安いメルカドバッグに注意!品質がいいのは「メキシコ産」です。

最近人気のかごバッグ「メルカドバッグ」。

街を歩くと、様々なショップで見かけるようになりました。そんなメルカドバッグ、やはり「偽物」が多くなってきています。

せっかく買うなら、品質のよい本物のメルカドバッグを。

2018年はメルカドバッグが大人気

2018年、ビニール製のかごバッグ「メルカドバッグ」が大人気です。

街を歩けば、たくさんのファッションショップに様々なデザインのメルカドバッグが並び、その人気具合を窺い知ることができます。

編み方によって様々なデザインがあるので、他の人とかぶりにくいのもポイント。

このウェブサイトのメルカドバッグの記事も多くの人に読まれている模様。

そんなメルカドバッグを欲しい人もたくさんいると思うのですが、買う時に気を付けてほしいことがあります。

安物に注意

それが、「安物に注意」ということ。

日本でメルカドバッグの人気が高まるにつれて、取り扱いのあるお店が増え、今までよりもずっと安くメルカドバッグを購入できるようになりました。なかには、本当にびっくりするくらい安いメルカドバッグも。

しかし、そのメルカドバッグを近くでよーく見ると、実はそんなに品質が高くないことがあります…。

品質の良いもの・悪いものの見分け方

メルカドバッグを選ぶときに注目したいのは、以下の2点です。

1.生産国を見る

まずは、生産国をチェックしましょう。本物のメルカドバッグは全てメキシコ産です。(特にオアハカ(Oaxaca)州産が多いのですが、最近は他の州で作られることもあるようです。)

もともと、メキシコの古代アメリカ文明(サポテコ、マヤなど)のころからヤシの葉や繊維で作られていたかご編みの技術を、現代風にビニール紐で編み始めたのがメルカドバッグの始まりです。

メルカドバッグを作るのは、かご編みの達人たち。メキシコで作られるルカドバッグは一つ一つが100%手編み&手作りで、家族代々かご編み一筋でやってきている筋金入りのか作り職人もいますし、こちらの記事でも話しているように、オアハカの女性囚人が携わっているものもあります。かご作りを教えて、社会復帰後に手に職を持てるように、という援助の一環なのです。

つまり、メルカドバッグは、実は一つ一つが「かご網職人の暮らし」や「女性囚人の社会復帰」を援助することにも繋がっているのです。

中国産よりメキシコ産

しかし最近、日本で売られているメルカドバッグの中には中国産のものが多いんです。

Made in China(もしくはさらに人件費の安い国)はファッションブランドにおいては「あたりまえ」になっていますが、最近は世界的に「伝統民芸品のデザインの盗用」が問題になっています。

というのも、利益重視であまり倫理観のないファッションブランドは「メキシコのデザインの服や雑貨をアジアで安く作って、まるでメキシコのもののように自国の消費者に売る」ということを当たり前にやるからです。(メキシコに限らず、様々な国バージョンがありますが…)

伝統デザインや手仕事の技術はコピーライトや特許を取ることができないので、どうしようもなく、伝統工芸品の作り手たちは法律の狭間で「泣き寝入り」するしかないのです。(また、メルカドバッグは「伝統」と呼ぶには歴史が浅すぎるし、正直少し練習すればだれでも作れてしまうものなので、よりコピーされるリスクが高いです。きっとそのうち、メキシコ産ではなくて安い中国産のメルカドバッグだらけになるんだろうな、と思います…。)

中国産のビニールかごはとてもよくできていて、メキシコ産のものと一見見分けがつきません。しかし、よ~く見てみると、持ち手の部分の編みこみの丁寧さや、編み方、デザインの複雑さにおいて、圧倒的にメキシコ産のメルカドバッグの方が美しく仕上がっていることがわかります。

なので、「倫理的にできるだけ良い買い物をしたい」人や、「品質の高いものを買いたい」人は、せっかく買うならオリジナルで品質もいい「メキシコ産のメルカドバッグ」を買いましょう!

品質のいいメルカドバッグは最強

品質の良いメルカドバッグは、何年使っても全然へこたれないほど丈夫です!

その証拠に、メルカドバッグ普及率がものすごく高いオアハカ市の近くに住むお母さんたちは、市場で買い物をする時、重~い野菜をしこたま買い込みメルカドバッグを酷使していますが、聞いてみたところ「全然壊れない」んだそうです。

↑市場でメルカドバッグを使っているお母さんたち。

というか、あまりにも一気に大量の買い物(しかも重い)をするので、メルカドバッグくらい丈夫じゃないとカバンが持たないそうです…。だからみんな市場ではメルカドバッグなのか…。

スイカやカボチャを大量にいれて、変形してしまっているメルカドバッグも見たことあります。(笑)それでもちゃんと元に戻るので、柔軟性・丈夫さともに、品質のいいメルカドバッグは最強です!

デザイン

余談ですが、今のところ中国では一番人気の「ひし形デザイン」が作られていません。(わたしが把握している限り。)

↑メキシコ産のひし形デザインのもの。

なので、ひし形デザインはほぼ確実にメキシコ産です。逆に「無地」のものは中国産が多いみたいですね。

2.ビニール紐の幅を見る

メキシコ産であればすべて品質が良いかどうかも、微妙なところ。

複数のメルカドバッグを買ったことのある人は、比べてわかるかもしれませんが、メキシコ産の最も品質の良いものは、ビニール紐の幅が4~5mmなんです。

メルカドバッグの紐は真ん中がくぼんでいて、断面は「B」の形になっています。B全体の幅が4~5mmのものがおすすめ。

一つ下のランクは、5~7mmになり、さらに幅が広がるにつれてかご自体の丈夫さと網目の細かさが粗くなり、品質が下がります。

ただし、なぜか4~5mmのビニール紐のメルカドバッグも、6~7mmのものも、産地のオアハカで買っても値段は変わりません。メキシコ人はそこまで細かいことは気にしないらしい…。(笑)でも、比べればその差は明らかです。

ここで重要なのは、「現地での仕入れ値が変わらないと、日本でも同じ値段で販売される」ということ。そう、4~5mmのものも6~7mmのものも同じ値段なのです。だからこそ、買う時にはよくチェックしてみてください。(「デザイン的に太い方が好き」という人はもちろんそれでも良いのですが…。)

おすすめのメルカドバッグ

これらのトリビア的メルカドバッグの目利きを踏まえて、

  • メキシコ産
  • ビニール紐が4~5㎜幅

この両方の条件にちゃんと当てはまっている楽天のオンラインショップを3つ紹介します。

  • ROSE BUDのメルカドバッグ
    シンプルなストライプ柄が上品。他のお店だとSやXSが多い中、便利なMサイズがとても安く手に入ります。
  • OJO DE MEXのメルカドバッグ
    大人っぽい色合いのメルカドバッグが揃っています。チャームもついているようです。
  • Libera(リベラ)のメルカドバッグ
    「メルカドバッグといえばココ」というほど有名なリベラ。産地のオアハカから仕入れていて、一番人気のひし形模様や無地のメルカドバッグがそろっています!

この3つのお店では、「メキシコ産の品質のいいメルカドバッグ」が販売されています。

特に「リベラ」は、わたしがオアハカでよく個人で買い物しているメルカドバッグ屋のおじさんのところで仕入れているらしく(おじさんがゆってた。笑)、そのおじさんのところでまだ仕入れているのであれば、品質は保証します!

 

以上、「メルカドバッグの見分け方」についてでした。

この記事を読んだみなさんが、良い品質のメルカドバッグを手に入れられますように!!