メキシコから行ける国

メキシコシティからキューバ・ハバナへの行き方。【日帰りも可能】

メキシコの首都「メキシコシティ」と、キューバの首都「ハバナ」は、飛行機でとても簡単にアクセスできます。

かなり急ぎ足ではありますが、頑張れば「日帰り旅行」も可能です。

メキシコに旅行に行くから、ついでにキューバにも行ってみたい」という人は多いので、今回は「メキシコシティ↔︎ハバナ」の移動方法を詳しく紹介します!

この記事で紹介するのは、「メキシコシティからハバナ」の行き方です。

「カンクンからハバナ」の移動方法は、別記事で紹介しているのでそちらを参考にどうぞ。
カンクンからキューバ・ハバナへの行き方。

メキシコシティからキューバの首都ハバナへのアクセス方法(直行便フライト)

メキシコシティからキューバのハバナまでの移動方法は、飛行機を使うのが一般的です。

メキシコシティからキューバに飛ぶ、航空会社一覧

飛行機の羽根

メキシコシティ↔︎ハバナ間を運行している航空会社は、以下の2つ。

  1. アエロメヒコ
  2. クバーナ航空

 

フライトの所要時間・値段

メキシコシティからハバナ(キューバ)へのフライトの情報は、以下の通り。

所要時間 2時間40分〜3時間
フライトの値段 ・片道:15,000〜23,000円
・往復:23,000〜40,000円
往復で買ったほうが、お得です!
直行便の本数 ・メキシコシティ→ハバナ:4〜5本
・ハバナ→メキシコシティ:4〜6本
予約方法 各航空会社の公式サイトから

 

フライトのタイムスケジュール(2020)

メキシコシティからハバナ(キューバ)

出発時間 フライト会社 運行日
7:30 インテルジェット 毎日
10:20 アエロメヒコ 毎日
13:15 インテルジェット 毎日
16:30 インテルジェット 木、土、火のみ
18:45 アエロメヒコ 毎日

※2020年3月時点の情報です。

ハバナ(キューバ)からメキシコシティ

出発時間 フライト会社 運行日
0:20・1:25 インテルジェット 週1〜2
6:01 アエロメヒコ 毎日
13:30 アエロメヒコ 毎日
16:05 インテルジェット 毎日
19:15 インテルジェット 毎日
20:05 アエロメヒコ 週4
22:25 インテルジェット 週2〜3

※2020年3月時点の情報です。

 

メキシコシティからハバナの、フライトの予約方法+ポイント

メキシコシティからハバナ1

メキシコシティからハバナまでのフライトは、「Skyscanner(スカイスキャナー)」で調べてみれば、希望日程で一番安いフライトが見つかると思います。

メキシコ↔︎キューバ間のフライトで、荷物を預ける際の注意点

そして、もう一つの注意点としては…

預け荷物がある場合、早めに空港に行くこと!!

なぜなら、空港では

  • ツーリストカードを買わないといけないから(少し並ぶ可能性あり)
  • 荷物を預ける場合、並ぶから

この2つのミッションがあるからです。

ハバナに行くフライトには、一部キューバ人も混ざっているのですが、彼らは(キューバの慢性的な物資不足のため)大量の預け荷物を持ってきています。

なので、チェックインに異常に時間がかかるんです。キューバ入国に絶対必要な「ツーリストカード」を買うのにも少し並ぶ可能性があるため、なるべく早めに空港に到着しておきたいところです。

フライトで座席は選ぶべき?

誰かと一緒に旅行するのであれば、座席指定しておいたほうがいいです。

わたしが母とInterjetという今は亡きメキシコLCCを使った時には、「チェックインが一緒のタイミングなんだから、きっと近い席になるよ。」と座席指定せずに乗ったら、問答無用でめちゃ遠い席になりました😂(むしろ、「次回確実に座席指定してもらえるように」、わざと席を離されるっぽいです)

また、景色がいいのは左側の席です。

途中に通る、カンクンのカリブ海、キューバ西部に広がるビニャーレス地方の田園エリアや岩山など、天気がいい日にはいろいろ見えて面白いです♪

メキシコシティから日帰りでハバナ(キューバ)に行くことは可能?

キューバのハバナ旧市街の中心地「ビエハ広場」1

はい、可能です!!

かなり急ぎ足になってしまいますが…「あまり日程に余裕がない」という人は、ハバナに日帰りで行くのもアリです。

日帰りで行く場合のプラン

日帰りの場合、なるべく朝早いフライトに乗って、夜遅いフライトで帰ってくるのがいいです。

こんな感じ。↓

  • メキシコシティ7:30発のインテルジェットのフライトでハバナへ→12:20着
  • 昼から夕方までハバナ観光
  • ハバナを夜発(日によって違う)のフライトでメキシコシティへ

フライト選びのポイントは、「ハバナをなるべく遅く出るフライトを選ぶこと」です。(ハバナでの滞在時間を十分確保するため)

例えば、「ハバナを22:25発」のフライトであれば、20時ごろにハバナ空港にいればOKなので、ハバナの滞在時間を十分取れます。

昼からハバナの街(歴史地区)をのんびり散策して、適当に食事をして、美味しいコーヒーを楽しんで、夕方にはまた空港に戻るって感じですね。

メキシコシティに「夜中到着」になります。

治安的に不安な人は、「メキシコシティの空港ホテル」を取っておくと便利です。↓

空港
メキシコシティ空港ホテル5つ紹介。【早朝便や乗り換えにおすすめ】メキシコシティ国際空港で、 乗り換え(トランジット)をする人 早朝フライトで空港近くのホテルを探している、という人 ...

日帰りで楽しむ、ハバナ観光

日帰りだととにかく「時間があまりない」ので、ハバナの旧市街(歴史地区)をぶらぶらするだけでもヨシとしましょう。

ぶらぶら散策するだけでも、

  • 歴史地区の雰囲気(古い町並みや人々の暮らしぶり)
    キューバのハバナの歴史地区
  • 大量のアメリカン・クラシックカー(+排気ガスと喧騒)
    キューバのハバナの街並み
  • 陽気なキューバの地元の人たち
    キューバのハバナの街並み8

に、出会えて、キューバらしい空気をしっかり感じられると思いますよ〜!

余裕があれば、できれば1泊はしたい

ただし、ハバナ名物の

  • 音楽シーン
  • サルサ(ダンス)シーン

は、夜じゃないとしっかり楽しめません。

なので、可能であれば、「ハバナで最低1泊」することをおすすめします…!

ハバナのジャズカフェ
キューバの首都であるハバナには、世界トップクラスの音楽バンドやグループが集まっているので、ナイトシーンがとても華やかです。

レストランや道端のバーからも、夕方以降はライブミュージックが聞こえてきて、どんどん盛り上がるので、ぜひ夜のハバナも楽しみましょう!

 

ハバナ(キューバ)に行く前に準備すべきこと

メキシコシティからハバナ(キューバ)に行く前に、準備しておくべきこと・事前に確認しておきたいことをまとめました。

出発前に用意しておくべきこと

さて、ハバナ(キューバ)に行くなら、以下の順番で用意していきましょう。

  1. 「往復航空券」をとる
    (片道航空券だと、キューバに入国できない場合がある)
  2. 街を移動する場合、バスを予約する
  3. キューバで泊まる場合、宿をWeb予約
    (宿泊先が決まっていないと、入国審査に時間がかかる場合がある)
  4. 旅行保険の証明(コピー)を用意
  5. メキシコの出入国カードを確認

赤い色の部分は、キューバに行く人全員(日帰り組も!)がやっておくべきことです。

「往復航空券」について

キューバは、片道航空券で入国できません。

必ず「往復航空券」を持って入国しましょう!(税関で確認されます)

バスの予約について

キューバでは、街間の公共交通網は、「VIAZUL(ビアスール)」という国営バス会社(1社)だけです。(バスの予約が取れなかった場合、タクシーで移動することになります。)

キューバに「ある程度の期間、滞在予定」で、「いろんな街を巡りたい!」という人は、プランを決めて、あらかじめバスをWeb予約しておくと確実です!

オフシーズンは直接バスターミナルで当日予約ができる時もありますが、今のキューバは観光ブームで海外から人が押し寄せていて、「3日後までバスが満席」ということもありえます。

わたしが2016年の年末に行った時はそんな感じだったので、バスは事前予約がおすすめです。

宿の予約について

同じ理由で、宿(ホテル・カサ)もハイシーズンはどこも満室になってしまうので、交通手段が確保できたら同時に宿の予約もしておくのがおすすめです。

  • Booking.com
  • AirBnB

このあたりの予約サイトを利用すると、簡単に予約できます。

2015年までは、「予約ナシ」でも余裕で見つけられたのですが…。今は、時期によっては飛び込みは難しいです。

一度、ハバナで10軒以上の宿(カサ)に尋ねても「満室」と断られて、危なく野宿(キューバでは違法😓)になるところでした…。予約しておくのが安全です!

また、キューバ入国時に記入する「ツーリストカード」にも、キューバでの滞在先(住所)を書く必要があります。予約した宿の名前と、住所も控えておきましょう!(日帰りの場合、空欄でもOK。帰りの航空券を見せれば問題なしです。)

海外保険の証明について

キューバ入国の際には、海外旅行保険(米国系保険会社は不可)への加入が義務付けられています

一応「英文の契約証明書」を持参しなくてはならないそうですが、わたしは毎回、クレカ付帯保険の「日本語ページのコピー」で間に合わせてます…。

(チェックされたことのある人はほとんどいない・わたしも3回行って1度もチェックされてないです。「とりあえずちゃんと海外保険に入っていればOK」です。)

「メキシコの出入国カード」について

これは、メキシコに入国した時に渡される「小さな紙」のことです。(メキシコに入国した人はみんな持っているはず。)

メキシコを「出国」する際に、必ず必要になります

なくしてしまった・忘れてしまった人は、メキシコシティ空港でも購入できますが、再手続には「558ペソ(約3,500円)」もかかります。

わたしの友人は、これを無くして出国できず、飛行機に乗り遅れました…事前にちゃんと確認しておきましょう!

キューバに観光ビザは必要なし。ただし、ツーリストカードは全員必ず必要。

観光目的で30日以内の滞在の日本国民の場合、ビザは必要ないのですが、「ツーリストカード」が必要です。

メキシコシティの空港の、各航空会社のカウンターで直接購入することがでできます。なので、空港に着いたらまず、ツーリストカードをゲットしておきましょう

値段 300〜360ペソ(もしくは、20USドル)
ペソ払いの方がお得です。
場所 出発ロビーの、チェックインカウンター周辺

日本でできる「オンライン申請」の方法については、また別記事で紹介します。(かなり割高&郵送が必要になり、面倒なので、現時点ではメキシコシティの空港で直接買う方がおすすめ。)

 

まとめ

キューバのハバナの街並みとクラシックなアメリカンカー

空港でツーリストカードをゲットしたら、あとはハバナ(キューバ)行きのフライトに乗り込むだけ!!

フライトの中で、キューバの税関書類を配られる(無料)ので、それを記入してツーリストカードと一緒に税関で提出しましょう。

いろいろ準備しなければいけないものは多いものの、税関は特に厳しいわけではなく、日本人であれば基本誰でもスムーズに入国できます。

ただし、「必要」とされているものは一応ちゃんと準備しておきましょう!

【チェックリスト】

  1. メキシコの出入国カード(メキシコ出国時、絶対必要)
  2. ツーリストカード(キューバ入国時、絶対必要)
  3. 往復航空券(キューバ入国時、必要)
  4. 海外保険の証明書コピー(キューバ入国時にあった方がいい。とりあえず海外保険加入は絶対。)
  5. 現地の宿の予約(住所の控えも)(キューバ入国時にあった方がいい)

以上、メキシコシティからキューバ(ハバナ)への行き方についてでした。

キューバ空港に到着したら、

  • キューバのお金(CUC)を入手
  • キューバ市内まで移動

など、していきます。

これについても、別記事でしっかり書いていこうと思います!!