歴史ある、アツォンパ村の翡翠色の陶器

概要・特徴

一酸化鉛(いっさんかなまり)の釉薬(うわぐすり)によってできる、独特な翡翠色が特徴的な陶器。

大鍋、皿など、台所道具として作られたものが多く、かつてのメキシコの伝統的なスタイルのキッチンにはよく見られた。

材料の土は、San Lorenzo Cacautepec(サン・ロレンソ・カカウテペック)という、アツォンパ村の近くで掘り出されたものを使用している。

歴史

非常に歴史ある陶器で、7~9世紀の間に作り始められた。最初は、初期のバロ・ネグロの様な陶器だったのだが、16世紀にスペイン人によって釉薬の技術が伝わり、現在のスタイルになった。

20世紀には、この陶器はメキシコ中に広まり、アメリカなどの海外でも販売されるなど需要が爆発的に増加した。しかし、この陶器に使用される鉛毒への懸念から、ある時期から一気に市場が縮小し、ほぼ見られなくなった。

1990年代、アツォンパ村の陶器を復活させるための活動が始まった。

それにより、現在は鉛を使用していないタイプの焼きものが、アツォンパ村を代表する陶器として人気を集めている。

写真一覧


(Photo by: AlejandroLinaresGarcia, GFDL <https://en.wikipedia.org/wiki/Green_glazed_pottery_of_Atzompa >)

産地

エリア

村名

Santa María Atzompa(サンタ・マリア・アツォンパ)

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