メキシコのリゾート「カンクン」と、キューバの首都「ハバナ」は、飛行機で1時間ととても近くにあり、簡単に行けます!
なので、「カンクンに旅行に行くから、ついでにハバナにも行ってみたい」という人は多いんです。
わたしも、これまでにキューバに合計4回行ったことがあります。
それぞれ10日〜数週間ずつ滞在していたので、「キューバ情報」も合わせて発信していこうと思います♪
2021年1月12日にアメリカがキューバを「テロ支援国家」に指定し、この日以降にキューバに渡航歴がある人は、ESTAが取れなくなりました!ビザ取得が必須になるので、要注意です。
ただ、2020年以前にキューバに行った人でもESTA申請が降りないことがあるみたいなので、キューバに行ったことのある人でアメリカ入国/乗換予定がある人は気をつけてください💦
もくじ
カンクンからキューバの首都ハバナへのアクセス方法(直行便、船)
カンクンからキューバのハバナまでの移動方法は、飛行機を使うのが一般的です。
カンクンからキューバに飛ぶ航空会社一覧
カンクンからキューバまでは、直行便が出ています。
カンクン↔︎ハバナ間を運行している航空会社は、以下の2つ。
- アエロメヒコ
- クバーナ航空
かつては「interjet」というメキシコのLCCがあり、それが最安でしたが廃業しました…
カンクンからキューバに行く、船はある?
正直、「船」でハバナまで行ったという旅行者は見たことないです。
クルーズ船ならいいのですが、カンクンから乗れるクルーズ船はあまりない(ほとんどがアメリカの港発)なので、カンクンからキューバに行く人は飛行機を利用しましょう。
カンクンからハバナの、お得なフライトチケットの取り方+ポイント
カンクンからハバナまでのフライトは、「Skyscanner(スカイスキャナー)」で調べてみれば、希望日程で一番安いフライトが見つかると思います。
フライトの予算 | 往復で15,000〜20,000円ほど |
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所要時間 | 片道1時間 |
カンクン↔︎キューバ間のフライトで、荷物を預ける際の注意点
メキシコからキューバへ行く際の最大の注意点としては…
預け荷物がある場合、早めに空港に行くこと!!
カンクンからハバナに行くフライトには、一部キューバ人も混ざっているのですが、彼らはキューバの慢性的な物資不足のため大量の預け荷物を持ってきています。
(追加料金で、ダンボールで5箱くらい持ってきてる人もいる)
毎回わたしがキューバに行くたび、ハバナ行きフライトのチェックイン・カウンター前には「荷物を測るための行列」がいつまで〜〜も続いている状態なので、「めちゃくちゃ並ぶ」ことを前提に、早めにカンクン空港に行きましょう。
あと、キューバの空港職員の仕事が遅いのか(?)預け荷物の数が多すぎるのか(?)、理由は謎ですが、ハバナ空港では預け荷物が出てくるのが最強に遅いです。(ターンテーブルで1時間以上待ったこともあった…笑)早速、「キューバの洗礼を受けてる」って感じですね…。
なので、できればキューバには「預け荷物なし」で行きたいところ。
カンクンのホテルに頼めば、数泊であれば荷物を預かってくれるところが多いので、できればトランク無し(手荷物のみ)で、キューバ旅行をサクッと楽しむのがおすすめです!
フライトで座席は選ぶべき?
座席を選べるのであれば、左側の窓際がおすすめ。
- カンクンのホテルゾーン
(信じられないほど綺麗なカリビアンビーチ!) - キューバ西部のビニャーレス渓谷の景観
(赤土と山々) - ハバナの街並み
(大都市!)
↑この3つが窓から見えて、たった1時間のフライトですがとても楽しく過ごせます!
天気次第なところもありますが…^^; 午前中のフライトは雨季でもだいたい晴れてるので、狙い目です。
キューバ観光に必要な日数(カンクンから日帰りは可能?)
わたしは、キューバに行くたびに毎回「10日〜3週間」ほど滞在していて、のんびり各街を見るのが好きなのですが…
実は、「カンクンから日帰りでハバナ観光をする」ということも可能です。
カンクンから「日帰りハバナ観光」も可能!
わたしの友人で、全然時間のない人は「日帰りハバナ」を強行してました。
- 「カンクンを朝8:15発(ハバナ10:25着)」のフライトに乗る
- 「ハバナを夜21:05発(カンクン21:35着)」のフライトに乗る
…って感じで、当時は意外といけまました。(※カンクンとキューバの間の時差には注意。)
日帰りのプランとしては、昼からハバナの街(歴史地区)をのんびり散策して、適当に食事をして、美味しいコーヒーを楽しんで、夕方にはまた空港に戻るって感じですね。
ぶらぶら散策するだけでも、
- ハバナの歴史地区の雰囲気(古い町並みや人々の暮らしぶり)
- 大量のアメリカン・クラシックカー(+排気ガスと喧騒)
- 陽気なキューバの地元の人たち
に、出会えて、キューバらしい空気をしっかり感じられると思います。
1泊すれば、ナイトライフも楽しめる
キューバの首都であるハバナには、世界トップクラスの音楽バンドやグループが集まっていて、夜な夜な街のどこかで音楽を奏でています。
そして、名物のキューバンサルサも健在。毎晩のように、バーやクラブでサルサ・ミュージックのなか、人々が楽しそうに踊っています!
「キューバまで来たなら、音楽シーンやダンスシーンを見ずして帰るべからず!」
…というわけで、ハバナに1泊して、ぜひナイトライフも楽しみましょう!
キューバで4日以上滞在できるなら、違う街もおすすめ
3日程度であれば、ハバナをしっかり楽しんだ方が良さそうですが、4日(3泊)以上滞在できるのであれば近くのハバナ以外の町に行ってみるのもとてもおすすめです。
- トリニダー(こじんまりとした旧市街が可愛い、キューバの古都)
- バラデロ(カリビアン・ビーチが美しい、キューバのリゾート地)
…など、候補はいろいろ。
わたしの一押しは、ハバナの西にある「ビニャーレス(Viñales)」です。
ハバナからは、「VIAZUL(ビアスール)」という国営バス(タクシーでもOK)に乗って片道3〜4時間ほど。ハバナの喧騒とは打って変わって、赤土の渓谷が広がる、ほのぼのとした田舎町を楽しめます。
乗馬をしながら、タバコ畑を散策したり、葉巻工房を見学したり、お椀型の不思議な岩山を眺めたり、渓谷の滝を見たり、美味しいピニャコラーダを飲んだり…
とにかく、のんび〜り過ごすことができます。
ここで飲むピニャ・コラーダは世界一美味しいです…!
カンクンからハバナ(キューバ)に行く前に…
カンクンからハバナ(キューバ)に行く前に、準備しておくべきこと・確認しておきたいことをまとめました。
出発前に用意しておくべきこと
さて、カンクンからハバナに行くなら、以下の順番で用意していきましょう。
- 「往復航空券」をとる
(片道航空券だと、キューバに入国できない場合がある) - プランを決める
(街を移動する場合、VIAZULのバスをWeb予約) - 泊まる宿をWeb予約
(宿泊先が決まっていないと、入国審査に時間がかかる場合がある) - 旅行保険の証明(コピー)を用意
- メキシコの出入国カードを確認
…これでOK!
プラン決めと、バスの予約について
キューバ国内の移動には「VIAZULのバス」か「タクシー」どちらかしか選択肢がないので、できれば安い「VIAZULのバス」を確保したいところ。(公共交通手段のバスは、国営のViazul社のみです)
年末年始など混み合う時期だと、予約でいっぱいで当日購入はできないこともあるので、できるだけ事前に予約しておきましょう。
VIAZULのバスは、Webから簡単に予約できました。(紙にプリントアウトが必要)
ホテル・宿の予約について
ホテルは、できるだけ事前予約が◎。
昔は「現地で探す」のが普通でしたが、最近はWeb予約が可能になったことでスムーズに宿を確保できるようになりました。
- Booking.com
- AirBnB
このあたりの予約サイトを利用すると、簡単に予約できます。
2015年までは「予約ナシ」でも余裕で見つけられたのですが…。
最近、キューバは観光フィーバーのようで、2016年の年末に行った時は、どこの街でも宿を探すのにめちゃくちゃ苦労しました…。(10件以上巡って空室が見つからなかった時の絶望感、忘れがたいです…😢)
これからキューバに行く人は絶対、どこの街でも宿を事前予約しておいた方がいいですよ〜!!!
入国時に記入する「ツーリストカード」に、キューバでの滞在先(住所)を書く必要があるので、宿の名前と住所も控えておきましょう!
海外保険の証明について
キューバ入国の際には、海外旅行保険(米国系保険会社は不可)への加入が義務付けられています。
一応「英文の契約証明書」を持参しなくてはならないそうですが、わたしは毎回、クレカ付帯保険の「日本語ページのコピー」で間に合わせてます…。
(チェックされたことのある人はほとんどいない・わたしも何度も行って1度もチェックされてないです。「とりあえずちゃんと海外保険に入っていればOK」です。)
「メキシコの出入国カード」について
これは、メキシコに入国した時に渡される「小さな紙」のことです。(メキシコに入国した人はみんな持っているはず。)
メキシコを「出国」する際に、必ず必要になります。
(なので、「預け荷物をカンクンに置いて行く」という人は、これも置いて行ってしまわないように注意!)
なくしてしまった・忘れてしまった人は、空港でも購入できますが、再手続には「558ペソ(約3,500円)」もかかります。
とにかく、キューバに行く際、メキシコの出入国カードも絶対に忘れないように。
キューバに観光ビザは必要なし。ただし、ツーリストカードは全員必ず必要。
観光目的で30日以内の滞在の日本国民の場合、ビザは必要ないのですが、「ツーリストカード」が必要です。
ツーリストカードは、
- 航空会社が用意してくれる(アメリカ・カナダ便のみ)
- 空港の航空会社カウンターで自分で購入する
- オンライン申請
このどれか。
カンクンの空港の出発ロビーの中に、ツーリストカードを発行している航空会社のカウンターがあり、そこで購入できます。(ドル払い、ペソ払いで選べます)
値段 | 300〜360ペソ(もしくは、20USドル) ペソ払いの方がお得です。 |
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場所 | 出発ロビーの、チェックインカウンター前 |
ちなみに、わたしの時は、なぜか別の航空会社を利用する時もツーリストカードだけは「アエロメヒコ航空」のカウンターで購入してました。
できれば、きちんとしたカウンターで購入するように。(適当な職員から買うと、値段が割高になっていることがあるようです。)
日本でできる「オンライン申請」の方法については、また別記事で紹介します。(かなり割高&郵送が必要になり、面倒なので、カンクンの空港で買う方がおすすめ。)
まとめ
空港でツーリストカードをゲットしたら、あとはハバナ(キューバ)行きのフライトに乗り込むだけ!!
フライトの中で、キューバの税関書類を配られる(無料)ので、それを記入してツーリストカードと一緒に税関で提出しましょう。
ただし、いつから厳しくなる(ちゃんとチェックされるようになる)のかはわからないので、「必要」とされているものは一応ちゃんと準備しておきましょう!
【チェックリスト】
- メキシコの出入国カード(メキシコ出国時、絶対必要)
- ツーリストカード(キューバ入国時、絶対必要)
- 往復航空券(キューバ入国時、必要)
- 海外保険の証明書コピー(キューバ入国時にあった方がいい。とりあえず海外保険加入は絶対。)
- 現地の宿の予約(住所の控えも)(キューバ入国時にあった方がいい)
以上、カンクンからキューバ(ハバナ)への行き方についてでした。
キューバ空港に到着したら、
- キューバのお金(CUC)を入手
- キューバ市内まで移動
など、していきます。
これについても、別記事でしっかり書いていこうと思います!!