ツウなメキシコ雑貨!ラ・ウニオン村のカラフルな木彫り動物たち

ラ・ウニオンのアレブリヘの概要・特徴

オアハカ市の郊外に、Google Mapにも載っていない小さな村「ラ・ウニオン」があります。

この村では、「サンティアゴ家」の一族によって木彫りの動物、通称「アレブリヘ」が作られています。

そのファミリーの作るアレブリヘは、ほかの有名なアレブリヘの村(ティルカヘテ村、アラソラ村)とはまた違った味があり、ツウなメキシコ雑貨ファンに大人気です。

ラ・ウニオンのアレブリヘの素材

他の地域で作られる木彫りアレブリヘは、基本的に「コパル」と呼ばれる木が使われますが、ここラ・ウニオン村では、コパルの代わりに「ジャカランダ」という木の木材が使われています。

ジャカランダは、中南米原産の木です。

春になるとメキシコの街を紫色に染め上げます。

ジャカランダの木材の特徴は、木目の美しさと、強度の高い丈夫な材質です。

とても硬いので手作業での加工はコパルよりも難しく、油分を多く含んでいるので「接着剤が付き辛い」という難点もあるのですが、丈夫で腐蝕や虫にも強いことから、サンティアゴ家はジャカランダを使用しています。

しかし20年以上前からワシントン条約で伐採が禁止され、現在は手に入りにくい木材でもあります。

サンティアゴ家のアレブリヘの特徴

サンティアゴ家のアレブリヘの魅力は、その「素朴さ」と「木材感」です。

白いジャカランダの木材を使う時は、白い部分は何も塗らず木の色をそのまま残すなど、ほとんどのメンバーが、木材感を残した素朴な彫りをします。

ティルカヘテやアラソラなどのアレブリヘで有名な他の村では、ほとんどの職人が、木を彫ってからヤスリをかけてなめらかにし、一度ベタ塗りしてから色付けをします。

サンティアゴ家のものと比べると、仕上がり具合も技術もより洗練されているのですが、サンティアゴ家の作る昔ながらの味のあるアレブリヘにハマる人もたくさんいるようで、人気があります。

ラ・ウニオンのアレブリヘの写真一覧


メキシコ人の大好きな聖母・グアダルーペの木彫り。とてもカラフルに色付けされたものです。


眠っている犬の木彫り。犬は、立っているもの、片足をあげているものなどバラエティー豊かでした。
色付けがされていないので、ジャカランダの美しい木目が見えます。


マリンバを演奏する動物たち。
擬人化した動物のアレブリヘは、とても人気があります。

「ラ・ウニオンのアレブリヘ」の産地

La Union Tejalapam(ラ・ウニオン・テハラパン)村

La Union Tejalapam村は、Google Mapでも詳しい場所は出てきません。

地図上で言うと、このあたり。

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ガビノさんのアレブリヘ

サンティアゴ家の中でも、ガビノさんは一風変わったアレブリヘを作ります。

ガビノさんのアレブリヘについては、こちらの記事で紹介しています。
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