早い便で行き、午後早めの便で帰ってくるのがおすすめです！…というのも、やっぱり夕方は渋滞で帰りのバスの到着も遅れがちだから。
最大2時間遅れることを見越してプランを立てるのがベストです。
あと、南バスターミナルにはトランクなど大きい荷物を預けられる有料ブースもあるので、そちらに荷物を預けて、帰りにピックアップしてそのまま空港へ移動、とかも可能です。（荷物預けサービスは、現金ペソ払いのみ）「Equipaje（荷物）」のサインが目印です。
タスコ旅行のモデルプラン
わたしがタスコに行くなら、こんな感じでプランを立てます。↓
タスコに泊まる場合
1日目
- 午前にメキシコシティ発のバスを事前に予約
- タスコに昼ごろ到着後、ホテルに荷物を預けてランチ
- 自由に街歩き＋観光
- タクシーで、キリスト像の展望台に登って景色を見る
- 戻ってテティトラン市場で晩ご飯（名物のバルバコア）
2日目
- チェックアウト、荷物をホテルに預かってもらう
- 良さげなカフェで朝食
- ケーブルカーと、鉱山洞窟「Mina Prehispánica de Taxco」を観光
- 自由に街歩き＋観光
- 適当なレストランでランチ
- 夕方のバスでメキシコシティへ
（夜予定がある場合は、もっと早めのバス）
日帰りの場合
- 7時発のバスを事前に予約
- 10時にタスコに到着
- バスターミナルからそのまま朝食のDe Totopo y Salsaへ。名物のチラキレスを食べてゆったり
- 街歩き＋観光
- Tacos Royで名物のChuleta（アバラ肉）のタコスをランチに食べる
- 夕方のバスでメキシコシティへ
メキシコシティに大きい荷物は置いていくのがおすすめ
わたしが数泊でタスコに行く際には、いつもメキシコシティのホテルにトランクなどの大きい荷物は置いて行ってます。だいたい無料で預かってくれるので、ありがたく頼みます。
やっぱり移動は身軽な方が楽なので…👍
もしくは、南バスターミナルの荷物預けサービスで有料で預かってもらうのもアリです。（あまりにも朝早いとクローズしてることもあるので営業時間には注意。ちなみに朝7時は開いてました。）
タスコ観光を楽しもう♪
タスコは、メキシコシティからも直行バスがたくさん出ていて、旅行初心者でも問題なくいけます！しかも治安も安定していて、安心の街です。
メキシコシティで時間があるひとは、ぜひタスコ行きを検討してみてください♪
こんなに美しい街並みは、メキシコシティではまず見られないので…。
ぜひいっぱい散歩して、街並みを楽しんでください！
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