メキシコシティの民芸品博物館所蔵の、テナンゴ刺繍の中のある一部分です。
そこに、ブーツをはいて銃を持ち、動物たちを追いかけまわすスペイン人が描かれています。
オトミ族は、白人やスペイン人を「ブーツを履いた人」として描写することが多く、オトミ族のほかの民芸品(切り絵など)の中でも、スペイン人はブーツをはいた人として搭乗します。
また、オトミ族は自分たちのことは変わった肌の色や目の色(黄色やピンク、青など)と、エキセントリックな見た目で表すことが多く、写真に表現されているようなスペイン人とはまったく異なっています。